みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

乗鞍岳(3025.7m)(2021.8.8)

2021-08-14 | クラブ山行

クラブ山行報告

2021年8月8日(日)  天候 晴れのち曇り  参加者 36名

CL 河津さん

Bコース(19名) 感想 雑記
 台風9、10号が日本に上陸する予報の中で、天気が心配でしたが、何とか持ちそうであると決行された。CLさんを悩ませる天気だった。
 マイクロバス2台で、マスク・消毒等コロナ感染対策をして出かけた。
 畳平はバスも少なく、とても涼しく下界の猛暑が嘘の様である。ストレッチの後、A、B、Cコースに分かれて出発。B、Cは畳平から下のお花畑を散策した。今年は花の時期が早いのか終わった花が多い、前回の時はクロユリの花が沢山あったが今年は見ない。チングルマも綿毛になっていた。木道には行かず畳平に戻り、B、Cと別れた。Bコースは、鶴ヶ池を通って、なだらかな道を花々を見ながら肩の小屋に向かう。富士見岳の下の斜面にコマクサの群落があり、皆さん写真をたくさん撮り、ゆっくり歩く。不消ヶ池には残雪があり、コバルトブルーの水が周りの緑に映えて美しい景色であった。
 肩の小屋でトイレ休憩、ここから本格的な登山道になる。今日は山の日の連休中日で、明日から天気が悪くなることもあり多くの登山者が登っていた。大きな岩がある登山道では、登りと下り互いに声を掛け合って登る。登山道の下の方には雪渓があり夏スキーを楽しんでいるのが見えた。乗鞍岳はいろんな楽しみ方ができる山だ。
 山頂は狭いので、祠が見えても渋滞で前に進まない。山頂神社でお参りして、Bコース全員で集合写真を撮り急いで下山。頂上下の広場で昼食、Aコースはすでに済ませて下山するところだった。昼食の時も風が強く寒いくらいなので、上着を着た。
 下山は、滑らないよう注意しながら下り、肩の小屋で大休止する。
 肩の小屋からは、私は初めてのコース、夏スキーで人気のある雪渓を見ながら肩の小屋口まで約40分下る。ここは遅くまで雪が残る場所なので、チングルマの白い花が沢山咲いていた。無事に着いたらCコースの方はもう着いてみえた。Aコースは位ヶ原まで下っていた。14:15全員揃い、肩の小屋口バス停を計画書どおりに出発した。
 今日は不安定な天候で、ガスも出たりしたが、晴れ間もあり乗鞍岳の大展望を望むことが出来た。今回は、体力に合わせた3コースの計画で大勢の方が参加出来て、皆さん大満足でした。CLさんSLさんお疲れ様でした。諸役の皆様有難うございました。

出会った花
コマクサ、ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲ、チングルマ、カラマツソウ、ミヤマキンバイ、ミヤマオトギリソウ、ウメバチソウ、トモエソウ、ゴゼンタチバナ、クルマユリ、シシウド、イワカガミ、イワギキョウ、ウサギギク、ミヤマバイケイソウ、アキノキリンソウ、ミヤマダイコンソウ、キンポウゲ、ホンタデ、ホタルブクロ、イワツメクサ

Bコース コースタイム
関5:00=美濃IC=飛騨清IC=乗鞍スカイライン==畳平8:10~8:30・・お花畑散策8:30~8:50・・肩の小屋9:30・・剣ヶ峰11:00~11:50・・肩の小屋12:40~13:00・・肩の小屋口バス停13:40~14:15==関17:45

                         (Bコース記録担当 長谷川さんの報告より)

 

Aコース(12名) 感想 雑記
 Aコースは肩の小屋口から位ヶ原山荘に下山
 位ヶ原へは、肩の小屋口から小さな沢を下り、石がゴロゴロした沢沿いの狭い登山道を位ヶ原山荘まで約1時間15分下りました。ここまで足をのばす人は少ないのか、私達以外に人の姿は見ませんでした。登山道脇にはまだ綿毛になっていないチングルマが沢山咲いていました。ナナカマドも沢山有り。紅葉の秋に又来たいものですね。この日、下界は猛暑だったのに、涼しく歩けました。

Aコース コースタイム 
畳平8:30・・富士見岳9:05~9:20・・肩の小屋9:40・・剣ヶ峰10:20~11:20・・肩の小屋11:50~12:15・・位ヶ原山荘.13:30~14:00==肩の小屋口バス停14:05~14:15
                         (Aコース記録担当 森さんの報告より)

 

Cコース(5名) 感想 雑記
 お花畑から畳平に戻り、「魔王岳に登る途中にコマクサが咲いている」と伺ったので、登ってみました。登り始めるとすぐに斜面がピンク色に見えるほどのコマクサに出会えまし。あまりの花の多さに5人とも大興奮で、何枚も写真を撮りました。「富士見岳の中腹にもコマクサが沢山咲いている」と教えて頂き、登ることにしました。ゆっくり登っていくとコマクサの群落、イワギキョウなどの高山植物が咲き乱れていました。肩の小屋で昼食を摂り、充分休憩をして肩の小屋口バス停に下山しました。今回の山行は、汗水たらして会いにゆく花たちに申し訳ないほど簡単に会うことができ、大満足の一日になりました。

Cコース コースタイム
畳平散策8:30・・富士見岳・・肩の小屋・・肩の小屋口バス停13:30~ 14:15
                         (Cコース記録担当 中島Mんの報告より)

 

                           (写真提供 前田さん・村瀬さん)

 

 

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