みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳

2013-09-28 | クラブ山行

クラブ報告

平成25年21日(土)~23日(日)   天候 晴れ     参加者 14名


CL 山田Mさん
1日目 21日(土) 晴れ
 出発当日は青空に秋の層雲が少し流れるだけの絶好の登山日和になり、雨の危惧もなさそうな天気予報に期待に胸が膨らむ。
Clさんの挨拶や諸連絡の後、参加者14名は3台の車に分乗し出発する。3連休の初日でもあり気がかりな渋滞も中央道入口で早々に生じたが、思いの外ひどくはなく進む。渋滞懸念の為の予定の伊那ICまでノンストップで走り、仙流荘や広い河原の樹陰でランチを楽しみ、南アルプス林道バスで長衛荘に向かう。
バスの車窓からはウメバチソウ、ブットレア、ダイモンジソウ等の花々が見られ、トウヒやコメツガの樹林帯の風景に大いに癒された。夕食迄に時間があり山荘前の庭で賑やかな歓談で盛り上がり、夕食後には涼しい空気のなか、山荘前の澄んだ池に映る静かな森の風景を散策して楽しんだり、南アルプス周辺案内図で明日からの登山ルート等を語り合ったりし夢が広がった。満点に大きく鮮明に輝く静寂の星空を堪能し、幸せな心持ちのなか眠りに就いた。

(記録担当 西口さんの報告より)


コースタイム
関10:10=伊那IC12:00=仙流荘12:55(昼食)14:00発=長衛荘15:00着


2日目 22日(日) 甲斐駒ヶ岳 晴れ
3時半からいただける味噌汁と昨夜配られた弁当を各々で朝食、ストレッチ後、2グループで出発する。
1時間程して駒ケ岳山頂からご来光、自然と手が合わさる。
樹林帯を双児山へ、小休憩して駒津峰へ、快晴で仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、富士山、遠くには八ヶ岳、北アルプス、槍までも見える。感激の一言です。
巨岩の六方石からは三点確保で進む。計画変更で直登コースにチャレンジ、難所ではリュツクが支えたり、足が上がらずに引張り上げてもらう。やっと山頂に到着でき、やったー! です。
多くの登山者の中、写真撮影、昼食、時間とそれぞれ絶景を楽しむ。
下りは砂礫の道を滑らないように進む。2名が分岐で待ち12名で摩利支天に行く。
駒津峰で休憩後仙水峠に下る。栗沢山への斜面には、岩塊で作られた大小のケルンあり、岩塊の上を歩き仙水小屋へ、立ち入り禁止のロープを横切り原生林の中を進む。
改装された長衛小屋、北沢駒仙小屋でトイレ休憩、テント場はカラフルに彩られ満杯、もうひと頑張りし北沢長衛小屋へ到着。11時間の長時間良く歩けました。 
リラックスストレッチ後、夕食まで一杯楽しみます。20時消灯です。疲れ過ぎで少しの間寝つけなかった。  

  PS   私の忘れ物では皆に迷惑をかけました。ごめんなさい。

(記録担当 原さんの報告より)

 

 

(スライド写真提供 太田さん)


コースタイム
長衛荘5:15・・・双児山7:25・・・駒津峰8:30・・・甲斐駒ケ岳10:30~11:20・・・駒津峰13:55・・・仙水峠14:55・・・仙水小屋・・・北沢長衛小屋16・20・・・長衛荘16:30


3日目 23日(月) 仙丈ヶ岳  晴れ
早起きの皆さんに合わせ予定より40分前の早立ち、長衛荘前のバス停でそれぞれにストレッチを済ませ,ヘッドランプを頼りに出発、冷気ただよう樹林帯の中を、ゆっくり歩を進め、樹間から垣間見る甲斐駒ヶ岳、双児山に興奮しながら高度を上げると大滝ノ頭に到着、馬ノ背への分岐にもなっている。
高度を上げるほどに岩場有り、急登有り、いくら女山と称されていても百名山の名に恥じない山体で気が抜けない。
花の百名山でもあるがこの時期の花は皆無、6合目まで来ると視界がひらけ目の前に小仙丈ヶ岳がまぶしく目に飛び込んでくる、そればかりか360度の絶景!に、ただ息をのむばかり、前にクラブ山行で来た時は雲に覆われ、何も見えず、記憶に残っていないから新鮮でうれしい、真っ赤に色づいたナナカマド、草モミジに案内され小仙丈ヶ岳に、ここまで来ると、仙丈ヶ岳が威厳を放ち、その雄姿を惜しげもなく青空の元にさらし多くの、登山者が吸いこまれて行くように見える。
高山植物の宝庫、仙丈カール、仙丈ケ岳直下の藪沢カールも今は、白い山肌にハイマツの緑とナナカマドの赤が調和のとれた美しさを醸し出し冬の到来を待っているかのようだ。
きつい岩場を乗り越え稜線へ、トラバースを経て最後の登りを頑張り切ると大パノラマ!標高3033m、三つ星山の頂きに立つ事が出来た悦びは筆舌では表せない感動!
先ずは一等三角点にタッチ、グループの皆と喜びの握手後、大きなキャンバスに描いたような立体的山容を心行くまで眺めまわす、正面の甲斐駒ヶ岳,摩利支天の荒らあらしい亀裂まで手に取るように見える、その奥に峰を連ねる北アルプス、オベリスクのお陰ですぐ認識できる鳳凰三山、白峰三山、遠くに塩見岳、富士山、中央アルプスは横一直線にのびた白雲に山頂は覆われ静なただ住まい、これはこれで又、絵になり果てしないキャンバスの一角を飾っている。
興奮冷めやらぬうちに集合写真を撮って頂き、幸福感と笑顔満載の写真が出来上がることでしょう。
静止したような時間の中、長衛荘で用意してもらったお弁当(昨日と同じ)を頂きピストンで下山、早立ちのお陰で一時間ほど早く仙流峠バス停に下山したため、CLさんが予約時間より早くバスを出してもらえるようにお願いして下さり、スムーズに仙流荘(駐車場)に帰り着くことが出来た、お風呂もここで済まし、軽食を取り、CLさんのご挨拶をいただき解散しました、途中中津川で渋滞に遭いましたがそのままノンストップで全車揃って帰関、三日間何事も無く楽しく過ごせました事、CLさん始め役を努めて下さった皆さんのお陰と深く感謝します

(記録担当 東山さんの報告より)

 

 

(スライド写真提供 太田さん)


コースタイム
長衛荘4:50・・・藪沢大滝ノ頭7:08・・・小仙丈ケ岳7:50・・・仙丈ヶ岳9:10~10:00・・・小仙丈ヶ岳11:05・・・藪沢大滝ノ頭12:00・・・長衛荘13:35~13:45=仙流荘14:25(風呂・食事)16:00発=関19:00

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・連絡事項追加

2013-09-19 | クラブ山行
追加事項・・・2日目、3日目の昼食は長衛荘にて手配済みです。 CL 山田より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武奈ヶ岳

2013-09-14 | クラブ山行

CLより中止の連絡がありました。残念ですね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨時例会

2013-09-08 | 掲示板
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする