みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

虎御前山(224m)・小谷山(494.6m)忘年登山・800回記念山行(2022.12.11)

2022-12-26 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年12月11日(日)  天候 曇り時々晴れ  参加者 48名 (普通コース36名、短コース12名)

CL 古谷さん

感想・雑記(普通コース)
 今年の干支の山、忘年登山、みのハイキングクラブ800回記念山行と3つのイベントが重なるCLさん曰く本年度最大の行事山行。でクラブ入会4か月余、クラブの皆さんとまだ馴染まず、クラブへの思いもまだ薄い私になぜか記録をという依頼ですので、失礼があったり、至らぬところはご容赦を。
 小谷山、虎御前山についてはCLさんからクラブニュース等でご説明いただいた通り、歴史があり、戦国時代や城好きには訪問必須の場所ですね。ちなみに小谷城は日本5大山城(岐阜城は違う)であり、また日本百名城の一つ。8月から登山の合間に城巡りを始めた私も今回の山行を楽しみにしていました。
 関を出発しましたが、途中R303号線道中は雨。若干心配になりましたが、 駐車場へ着くと雨も上がり、準備し追手道より登山開始。普通コースは38名の大所帯で5つの班に分かれていました。
 なるほど。小谷山は城跡の遺構を巡っていく歴史ロマンを感じる登山道です。途中桜馬場では、大河ドラマ「江」の撮影写真が掲示されていたり、琵琶湖、竹生島が眺望できます。途中本丸跡や曲輪跡等を巡りカメラで忙しい山登り。新花の百名山の小谷山ですが、今は季節外、興味がある方は再訪問してください。山頂手前の急登を経て大嶽城跡がある頂上に全員到着。広い山頂で昼食を取り、周回コースで下山。落葉の絨毯ですべりやく慎重に下っていく。途中一人近くの歴史資料館まで走り、百名城スタンプをゲット。全員駐車場に戻り大河ドラマ「江」放映記念に作られた巨大な兜の前で集合写真を撮り、虎御前山登山口に向かうためバスに乗り込む。
 ここで浅井長政の三女戦国時代最強?の女性「江」について。ドラマではのだめカンタービレのイメージが強い上野樹里が演じていましたが、少しだけ話を。三番目の夫が6才年下二代将軍徳川秀忠。仲が良かったのか、怖かったのか側室も持てず7人の子を出産。
 1人が三代将軍家光で七代将軍家継まで浅井家の血は繋がる。徳川一五代将軍の中で唯一正室で生母なのは「江」。二人目の夫との子孫は大正天皇の嫁いでおり、今上天皇にも浅井家の血が・・・  まだあるがここらで。

 虎御前山登山口からこれまた織田家オールスターの遺跡を巡り、頂上付近の信長陣跡で記念イベント。800回記念の横断幕あり、歌あり、記念写真あり、ワインを始め飲物あり、渡辺さんの手作りケーキやお菓子あり、ジャンケンありで色々凄いね。見てるだけでごめんなさい。イベント後下山しバスで関へ。予定より早く到着。ハイキングと思ってましたが、中々きつかったですね。

 皆様大変お疲れ様でした。記念山行に参加させていただきありがとうございました。  

(普通コース 記録担当  長瀬さんの報告より)

コ-スタイム(普通コース)
関6:00==道の駅織部の里==小谷城跡ガイド館P8:25~8:45==小谷城跡9:40==清水谷分岐10:25==小谷山山頂10:45~11:30(昼食)==ガイド館P12:20~12:40==虎御前山登山口12:45==虎御前山(織田信長陣跡)13:05~14:00(イベント)==虎御前山下山駐車場14:35~15:00==道の駅織部の里==関17:15

 

(普通コース 写真提供 村瀬さん)

 

 

感想・雑記(短コース)
 道中は雨模様で心配したが現地についてみたら何とか傘なしで行けそうです。
 短コース組は10名の予定でしたが、天候を見て現地で2名増えて12名になりました。普通コース組とは別れ、我々は中腹駐車場までバスで楽々と移動です。
 番所跡から出発です。戦国の世を戦い、破れ、勝ち抜き又、肉親の情を流し流され幾多のドラマを生んだ舞台の跡を辿ります。主役は織田信長、木下藤吉郎、相手は浅井長政、久政、お市の方などです。お市の方の子の三姉妹も波乱万丈の生涯を生きました。茶々、初、江の3人で、それぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠の妻になりました。そんな事を思い思いしながら落ち葉の道を歩きだしました。厳しく詮議をされたであろう番屋跡からお茶屋跡、御馬屋敷跡、馬洗池と往時が偲ばれます。
 しばらくして何とも物騒な名前の石がありました。首据石と書いてありましたが上部が平らになっています。裏切り者の部下を殺害し首をさらした所らしいです。当時は首の持ち運びは普通だったのですね。次は何とも広い場所に出ました。大広間跡です。千畳敷とも言うそうです、がかなりの広さです。東側の石垣跡も見ていきます。少し崩れて歩きにくい階段を登ると本丸跡です。一番奥から降りようと行ってみましたが急峻に切り立ってとても降りられません。大堀切跡でした。納得です。ここで時間となり駐車場まで戻りました。道路越にこれから登る虎御前山が見えています。その先には琵琶湖に浮かぶ竹生島も見えます。
 駐車場まで戻り虎御前山登山口まではバスで移動です。いきなりの急登で息が切れます。ロープに助けられて何とか登り切りました。古墳群を見ながら今日のセレモニーの会場である織田信長陣地跡まで向かいます。ここで普通コースの方々を待ちます。ほんの一時でメンバー方々が到着です。皆涼しい顔をしています。

 800回会山行の記念セレモニーを祝しうれしい限りです。 今回は縦走なので、短い道を戻ります。

(短コース 記録担当 鷲見Mさんより)

 

(短コース 写真提供 古谷さん)

 

 

(地図提供 古谷さん)

 

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石津御嶽(629.1m)・多度山(402.8m)(2022.12.4)

2022-12-24 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年12月4日(日)  天候 曇り時々晴れ  参加者 34名(縦走コース25名 周回コース9名)

CL 上松さん

感想・雑記 (縦走コース)
 石津御嶽登山口~石津御嶽(行程 1時間20分):準備体操後、25名が4班に分かれ登頂開始。急登の後、つづら折れの登山道になる。階段状の登山道が続くが幅が広くとってあり、歩きやすい。ところどころに展望が開け、三川や遠く名古屋を眺めることができた。山頂三角点の近くに社務所風の建物があったがあれが石津神社か?明確な山頂標識がわからず、知らぬ間に山頂を通り過ぎていた。
 石津御嶽~多度山(行程 2時間10分):想像したよりアップダウンのある稜線歩きだったが美濃松山ぐらいまでは展望が開けたところやパラグライダー発射台があって楽しい。パラグライダー発射台は当然のごとく展望が開け、絶好の写真スポットとなった。トレランのコースになっているのか登山道に白いテープが随所につけてあり、幾人ものランナーとすれ違った。中にはマウンテンバイクの方もいた。11:00展望所にて周回コースの方々と合流。そろって多度山に向かう。分岐が多く、その都度地図をよく確認し行動した。
 多度山~愛宕神社登山口(行程 45分):ほぼ下りの下山ルート。途中から階段状になるが全般にザレ石が多く、慎重に下った。多度大社ではめいめい移動後 めいめいに参拝した。
 予定よりもだいぶ早く下山でき、13:40に多度大社を出発。帰路についた。リーダー及び諸役の方々、そして参加者の方々、お疲れさまでした。                    

(縦走コース 記録担当 村瀬さんの報告より) 

 

コースタイム
6:00関をマイクロバス1台、自家用車3台で出発===6:45岐阜アリーナ駐車場で3名合流===7:35-45道の駅南濃で1名合流。トイレ休憩と登山靴への履き替えを行う===7:55石津御嶽登山口着 周回コース参加者は多度大社P
へ移動

[石津御嶽・多度山縦走コース 行程]
石津御嶽登山口8:05・・・石津御嶽9:20・・・美濃松山10:20・・・多度山11:30~40集合写真・・・山頂公園にて昼食11:45~12:15・・・愛宕神社登山口13:00・・・多度大社13:10~13:30 (現地解散)  

全行程所要行時間8:00~13:30 5時間30分 歩行約4時間15分 休憩 約1時間15分
全行程移動距離:10km 累積標高差 上り770m/下り790m

 

雑記・感想(周回コース)
 三重県桑名市と岐阜県海津市にまたがる多度山 周回グループは乗用車使用
 心配された天気も予報が変わり曇り天気で雨の心配も無くなり青空と有り難い。順調に進み縦走グループの登山口から多度大社まで縦走グループの縦走する山並みを眺めながら車で進んだ。
 多度峡からの登山者は少なく豊かな自然の中をゆっくり歩く。夏には川を堰き止めて天然のプールとなるようなところもあった。最近は人の訪れも少なくなっているせいか周囲の環境もさびれ気味だったがバーベキュースペースは今風になっていて人の楽しみ方の変化がうかがえる。谷の横をしばらく進み、山道らしい黒石尾根コースへ進む。ルート全般歩きやすく整備されていて心地良く、大きく育ったウラジロがコースの両側にびっしりあり「ウラジロ通り」などと名付けて 話も弾む。途中 トレイルランで軽快に走る人や マウンテンバイクの人にも出くわした。
 赤いリボンの目印があり 三角点への入り口らしく中に入って、四等三角点 点名「黒石」標高327.6mを確認しタッチする。
 しばらく行くと瀬音コースと合流し海の見える展望台へ到着 予定通り何と「どんぴしゃり!」 じきに石津御嶽からの縦走グループも到着!流石です。頂上は広く見晴らしも素晴らしい。立派なモニュメントもある。木曽三川、海まで見える。遠くには船も見えた。二等三角点 点名 「柚井村」標高402.8mここで一緒に記念撮影。その後少し下り赤と白のサザンカが見事きれいに咲いているトイレのある広場でランチタイム。このころお日様が雲に隠れて少し寒くなったが何とか天気は持ちこたえてくれた。
 縦走・周回グループ一緒に下山し多度大社に参拝。神馬舎で大切に飼育されている白馬がうんうんとうなずくようによう出迎えてくれ可愛かった。
 バスには人数に制限があり 乗用車も利用しての山行 皆より一足早く下山して車移動してくださる陰での大変なお力に敬服です。綿密な計画と心配りに深く感謝します。ありがとうございました。気持ちのよい一日を過ごすことができました。

(周回コース 足立Mさんの報告より)

コースタイム(周回コース)
関6:00==岐阜アリーナP==道の駅南濃==多度大社P8:15~8:30・・・多度峡登山口・・黒石尾根コース・・黒石三角点9:50・・・瀬音コースとの合流分岐10:00・・海の見える展望地10:45 (Aグループと合流後 記念撮影)山頂11:30・・山頂広場11;40~12:15昼食・・・12:37 5合目・・13:10愛宕山登山口・・多度大社参拝==関16:00

 

 

(縦走コース 写真提供 古谷さん)

 

 

(GPS軌跡提供 古谷さん)

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労山#2雪山歩行技術講習会(大日ヶ岳)中止のお知らせ

2022-12-17 | 掲示板

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銚子ヶ口(1076.8m)(2022.11.27)

2022-12-14 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年11月27日(日)  晴れのち曇り  参加者 31名

