みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

猿ヶ馬場(1875m)(2021.3.27)

2021-03-30 | 自主山行

自主山行報告

2021年3月27日(土)   天候 晴れ   参加者 12名

CL 松尾Cさん

感想、雑記 
 青葉30山完登まであと少しになったMさんの為計画された猿ヶ馬場山に、未踏破の8名を含めて12名参加、今日は、雲一つない晴天で絶好な登山日和です。
 駐車場から歩いて、「であい橋」を渡り白川郷の集落を直進して白川八幡神社の横の林道を進み、林道最終手前から山に入る。日本三百名山だが案内板もテープも無い、冬季限定の藪山だから標識はないのか?でも人気の山なので踏み跡だらけである。雪は締まって固く滑るため途中でアイゼンを付けて登る。
 標高差約600m直登して8:00林道に出る。林道を約400m進むと谷コース、尾根コースの分岐があり、分かりやすい尾根コースを登る。ここからも標高差約500m急登、足が攣る人、ゆっくり登る人、少し差が出るため待ちながら広いブナ林ゆっくり登る。積雪は2m位ある。右側に真っ白な雪山が繋がっている、三方岩岳~野谷荘司山~妙法山~白山に続く稜線である。
 10:00~10:20帰雲山 全員元気に登頂。ここから猿ヶ馬場山までは少し下って標高差約400mの登りだが、距離が2km位あり中々着かない。シラビソ平では、シラビソの緑が雪に映えて美しい。途中展望が開け、真白な白山がドーンと見え思わず歓声が上る。強健な登山者も「今年一番の白山」と言ってみえるのが聞こえた。ラッキーです。
 猿ヶ馬場山11:20~12:10 全員元気に登頂。休憩12:50まで
 頂上からは北アルプスの長い稜線が見える、御嶽、乗鞍、穂高、黒部五郎、薬師、立山連山、剣岳・・・白山方面は、別山、白山、笈ヶ岳、大笠山、人形山、籾糠山、金剛銅山・・・名だたる山々繋がっている。青空と雪山、最高の景色に出会えた。大パノラマを満喫しながら頂上でゆっくり過ごす。
 下山は、帰雲山~小屋のある辺りまでは歩きやすく楽しめたが、そこから先は想像以上の急斜面となり、至る所に大きな踏み抜きがあり、雪も緩んで滑り歩きにくく、大変苦労した。全員揃うまで待ちながらの下山で少し時間がかかったが、参加者全員が無事に下山できて、大成功の登山でした。歩行距離約18km 累計標高差1595m
 猿ヶ馬場山、今日も「登れたことに心から感謝する」山行となりました。
                               (記録担当 清水さんの記録より)

コースタイム
中濃総合庁舎西P3:30==美濃IC==荘川IC==白川郷P5:30・・白川八幡神社・・林道登山口6:00・・帰雲山10:00~10:20・・猿ヶ馬場山11:20~12:50・・帰雲山下トラバース13:35・・林道登山口16:20・・駐車場16:50(解散)==中濃総合庁舎西P18:20

 

                           (写真提供 松田Nさん・古谷さん)

 

                        (GPS軌跡提供 多賀さん)

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八尾山(1100.6m)(2021.3.7)

2021-03-16 | クラブ山行

クラブ山行報告

2021年3月7日(日)   天候 晴れ   参加者 33名(体験山行1名含む)

CL 須田Kさん

感想・雑記
 コロナウイルスに感染しないよう緊急事態宣言が出され約2か月の自粛期間が解除になり、待ちに待った岐阜百山の一つ八尾山へのクラブ山行が実施されました。
 前日は冷たい雨が降り心配しましたが須田リーダーや参加者の願いが天に届き好天の山行日和となりました。
 6時に関市役所に集合した参加者は口々に「おはよう!」「元気だった?」「久しぶり!」等と弾んだ声が飛び交っていました。そして、須田リーダーの挨拶のなかで体験山行の末次美鈴(すえなみみすず)さんが紹介され、本日は33名での山行となりました。
 6時5分に8台の車で関市役所を出発。順調に奥美濃路を走り「道の駅和良」と「道の駅美樹の里」にてトイレ休憩をしました。
 8時25分に登山口の柿坂峠に着き駐車場に車を停めた直後、なんと大垣山協グループが、14名、車3台で来られました。本当にタッチの差でした。それでも大垣山恊の車も何とか駐車でき、同じ山仲間として一安心しました。
 8時40分に須田リーダーから挨拶があり、続いて泉谷山行部長指導のストレッチで身体をほぐして「いざ!出発!」木立の中をどんどん登って行くと前方に青空が見え尾根に出ました。そこは114番鉄塔です。遠くには白山連峰の銀嶺がみえました。
 登山道は落ち葉でフカフカの「足にやさしい道」です。大きなブナの木や木肌模様の美しいリョウブの木、でも所々鹿に木肌を食い荒らされた木もありました。馬酔木の木は蕾がほんのり赤みをおび春の来るのを待っていました。もうすぐ咲くであろうタムシバの木は木肌にボツボツがあり、それが特徴だと渡辺明美さんに教えていただきました。
 やっと尾根に着いたと思ったら急に下り坂・・・そして又、登り坂、そんなアップダウンを繰り返し進むにつれ山は白山、乗鞍、御嶽山、とパノラマのように広がっていきます。
 そして奥茂谷のピークを迎えさらに進むと眼前にドーンと御嶽山が聳えているところが今日の「ビューポイント」の展望地です。あんなに激しく噴火をし、たくさんの尊い命を奪った山とは思えない美しい姿でしたが、一筋の煙が立ちのぼり、噴火の面影を残していました。ここは120番鉄塔、多くの人がここにリュックを置いて八尾山の頂上を目指しました。頂上は狭かったが眺望は素晴らしく良い景色に癒されました。
 リュックを置いたところまで戻り御嶽山を眺めながら昼食を摂り一休み!
 来る時、かなり急降下した坂を今度は登りましたが覚悟が出来ていたので何とか登り切りました。そして視点が違うと、いままで気付かなかったものが見えした。それはマンサクの花でした。春一番に咲く花マンサクは空に向かって咲いており私たちの目を楽しませてくれました。順調に、そして計画書通りに進み、14時には柿坂峠に着きリーダーさんの用意して下さったコーヒータイムを満喫しました。今日の体験山行の末次さんからは「楽しかったです」とのお言葉を頂き、(きっと入会して下さるだろうな!)と思いました。
 諸役の皆様、本日はお世話になり、ありがとうございまし
た。
                           (記録担当 小瀬Mさんの報告より)

コースタイム
関6:05==道の駅和良7:10==道の駅美樹の里==柿坂峠8:45・・・ピーク奥茂谷9:35・・・展望地10:35・・・八尾山山頂11:10・・・展望地11:40~12:20(昼食)・・・ピーク奥茂谷13:15・・・柿坂峠14:00==関16:40

 

                               (写真提供 松田Nさん)

 

                          (GPS軌跡提供 多賀さん)

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