みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

火山(1379m)・傘山(1331m)(2020.11.22)

2020-11-30 | 準山行

準山行報告

2020年11月22日(日)   天候 曇り時々晴れ   参加者 16名

CL 中島Mさん

 6:00関出発。今日はマイカー分乗で目的地火山・傘山に向かいました。途中美並のインター入口Pで1台は大きなワンボックスに乗り換え、3台に集約しました。
 天候は予報に反して余り良くない。西ウレ峠を過ぎて直ぐに大きく左折し、林道に入る、ガタガタ道の林道を進み、林道分岐駐車広場に到着しました。
 今回はコンパスを使いながらの地図読み学習が有り、須田先生の指導でまずは正置(地図をコンパスの磁北に合わせる事)から学び、自分達が進む方角を見つけます。
 まず初めは火山(ひやま)を目指しました。林道終点で協議の結果、余り道筋が分からない尾根筋からヤブ漕ぎの急登を実行することになりました。頂上は激藪で皆で声を掛けあいながら三角点捜しをして、やっとの事で三角点を見つけることが出来ました。頂上からの展望は笹が有り、雲が多くて良くない。
 山名板をバックに集合写真を撮り、皆さんからの手作りの差し入れを頂きながら休憩を取り、笹が刈り取られた綺麗な登山道を下山開始、駐車広場に到着する。ここで少し休憩をとり、次の山傘山(からかさやま)に向かう。
 このコースは途中に4つの鉄塔が有った。巡視路なので所々に階段が有るが、落葉に隠れて滑り易かった。傘山には昼食時間の12時頃に到着。頂上では相変わらず展望は駄目、記念写真の撮影をして下山開始する。
 110号鉄塔で昼食。鉄塔直下は風が有るので刈り取られた笹の登山道で昼食を取る。ここでは青空が見えたが遠くまでの展望は駄目、残念でした。
下山後、女性の皆さんに準備して頂いた美味しい喫茶のパーティ、ご馳走様でした。ここで終了、解散となる。

追記
 今回の山行は久し振りの参加でした。個人的には近場の簡単な山行やテニスをやっています。しかし、今回は私にとって少し長時間の山行でしたので心配でしたが、その通りになり、傘山からの最後の急な下山時に急激な脚への痙攣が来ました。これを期にもう少し沢山のクラブ山行に参加しなければと反省、心改める次第です。
                                  (記録担当 佐野さんの報告より)

コースタイム
関6:00==美並IC入口P6:30==道の駅パスカル清見7:20~7:30==西ウレ峠==林道分岐駐車広場 7:50 ~8:00・・・火山 9:20~9:35・・・林道分岐駐車広場10:25~10:30・・・107号鉄塔10:45 ・・・109号鉄塔11:20・・・110号鉄塔11:45・・・傘山 12:00~12:05・・・109号鉄塔12:15 ~12:40・・・林道分岐駐車広場(コーヒータイム) 13:40 ~14:00(解散)14:05==道の駅パスカル清見14:25~14:30==関16:00

 

                                 (写真提供 松尾Kさん) 

                                       (地図提供 中島Mさん)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第14回おれんじの会 多羅城と桔梗塚散策(2020.11.18)

2020-11-30 | 散策

おれんじの会報告

2020年11月18日(水)  天候 晴れ   参加者 14名

CL 古谷さん

 NHK大河ドラマの『麒麟が来る』も新型コロナ感染拡大で収録延期になり遅れていたが、『本能寺の変』と言う終盤も近付いてきた。この大河ドラマの脚本の明智光秀には実像とあまりにも違い過ぎて違和感がある。
 以前の明智光秀の出生地説としては、恵那の明知城、可児の明智城、大垣市上石津多羅城、そして山県市中洞の桔梗塚の4か所であったが、最近の説では瑞浪市、滋賀県多賀町の2か所が加わり6か所となっている。その中の大垣市上石津の多羅城と地元山県市中洞の桔梗塚を巡った。
 新型コロナ対策のため、乗車前に使用するマイクロバス1台の中の取手等をアルコール消毒、乗車時には手のアルコール消毒、マスク着用、窓を少し開けての換気を徹底した。
 午前7時にわかくさプラザPを出発。山県市役所で3名をピックアップして下道で上石津に向かった。午前9時30分上石津郷土資料館に到着。資料館の前には今日のガイドである多羅歴史同好会の4名(三輪さん、川地さん、鈴木さん、三宅さん)の方々がフェースガードを付けて待っておられた。
 上石津町は養老山地と鈴鹿山脈に囲まれた盆地で、町の中央に国道365号が通り、トンネルを抜けると交通の要衝でもある関ケ原に近い場所でもある。また、資料館は展望の良い旧西高木家陣屋跡の小高い丘の上にあり、町の中央を通る国道と揖斐川水系である牧田川を見下ろせた。クラブ山行でこの国道はいつも通るが、町の中に入ることはほとんど無かった。
 まずは上石津資料館の中で上石津の歴史についてガイドさんより説明を受けた。江戸時代には、この地域を治めた高木三家(西高木家・東高木家・北高木家)の三家合わせて4300石の旗本に過ぎないが徳川家との姻戚関係があり、石高以上に重要な国境の警備と木曽三川の治水事業に関わったそうだ
 では、明智光秀の生まれた多羅城とは何処か。この地域には複数の中世城館跡があり特定に至っていないとのことであった。その一つの城ヶ平城に向かった。城ヶ平の地名は昔からあったが城跡との確証がなかった。最近になって城郭研究の第一人者である中井均先生により認定して頂き城ヶ平城と表記するようになった。
 小高い丘の広い林の山城であった。予想以上に大きな山城ではあるが、中世城郭のため石垣は無く、土塁・堀切・横堀、虎口等が見られた。多羅歴史同好会を中心に荒れた林を間伐し、道を整備したとのことであった。私有地のため無理は言えないが、もっと間伐して展望を良くすれば良い山城になると思った。
 観音寺跡・北高木家墓所跡群・観音寺経塚を経由して関ケ原合戦で敵中突破しこの地で落命した島津豊久墓所を訪れ詳しい説明をして頂いた。ガイドさんとはここでお別れした。
 昼食はマイクロバスで多良峡森林公園に移動し紅葉の下で取った。昼食後、13時30分多良峡出発、養老スマートSAより高速を使って山県市中洞の桔梗塚へ向かう。
 桔梗塚も明智光秀生誕地の一つで、光秀のお墓や産湯の井戸跡がある。光秀は生きていた説の場所でもある。山崎の戦いで死んだとされるのは影武者の荒木山城守行信であり、光秀は生きていて、荒木を改め荒深と名乗りこの地で住んだため、この地域には荒深姓が多い。また、近くには義理の弟とされる恩田(明智)孫十郎直経の墓もある。
 桔梗塚を出発し山県市役所で3名を下し16時20にわかくさプラザPに帰った。
 今回はいままでに4回実施した明智光秀散策の総括であり、最近では可児市の明智城よりも上石津町多羅城が生誕地として有力となってきている。また、福井県坂井市にある称念寺門前の寺子屋でも医者もやっていた説もあり、まだまだ新しい資料が出てきそうだ。
 みのハイクに入会する以前から歴史研究会で明智光秀人物像を探ってきていたので、おれんじの会でこの機会を与えて頂いたことに感謝する。参加者の皆様お疲れ様でした。
                              (記録担当 古谷さんの報告より)

追記 第1回から「おれんじの会」を率いて来られた堀越正栄会長が今回で退任され、新しく水野修身さんが選任されました。

 

コースタイム
わかくさプラザP7:00==山県市役所P==一之瀬ポケットパーク(トイレ)==上石津郷土資料館9:30・・・西高木家陣屋跡・・・東高木家土蔵・・・城ヶ平城11:02・・・観音寺跡・・・北高木家墓石跡群・・・観音寺経塚11:33・・==島津豊久の墓所12:16・・・瑠璃光寺==多良峡森林公園(昼食)12:40~13:30==一之瀬ポケットパーク(トイレ)==養老スマートSA13:50(名神高速)==川島PA(東海北陸)(トイレ)==東海環状==関広見IC14:16==桔梗塚14:58  15:25==山県市役所P==わかくさプラザP16:20

 

                                     (写真提供 古谷さん)

 

(大垣市上石津町 多羅城地図)

(山県市中洞地区 桔梗塚地図)

                                   (地図提供 古谷さん)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創造の森(岩登り講習会)(2020.11.15)

2020-11-26 | クラブ山行

クラブ山行報告

2020年11月15日(日)   天候 晴れ   参加者 20名

CL 圓戸さん

 例年の岩登り講習会は、クラブの標準装備の使い方と北アルプスなど標高の高い山になると度々現れる岩場を安全に通過できる技術の習得を目的に行われています。
 関市役所に集合して、創造の森に向かいました。駐車場に到着し、それぞれ必要な装備を身に着け、元気な若手の方々がロープを担いで下さり、講習場所に歩いていきました。
 最初はログハウスの前の広場で、Y講師が基本的なロープワーク(エイトノット、ムンターヒッチ、クローブヒッチ、クレムハイスト等)を説明され、各グループで確認、実施をしました。
 9:45から実際の場で覚えたことが使えるように、第三ゲレンデに向かいました。トップロープで確保してもらいながら登り、下りはロープで安全を図りながらクライムダウンする練習を一人ずつ行いました。
 お昼になったので、まだ練習できない人もありましたがとりあえず、昼食を摂ることになりました。
 12:30から午前の練習が出来なかった人はその場で練習し、その他の人は2ピッチに向かいました。午前の練習中にトラバース用、登攀用、下降用のロープを張ってもらっていたので、午前中に練習していたクレムハイスト、ムンターヒッチを使って懸垂下降をしました。平らな所でセットするのと違って、足場の悪い高所でセットするのは緊張感でなかなかうまくいきません。何度も繰り返し練習することが大事だと思いました。
 会の標準装備の簡易ハーネスで、急な岩場を懸垂下降するとシュリンゲが体に食い込み、その痛さが懸垂下降を難しくしている一因のような気がします。
 15:00荷物をまとめ、下山しました。ログハウスの前に集合して9ミリ4メートルのロープを使ったシットハーネスの作り方を教えて頂きました。講習の間そのシットハーネスを付けていた方々が、簡易ハーネスに比べて安定感があり、痛さも無いと言われ、シットハーネスを推奨したほうが良いのではないかと話し合われました。
 今回の岩登り講習会は、本来なら5月に1回目が行われていて2回目になるはずでした。5月の講習会が中止になっていたので、昨年の5月以来になりロープワークも久しぶりの方もありました。月に一度程度やっていても忘れることもあります。ロープワークなど最近はインターネットでも見ることが出来ますので、ロープやカラビナをリビングにおいて練習すると良いと思います。
                                  (記録担当 中島Mさんの報告より)

