クラブ山行報告 2025年3月23日(日)天候:晴れ 参加者 9名 (女性 5名 男性 4名)
CL 清水さん
感想・雑記
岐阜百山「水無山」は、南砺市と飛騨市に跨る山。YAMPには、登山ルートが無くレポートも少ない。トレースがあるか心配。
登山者はいないだろうと思っていたが、登山口付近に着くと車が2台ある。駐車場は無く登山口付近に路駐した。
雪質は硬くアイゼンを装着しスタート。前日登ったとみられるトレースが有り、先頭を交代しながら登る。
登り始めるがすぐに雪質が変わり、足がずぼって歩きにくい。早々にワカンに履き替えるが、ずぼりまくる。体力が削られ、心も折れる。
始めは、杉の樹林帯で枝等が落ち、穴も有り歩きづらい。抜けるとブナ林に変わり、雪が白く木々の隙間から青空が見えて来た。
ピーク1073m・1173m地点では、踏み跡もなく真っ白な銀世界が広がっていた。まだまだ・・・アップ・ダウンを繰り返しながら進む。
スタートから3時間でピーク1278m。少し霞んではいるが御前岳、猿ヶ馬場山等の山々が見える。皆んなの顔がニッコリ!とても気持ちの良い景色の綺麗な場所。
ピーク1459mから水無山の山頂が目の前に現れたが、時間は登頂予定の11:30。急がないと登頂出来ないかも・・・と焦って登る。
山頂直ぐ手前で3m位の雪壁があり、皆が苦戦してよじ登り、やっと登頂!「長かった~ 疲れた~ やった~」 12:05 5時間かかって登頂出来た!!
山頂は、雪庇の上にあり、思ったより広く大絶景!歩いて来た道も見える。
少し先に広場があり展望が良いらしいが、今回は時間が予定より少し遅れている為、行くのを止めた。
山頂からは、金剛堂山・白木峰は確認出来たが、地図上で近くにあるはずの人形山、籾糠山が分からなかった。
写真を撮り、雪と戯れて遊び、昼食を食べる。天気は快晴で風も無く暑いくらいである。下山は、雪が更に緩くなり、ずぼりながら下る。
急斜面では、「ここ滑れるかなぁ?」と童心に帰り、尻滑りをしながら楽しく下山した。
ブナ林は、空が見え明るかったが杉の樹林帯に入ると16時近いせいか薄暗くなる。トレースも見づらく道から外れそうになる。
予定より10分遅れの到着となったが無事下山出来た。
とても大変な長距離の雪山ハイクでしたが、皆さんのおかげで楽しい時間が過ごせたことに感謝します。
(記録 S・Eさん)
コースタイム
関4:30==美濃IC==ひるがのSA==飛騨清見IC==駐車地6:45〜7:10(登山口)・・・1073mピーク9:15・・・・1278mピーク10:50・・・1459mピーク11:35・・・
水無山山頂12:05〜12:45・・・登山口(駐車地)16:10〜16:45==飛騨清見IC==美濃IC==関18:50
(写真担当 M・Tさん)
(地図提供 A・K)
(地図提供 A・K)
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