みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

硫黄岳(2760m)(2020.8.30)

2020-09-07 | クラブ山行

クラブ山行報告

2020年8月30日(日)   天候 晴れ   参加者 38名

CL 渡辺Kさん

 最近当地域のコロナ感染者はかなり沈静化の流れの中に有るが、感染予防の手立てとして参加者はマスク着用、手指消毒、三密回避等々の対策を講じて実施する。
 CLの挨拶があり出発するが、早朝での集合時間は少しでも上段の駐車場を確保し、林道歩きの時間短縮を図りたい主旨とのことで、CL、SL等関係者の配慮には本当に感謝あるのみでした。下山後に、お陰で無事登頂でき楽しい山行ができたとの声が多く聴かれました。
 桜平から夏沢鉱泉、オーレン小屋まで豊富な水量の渓谷が眺められ深閑の樹林に広がるビロードのような瑞々しい苔むした風景に癒された。シラビソの樹林帯を抜け白樺の景色楽しめる頃、背後に天狗岳方面の山々が姿を鮮明に現し、しばし歩みを止め、疲れを忘れた。
 やがて森林限界を越えハイマツ地帯に変わると、路は巨大な爆裂火山口沿いの瓦礫帯を辿り出した。ここから山頂まで左に火山壁の溶岩の塊と正面に幾つも林立する大きなケルンを眺めながら最後の稜線登りになった。山頂標識から数百メートル離れた三角点を訪れ、登頂の喜びを分かち合った。道中でブロッケン現象に出会えた幸運な参加者が声を上げていた。
 広いなだらかな山頂で目前に屹立する南八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳方面の山稜を堪能しながら楽しいランチタイムを過ごした。
 頂上で参加者全員の写真撮影をして下山を開始する。結構厳しい岩場下りも有り、段差の大きい狭い登山道が続きオーレン小屋に到着する。小屋前では無料の飲料水設備が設置され、冷水の水分の補給をしたり、汗を拭うことができ、結構ここで快適な休憩時間を過ごした。長い下り坂では清冽な谷川に手を入れたり、涼しげに流れ下る渓流に目を向けながら緑陰の中で歩を進めた。
 全員が無事に下山できたのも一重に諸役の皆様のお蔭であり、長い悪路の運転をして頂いた方々にもお礼を申し上げます。皆様、本当に有難う御座いました。

出会った花
キオン アキノキリンソウ ウメバチソウ コメススキ オンタデ ギンリョウソウ ホタルブクロ トウヤクリンドウ トリカブト キバナオダマキ 等
                                 (記録担当 西口Yさんの報告より)

 コースタイム
関3:00==富加関IC==恵那峡SA3:50~4:00==諏訪湖SA5:10~5:20==諏訪IC5:25桜平6:05~6:35・・・夏沢鉱泉7:30・・・オーレン小屋8:05~8:20・・・夏沢峠(ヒュッテ夏沢)8:50~9:00・・・硫黄岳(昼食)10:00~11:00・・・赤岩の頭11:20・・・オーレン小屋12:00~12:30・・・夏沢鉱泉7:30・・・桜平13:30==諏訪IC==諏訪湖SA==恵那峡SA==富加関IC==関18:00

 

                                   (写真提供 三輪さんより)

 

 

                                   (地図提供 古谷さん)

コメント
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