みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

日本コバ

2016-11-21 | クラブ山行

クラブ報告

2016年11月20日(日)       天候 晴れ        参加者 26名    

   

 

 CL 松田さん
 日本コバ山行は数年前計画されたが、春に下見をしたとき山ヒルが登山道に沢山いて中止したことがある。今回は秋に山行日を変えて行った。
山行日、数日前から天気予報を見ていたが雨模様であった。これは中止になるかなとそんな思いで経過を見ていた、天気予報が急に変わり晴れたり曇ったりに変わった。
 当日の朝、暗いうちから関市の集合場所に総勢26名が五台の車に分乗して日本コバ登山口を目指した。滋賀県の永源寺ダム湖あたりまで来ると国道わきのカエデが赤く色付き目お楽しませてくれた。
如来堂登山口に着く、この場所は愛知川の支流でモミジが色付き眺めの良い場所である。駐車場は道路わきの広い所と集会所の裏の広場に10台ほど止めところがあり、登山準備そして準備体操を行い登山開始である。
 
昨夜降った雨で登山道は濡れているがみんな元気よくどんどん進んでゆく、最初の谷川が出てきた水量がちょっと多いみんな慎重に渡ってゆく、なぜか一人ドボンと水の中に落ちる、たいしたことがなく一安心。
次の難所岩場登り、昨夜の雨で岩場は湿っている、ロープを掴んで一人ずつ慎重に登る、時間はかかるが安全第一である。無事全員登り切り休憩を取る。
ここからは地道が続き危険個所はあまりない。途中で枯れ木に他の登山者がとった残りのナメコが木の上のほうに残っていた、長い枯れ枝で叩き落として少し収穫した。収穫したナメコは冷凍しておき新年登山のナメコ汁に使用されるのではないか。
山頂に登頂する他の登山者の方が多く昼食中であった、小学上級生くらいの女の子が首からコンパスをぶら下げ山と高原地図でコンパスを合わせる練習をしていた。ちょっとびっくり話を聞くと、漫画で磁石の使い方を勉強中とのこと、私と二人で少し勉強して別れた。
 
山頂で昼食を済ませて下山予定時間まではまだ少し時間はあるが雨模様、早めに下山を開始することにした。仲間のN.Tさんが作成してくれた大きな立派な幕を広げ記念写真をしてから下山開始した。
途中まで同じ登山道を引き返し政所同分岐で政所集落方面に向かった、この登山道に岩場はないが急な下りと危険な斜面のトラバースがあった、みな無事通過そして政所集落に全員無事下山して登山口まで戻った。天気は曇りで少し小雨がぱらつき良くなかったが、和気あいあい楽しい登山であった。多くの方がいろいろな役を担当された。
ありがとうございました、お疲れ様でした。
                               
 (記録担当 松田さんの報告より)

コースタイム
関 6:00 === 関IC === 八日市IC === 如来堂登山口 8:10~ 8:25 ・・・ 岩屋 10:20 ~ 10:40・・・ 政所道分岐10:55
日本コバ山頂 11:45 ~ 12.15 ・・・ 政所道分岐 12:40 ・・・衣笠山 13:00 ・・・ 政所集落 13:50 ~ 14:00 ・・・ 如来堂登山口14:15 ~ 14:30 === 八日市IC === 関IC === 関17.30

 

       
                                     (写真提供 前田さん)

    
                                                                    
(地図提供 前田さん)

 

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銀杏峯

2016-11-07 | クラブ山行

クラブ報告

2016年11月6日(日)     天候 晴れ      参加者 26名

  

