みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

槍ヶ岳(3,180m)2024年9月6日(金)~8日(日)

2024-09-15 | クラブ山行

 

 

 

 

 

クラブ山行報告

2024年9月6日(金)~8日(日)二泊三日 参加者 14名 (女性 7名 男性 7名)

CL  多賀さん

1日目 9月6日(金) 天候:晴れ                         

感想・雑記

 新穂高登山口は気温18度、清々しい空気の中、全員でストレッチ体操。左俣林道からわさび平までの歩きで今日のウォームアップができた。
ブナ林を過ぎ小池新道から鏡池まで徐々に高度を上げるが、日差しが強くなり体力が奪われる。行き交う登山者が多く道を譲り譲られの連続。
そしてついに鏡池に着き、写真タイムと昼食休憩。木道でつながる鏡平山荘で後半戦へ登山準備。ここから弓折乗越までもう一息!
「槍の穂先が見えるよー!」リーダーの呼びかけにその方向を見るとガスの中に槍の先だけが浮かんで見えた。ほんとに行けるのか?と思うほど遠くに見えた。
稜線に上がると適度なアップダウンを進み、焼岳、乗鞍岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、足元にはウメバチソウやリンドウの花々。
進行方向正面に赤い双六小屋とカラフルなテント場が見えるとハイテンションになり小屋に15:20到着。ビールと夕食を堪能し昨夜からの寝不足と山行疲れで早めに就寝した。
 昨年は台風の影響で中止になったが計画時から1年半の間、参加希望者のため岩場訓練、ロープワーク、トレーニング登山などクラブとして4回以上実施していただいた。
この3日間で41.9km、23.5時間歩いた。垂直に近い梯子の上り下りと鎖場の連続には緊張したが、おかげさまで無事に下山することができた。
そして偶然、「播隆祭」に参加でき、山小屋の若い経営者たちの話を聞くこともできた。
 CLさんの綿密な計画と準備と諸役の皆様のリードで14人全員が登頂し無事に下山することができました。ありがとうございました。
                                    (記録担当 M・Cさんの報告より)
 

コースタイム

関(1号車・2号車)3:45==美濃ⅠC===松ノ木峠PA(3号車合流/トイレ)4:45~4:55==
平湯バスターミナル駐車場着/タクシーに乗換6:25==新穂高登山指導センター出発6:55・・・笠新道登山口7:50・・・
わさび平小屋8:00~8:20・・・小池新道登山口8:40・・・秩父沢出合・・・シシウドが原・・・鏡池11:45~12:40(昼食)・・・
鏡平小屋12:45~13:00・・・弓折乗越14:00~14:10・・・双六小屋15:20(宿泊)

 

2日目 9月7日(土)天候:曇り                   

感想・雑記

 今日は2日目、AM5:30西鎌尾根ルートで目指す槍ヶ岳に向けて、いざ出発!!朝霧が深い中、樅沢岳に向かう途中、双六岳側に少しモルゲンロートが見える。
薄日も差すが、槍ヶ岳の上層部だけは中々姿を現してくれない。硫黄乗越付近になると早い流れのガスの隙間から一瞬だけ頂上は見え隠れする。
千丈沢乗越からは、岩稜、急登が続き息も浅くなり足も重い。やっとの思いで槍ヶ岳山荘に到着。簡易チェストハーネスを装着し、いよいよピークを目指す岩登りになる。
気を許す事なく順調に登る事が出来、全員が12:00ジャストに登頂!!残念ながら雲の中の山頂。
 素早く写真撮影を済ませ、一歩一歩気を引き締めて、無事下山する事が出来ました。全員が達成の歓喜で満ち溢れていました。
昼食を済ませ、余裕時間が有る為、11名で大喰岳に登頂し、違った角度からの見え隠れする槍ヶ岳を眺めながら山荘に戻り、夕食は一番早くPM4:30からでした。
偶然にPM7:00から「第46回播隆祭」が開催され、飲み物を頂き、食堂にて満席の中、松本市のお寺の御住職様が、
大変ご苦労されて開山された播隆上人のお話をされ、最後に播隆像に拝礼。
引き続き、燕山荘、横尾山荘、槍ヶ岳山荘の若き3オーナー様によるトークショーが有り、大変貴重で有意義な時間を過ごさせて頂きました。終了時にはポストカードまで頂きました。   
この山行は去年からの願いが叶い、全員無事登頂出来、又、私は予てから憧れていた夢の又夢が叶えられた事に、CL様を始めSL様諸々の方々に大、大感謝です。
 大変お疲れ様でした。本当に有り難う御座いました。
                                        (記録担当 M・Sさんの報告より)

コースタイム

双六小屋5:30・・・硫黄乗越6:50・・・千丈沢乗越9:20〜9:40(食事)・・・槍ヶ岳山荘11:00(受付,準備)・・・
槍ヶ岳11:40〜12:00(登頂)・・・槍ヶ岳山荘12:40(下山,昼食)[余時間]  槍ヶ岳山荘13:15(出)・・・大喰岳13:45・・・槍ヶ岳山荘14:30(着)

 

3日目 9月8日(日)   天候:曇り時々晴れ            

感想・雑記(3日目)

 槍ヶ岳山行3日目は帰路である。山荘の外はあいにくの霧。風もある。レインウェアを着てザックにカバーをかけ出発する。
まもなくすると常念岳の北部から朝日がさし、天気はいいようだ。今日は20kmの行程を歩かなくてはならない。
雨に降られないのが何よりもありがたい。槍沢を下って横尾山荘で昼食をとる。
N氏が先頭に立ち足速に皆を先導する。
道は長かったが、予定より1時間も早くバスターミナルに着いた。徳澤園のコーラソフト美味しかった。
槍沢の景色が印象的。また河童橋から見る穂高連峰は圧巻であった。

                                         (記録担当 U・Nさんの報告より)

コースタイム

槍ヶ岳山荘5:30・・・殺生ヒュッテ(朝食)6:00~6:20・・・播隆窟6:42・・・天狗原分岐7:28~7:40・・・槍沢大曲り8:19・・・
ババ平8:45…槍沢ロッヂ9:15・・・横尾山荘(昼食)10:43~11:20・・・徳澤12:07~12:20・・・明神池13:20~13:40・・・
河童橋14:35・・・上高地バスターミナル14:45~14:55==平湯温泉15:18~16:40==関19:10

 

 

(写真担当 M・Mさん)

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

 

コメント
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