CL 松岡さん

感想・雑記
 道の駅に着きトイレをすますと杠葉尾登山口の前で、ドライバーさんたちは、私たちをおろして下さり、駐車場に車を置きに行ってくださる。感謝である。その間私たちは、準備体操を済ませる。
 今回は、銚子ヶ口までのパーティー6名、西峰までのパーティー13名、私の参加の水舟の池パーティー11名である。杉林の中を進んで行くと1/10から始まる立て札があり、目安となる。途中、杠葉尾尾根の立て札もあり「ゆずりお」と読み仮名がふってある。私は、「こうようび」と読んでいたので、ちょっと恥ずかしい。戻って、漢辞海で調べると、杠は、一字でゆずりはと読み、ユズリハ科の常緑高木なのだそうだ。
 1時間程登ったあたりから広葉樹林となり、途端に明るく開けた感じになる。ササユリ保全地区と看板があり、細いササユリが、ネットに覆われて、守られていた。名前の由来のとおり葉は笹の葉のようだ。私は東北でよく見る姫小百合が大好きなので、花の感じが似ているササユリが、来年の夏、無事にかわいい薄いピンクの花をつけてほしいと願う。
 右側から沢の音がしてはるか下に沢が見える、途中沢を渡り、沢の二股を左に進み、さらに登るとカヤトの尾根となり、東峰の5分程手前の展望のよい場所に出る。私の登ったことのない鈴鹿山脈の尾根が波のように広がり、素晴らしい景色だ。風が強く、少し肌寒い。少し休憩しすぐ東峰に着き、そこから10分で1076,8mの銚子ヶ口頂上に到着。
 写真を撮るが、まだ10:10で、昼食には早いので、西峰と水舟の池に向かうことにする。ここから西峰パーティーの3人が合流し、松岡リーダー了解のもと西峰~水舟の池への道を進む。
 イワカガミが、1輪だけこんな季節に咲いていて、驚いていると、行けども行けども、花こそ咲いていないが、イワカガミの群落がどこまでも続き、もうイワカガミ山と言っても過言ではないくらいである。満開の時にはどんなに素晴らしいだろうか。東峰の所にはアカモノもかわいらしく咲いていた。馬酔木やシャクナゲも多い。
 水舟の池は、名前からどんな素敵な池かなと想像していたら、暗い針葉樹林を下って行った先にあり、曇ってもきていたので、ちょっと沼のような雰囲気である。若い男性に集合写真をお願いするもみんなの注文が多く、申し訳ないような気になっていると、その後すぐにAさんが、優しく丁寧にその男性の写真を撮ってあげていて、そのナイスフォローに感動した。
 なんとなく全員で、お弁当を食べるなら西峰に戻った方がいいねとなり、西峰の手前の風の来ない気持ちの良い場所で昼食となる。
 下山はピストンなので、パーティーの足は速い。前のパーティーが、なめこを取っていて、まだ届かない高いところにあるのだけれど、登るには危険なので、残念ながら下りる。道の駅で休憩しリーダーのご挨拶のあと各車ごとに解散となる。リーダーはじめ各お役の方々お世話になりました。

 🗻前回の賤ケ岳では生まれて初めて、琵琶湖を見ることができ、今回も生まれて初めて鈴鹿山脈を見ることができた。日本で1番最高峰の低い千葉県(408m)から見ると、美濃の山並みのすばらしさは本当に羨ましい。 
 みのハイキングクラブの皆様にはこの1年半、本当に親切にしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました

(記録担当 澤田Jさんの報告より)

コースタイム

◎水舟の池チーム 11名(山頂から+3名 西峰チームから)
関5:00==OKBアリーナ5:40~6:00(トイレ)==道の駅奧永源寺渓流の里(トイレ) 7:20~7:35==杠葉尾登山口(体操) 7:40~7:50出発・・・休憩8:45・・・東峰10:00・・・銚子ヶ口頂上10:10・・・西峰10:40・・・水舟の池10:58~11:05・・・コル(昼食) 11:13~11:55・・・西峰・・・東峰12:23・・・杠葉尾登山口14:13==道の駅奧永源寺渓流の里(休憩)==17:40関

◎西峰チーム 13名(山頂から-4名 池チームへ3名・銚子ヶ口チームへ1名)
杠葉尾登山口7:50・・・東峰9:50~10:10・・・銚子ヶ口山頂(昼食・写真)10:12~11:00・・・西峰11:16~11:35・・・東峰12:05・・・杠葉尾登山口14:25

◎銚子ヶ口チーム 6名(山頂から+1名 西峰チームから)
杠葉尾登山口7:55・・・銚子ヶ口頂上(写真・昼食)11:55~12:40・・・杠葉尾登山口14:30

 

(写真提供 古谷さん、村瀬さん)

 

(GPS軌跡提供 古谷さん)

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