CL 日比野さん
 まだ薄暗い早朝、配車された車に荷物を詰め込み、リーダー挨拶と若い新入会員の挨拶後市役所を出発する。美しい朝焼けの空を眺め天気がいいことに胸を弾ませ、周りの木々の色づきを話題にしているうち九頭竜道の駅にあっという間に到着。朝暗いうちに起きて家を出るのはちょっと苦手だが、動きだしてしまい朝のすがすがしい空気を吸い込むと気持ちよくて得をした気分になる。トイレ休憩後、後続の車を気にして電話連絡等で確認とりながらいこいの森駐車場に向かった。ここでのトイレ休憩時、地元の銀杏峯愛好家の方から、春は花が多くイワウチワやイワカガミの群生にであえること、6月はオオヤマレンゲも咲くという、希少な花なので保護してみえるとか。途中希望の鐘を鳴らし協力金もよろしくと。いこいの森から少し先の小葉谷登山口まで林道を車で進む。全員が揃ってからストレッチで体をほぐし登山開始。この時点で気温11度、風もなくよい天気かと思われた。登山口標高750m、標高差は690,7m。夜雨が降ったようで道路も濡れていたが、登山道は濡れた落ち葉や木の根が張り出していて滑りやすく、いきなりの急登でゆっくり、慎重に進む。しばらく急坂を進み標高850m地点に鉱山跡の石垣という表示があった。珍しい山の名前は、以前この地で銀が採掘されたことから由来するするのか?!「ぎんなんみね」とかいて「げなんぽ」とは難しい読み方ですね。よい天気だったのにどんどんガスが出てきて気付くとあたりは真っ白です。衣服調整しながら、大きなブナの木の目印1100m地点を通過しながらゆっくりゆっくり登り進む。滑りやすくガスで真っ白なので下ばかり見て歩くと赤い小さな実のツルアリドオシがずっと続きそっと励ましてくれた。「おなかがすいたね!」とどこからともなく声が出て仲間からの差し入れを皆で頂き短い休憩をとりまた急坂を進むと「これより急登 要注意 海抜約1200m」 ですって!! 皆一斉に 「じゃあ今までは急じゃなかったの?」 「これからが急登なの!!」と驚いた。でもそう覚悟することでそう変わりないと進めると思った。極楽平はまだかと思いながらガスで真っ白な中を歩いていると、時々ちらりとお日様の光が差し、頂上に着く頃ガスが消え眺望よくならないかと淡い期待を持ちながら歩いた。
 2つの下山グループに出会ったが、風が強く真っ白で何も見えず、寒く頂上で食事はできないと早々に降りていると言われました。標高1380m地点で極楽平、ちょっと一息気持ちよく進んでいると 横の方に笹を切り開いた場所があり「希望の鐘」という→がありましたがちょっと見たところでは見当たらず、あたりはガスで真っ白で風も強く唸りだし誰も希望の鐘を鳴らしに行こうとする人はいませんでした。銀杏峯頂上に11時到着、ガスで眺望はなく風が強く寒い。記念写真だけ撮って、リーダーたちが風の当たらない場所を探してくださり少し周回の方に下ったところでランチタイム、寒くて皆早々に済ませた。今回の周回は車のデポではなく、みのハイクのブッタのごときSさんが単独で登山したコースをピストンして、運転手さん達を迎えに来て、車を名松新道登山口へと回して頂くと言う申し訳ないほどに有り難い計画になっていました。運転手さん達もひと足早く下山開始して皆の待ち時間が無いように配慮頂きました。下山コースは前山を通って 名松新道登山口に向かうと次第にガスが晴れ大野町の町並みが見渡せましたが、高い山の遠望はありません。近くの山の上部は冬枯れの木々で幹が白くきれいな眺めでした。高度が下がるにつれ次第に明るくなり気持ちの良い紅葉のトンネルをカサコソと落ち葉の絨毯踏んで山歩きの楽しさを味わえましたが、濡れた落ち葉が張り出した木の根を覆っていて滑りやすく気が抜けませんでした。幸い怪我をした人はいませんでしたが滑って転んだ人も少なくありませんでした。途中では仁王松が力強く枝を広げていました。どんどん歩いて舗装道路に出たからもう近いかと思ったら→の標識がありすぐに山の中に入りひと歩きしました。私達は2時間かけて下山しましたが、登山口に着くとすでに車が到着、ほとんど同時だったようです。Sさんや運転手さんたちはどんな速度で下山されたのかと聞き驚きました。脚力の差の大きさを改めて感じると同時に深い感謝の気持ちでいっぱいでした。頂上での眺望は得られませんでしたが、銀杏峯の山を友と歩き、仲間の温かい心に触れて豊かな気持ちになります。帰りに泉質のよい日帰り温泉で汗と疲れを落として帰れるのも嬉しい。行きは朝焼け、帰りは茜色の夕焼けを見て帰着、心満たされた一日で心身の充電ができました。皆様に感謝します・・・ありがとうございました。
                             (記録担当 足立Mさんの報告より)

 コースタイム
関6;00==美濃IC==白鳥IC==九頭竜道の駅7;05~7;15==宝慶寺いこいの森駐車場800~8;15==小葉谷登山口8:30~9;10…ブナの木9;45・・・極楽平10;45・・・銀杏峯11;00~11;45・・・天竺坂・・・前山12;30・・・仁王の松13;00・・・名松新道登山口13;50~14;05==九頭竜温泉(平成の湯)14;50~15:40 リーダー挨拶後==白鳥IC==美濃IC==関16;55

 

           
                                                                                                               (写真提供 酒向さん)

           
                                                                            (地図提供 前田さん)

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