コースタイム
関市役所7:30==創造の森8:00・・講習会終了15:30==関市役所16:00

 

                                   (写真提供 須田Kさん)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小津権現山(1157.7m)-花房山(1189.5m)(2020.11.1)

2020-11-03 | クラブ山行

クラブ山行報告

2020年11月1日(日)   天候 晴れ   参加者 35名

Aコース(小津権現山-花房山縦走)16名   Bコース(花房山ピストン)19名

CL 日比野さん

 予定通り関を出発。道の駅織部でCLさんからの挨拶と説明があり、Aチームの運転手以外のメンバーは登山靴に履き替え準備し、藤波登山口に向かいました。藤波登山口に到着後、直ぐにCLさん先頭で健脚の男性運転手が戻るのを待たず、準備が出来た者から出発となりました。896mの能郷白山・加賀白山展望所の先の急登を上り始めた頃に遅れて登り始めた運転手4名が順番に追着いてきました。 
 A2班GLのK氏が追い付いてからは、グループ全員揃った2班先頭に歩き、小津権現山頂へ。小津権現山で集合写真を撮り、行動食を食べた後、1班GLのT氏を先頭に花房山方面に向かいました。小津権現からの最初の急坂は草で覆いかぶさっていて道の段差が全く分からず、設置してあったロープを頼って急降下。みんながロープに捕まっているので、急に引っ張られたりしながらも、ぎゃーぎゃー騒ぎながら楽しく下りました。急坂を下りた先のゆるいアップダウンは何処でも歩けてしまうような踏み跡の不明瞭な箇所が何箇所も有り、先頭を歩くGLさんが地図で方向を確認したり、設置してあるロープを探して歩きました。1,068mピークに着いた頃、事故対策部長のWさんにBチームで滑落事故があったとの連絡があり、救助隊のI部長、Kさん、Mさんの3名がザイルを持って急いで向かい、残された13名で再出発です。
 1096mピークへ到着すると、ヘリが救助に来てくれたことを確認することが出来ました。予定時間よりも遅くなっているので急いで昼食を取り、花房山へ向かいました。
 花房山頂には誰も居ません。花房山で登頂写真を撮り、2人目の事故者にならないよう気を引き締めて下山開始しました。花房山からの登山道は縦走ルートと違い、明瞭な登山道で迷うことは無いですが、根っこがある箇所が何箇所もあり、前日が晴れていて登山道が乾いていたことは救いでした。
 事故が遭ったヤセ尾根の手前を下山中、救助に向かったKさんが登り返して来てくれました。I部長が事故現場で待っていてくれるとのこと。事故状況を聞き、緊張しながら歩いて行くとI部長の姿。岩場では「3点確保で!」と指示をして頂き、その先にはI部長が設置してくれただろう赤いザイル!お陰でとても安心して通過することが出来ました。
 ヤセ尾根を全員通過した後、少しだけ休憩して15名で下山再開。危険なところを通り過ぎてからは、少しだけペースアップ。東杉原登山口に下山すると、Bチームのメンバーも全員待っていてくれました。予定より1時間も下山が遅れてしまい申し訳なく感じましたが、Aチーム全員怪我無く下山出来良かったです。
 全員下山後、Bチーム2班のGLさんから事故報告、事務局のMさんから注意事項、CLさんの挨拶の後、現地車解散となりました。
                     (Aコース小津権現山-花房山縦走 記録担当 松岡Tさんの報告より) 

コースタイム(Aコース 小津権現山-花房山縦走)
関6:30=道の駅織部の里7:15~7:25=藤波登山口8:10~8:15・・・林道出合9:20・・・896m展望所9:40・・・小津権現山10:35~10:50・・・1068mピーク11:15(Bチームから事故連絡)・・・モレ谷分岐12:00・・・1096mピーク昼食12:55~13:20・・・花房山13:55~14:10・・・ヤセ尾根14:50~15:00・・・モミノ木平16:05・・・東杉原登山口16:20

 

                     (Aコース 小津権現山-花房山縦走 写真提供 古谷さん)

 

                              (地図提供 古谷さん)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする