みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

日向山(1659.9m)(2022.6.26)

2022-06-29 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年6月26日(日)  天候 曇りのち晴れ  参加者 44名

CL 松尾Cさん

感想・雑記
 小雨の降る中、関4時を目指して車を走らせます。着く頃には雨も止み一安心。梅雨もどこへやら昨日から暑くなり、熱中症が心配です。
 今日の参加者は44名。ほぼ定時刻にバス2台、乗用車1台で出発。バス1号車だけ美濃加茂SAに寄り6名を乗車。全員揃ったところで「事故のないよう特に気をつけてください」と車中でSLからの挨拶がありました。駒ヶ岳SAでトイレ休憩を済ませ、もう少しで小淵沢ICという所で、車窓から鳳凰三山、富士山が見え、山からの展望に期待が高まります。
 登山口である尾白川渓谷駐車場に到着。すでにたくさんの車があります。甲斐駒ヶ岳へ行かれる方たちが多いのかな。駐車場にはきれいなトイレも売店もあり人気の高さがと思ったらキャンプ場がありました。納得です。
 準備体操を終え、A,B,C,D,と4つの班に分かれA班から出発。登り始めてすぐイチヤクソウの可愛い花がお出迎え、とても鮮やかなみどりの草に覆われた沼を少し下に見て、根っこと石の階段が続く登山道を進みます。湿度が高くすぐに汗が吹き出します。登り始めてから40分、1020mあたりで矢立石Pから戻ってくるCLに会いました。最後の1台として無事駐車できたとの事。良かったですね。
 1050m地点で車道に出る。そのまま少し進み、車道をショートカットする形の登山道を10分程で矢立石駐車場に着く。以前の会山行はここから登ったのを思い出す。登山口にはここからが登山ですよと言うように[10/0]の看板がある。さあ頑張るぞ[10/10]目指して。
 登山道は根っこが張り出しているが広くて歩きやすい。すぐに松林に生息するというハルゼミの大合唱。小さな蝉らしいのですが、声が大きいのか、数が多いのか気になるところだが少しうるさい。時折吹く風、やさしいコアジサイに癒され[10/5]へ。このあたりから道が狭くなり笹道が続きます。笹の中にはギンリョウソウが見え隠れ、道には廃タイヤを利用した階段があちこちに設置してありました。[10/9]にある日向山雨量観測所を通り過ぎ頂上三角点へ。うっかり見逃しそうな看板が、でも大丈夫です。A班GLが道案内よろしく立っていて下さいました。ありがとう。無事三角点にタッチ。人気のすべてを雁ヶ原にもっていかれ、どこか寂しそうです。
 いよいよ雁ヶ原です。ずっと眺望ゼロの樹林帯の中だったので、そして、あの感動をもう一度の気持ちで一歩踏み込みました。「あれ、白さが半減している?」とは言え山とは思えない素晴らしい景観が広がっています。花崗岩が露出したザレ場、天空のビーチと呼ばれているようで若い人やファミリーが目立つ。岩は雨風に浸食され色々な形を作り出している。なかなか面白い。正面にはドーンと八ヶ岳の姿が見られます(残念赤岳は雲の中)。後ろには、頂上を隠した甲斐駒ヶ岳の大きな山容が望めました。ザレ場を西へ移動、すると、鳳凰三山、富士山を眺める事が出来ました。眼下の眺望も美しく、北杜市の街並みが広がっています。
 到着した者から各自昼食です。まだ花の残るサラサドウダンの下でゆっくり食事をとる事が出来ました。11時50分集合写真を撮り、もう一度美しい景色を目に焼き付けB班から下山開始です。来た道を戻ります。二人静が道端に、朝には気が付きませんでした。下山はとても早く13時50分駐車場到着です。
 14時35分全員下山。バスの中でCLの挨拶があり、少し顔を打った方がみえたそうです。救護担当はなるべく後ろにいるようにとの反省点をあげられました。GL、体験山行のNさんの挨拶が続き帰宅の途につきました。順調に走行していたバスですが、高速道路工事中のため少しの渋滞とバストラブルが発生。燃料入れ横の扉が閉まらなくなり、走行中に開いてしまうというのです。急きょPAに駐車。バンドエイド、絆創膏で応急処置をして無事関に帰る事が出来ました。
 今回矢立石Pから戻ってくる等大忙しのCLでした。お陰でスムーズにそして無事に山行を終える事が出来ました。ありがとうございました。

(記録担当 河合Jさんの報告より)

コースタイム
関3:58==富加IC==美濃加茂SA4:18~23==駒ヶ岳SA5:48~58==小淵沢IC6:43==道の駅はくしゅう6:58~7:13==尾白川渓谷P7:23~7:43・・・矢立石登山口8:43~8:58・・・1350m地点9:26~9:33・・・三角点10:22~10:31・・・日向山10:33~12:20・・・矢立石登山口13:03~13:18・・・尾白川渓谷P13:50~14:45==駒ヶ岳SA16:05~16:15==美濃加茂SA18:00==富加関IC==関18:25

 

(写真提供 古谷さん)

 

(GPS軌跡提供 古谷さん)

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瓢ヶ岳(関市役所P清掃と登山道整備)(2022.6.12 )

2022-06-16 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年6月12日(日)  天候 晴れ  参加者 55名

CL 須田Kさん

感想・雑記
 最近、天気が不安定で一日のうちでも急変することの多い中、リーダーの心がけが良かったのか、前日の夜中まで降っていた雨が止んでさわやかな風が吹く晴天となりました。
 朝6時集合で関市役所駐車場の清掃を行いました。早い人は5:30頃から集まって見えて6時頃にはほとんど終りました。ゴミ袋6袋の葉っぱや草を集めました。駐車場は、なぜかいつもよりきれいでゴミが少なかったです。
 今回は、昨年の10月に登山道整備を行っているため 笹が伸びてないので草刈機は使わず鎌、ハサミ等で若い笹やススキを刈りながら登りました。私はKさんの新品の高級鎌を借りて頑張って草を刈りました。切れ味最高でおかげで仕事がはかどりました。やはり道具は大事ですね。男性陣はさすが、鎌、ノコギリ、鉈等持ってみえ、毎年登山道整備をしているためか道具が揃っていることに感心しました。
 登山道は緑の葉が茂り日影になって意外と涼しいです。途中に2か所、ちょうど見頃のササユリが咲いていて癒されました。エゴの木やドウダンツツジは花が落ちていて終わっていました。
 B―1班の道標担当は、今年は登山道にトラロープを張るため、トラロープ、杭、掛矢,針金、ペンチ等を持って登りました。沢が終わって植林が始まった少し上の登山道がはっきりしない箇所に貼りました。前に有った古いビニール紐を取り除いて、途中に杭を(杭は現場で木を切って鉈で削って作る)打って針金でロープを固定して、ピーンと張ることが出来ました。トラロープの太さは9mm、上りで100m下りで100m+Kさん持参の物を張り、見違えるように登山道がはっきりしました。
 骨ヶ平からは笹を刈って登りましたが、登山道が広いため笹が伸びたのはあまり気になりませんでした。途中に倒木を2本撤去しました。
 頂上に着くと、A班がまだ到着していなかったので様子を見に行きました。A班はすぐ近くまで来ていましたが、丁寧に笹を刈っていたので時間がかかったそうで皆さんの熱心さに感心しました。全員が頂上に着き、涼しい頂上でゆっくり昼食を食べました。
 残念なことがありました。頂上で休んでいる時、頂上のほぼ真ん中の木の根元に土に埋まっているお弁当のプラスチックケース、ジュースのパック等、多くのゴミを見つけ掘り起こして回収しました。だいぶ古いゴミのようでしたが、こんなマナー違反の登山者がいることが驚きでした。今日はクリーンハイクでもあるため,ゴミを拾いながら登ってきましたがほとんどがビニールテープの古くなったものでしたが・・・
 昼食後、それぞれ来た道を下山しました。整備後の登山道は歩きやすく、整備の成果が感じられました。
 下山後は、先に下山していた接待係が冷たい飲み物とお菓子でもてなしてくれました。飲み物は十分あり、久しぶりに参加された方々と茶話会でゆっくりしました。
 リーダーの挨拶後、解散。一人の怪我もなく無事終了しました。55人の皆さんに参加して頂き「みのハイキングクラブ」の団結のすばらしさを実感しました。皆様、お疲れ様でした。

(記録担当 清水さんの報告より)

コースタイム
関市役所P清掃5:40~6:20==ふくべの森P7:10~7:30

・Aコース ◎作業範囲 (峠登山口⇒奥瓢ヶ岳⇒瓢ヶ岳)
 峠登山口7:50・・奥瓢ヶ岳・・瓢ヶ岳頂上11:00~12:00・・下山13:10

・Bコース ◎作業範囲(ふくべの森登山口⇒骨ヶ平⇒瓢ヶ岳)
ふくべの森登山口7:30・・骨ヶ平・・瓢ヶ岳頂上10:40~11:45・・下山13:20

ふくべの森13:20~14:10==関15:00

 

(写真提供 古谷さん)

 

(GPS軌跡提供 古谷さん)

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創造の森(岩登り講習会)(2022.6.5)

2022-06-09 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年6月5日(日)  天候 晴れのち曇り  参加者 26名

CL 圓戸さん

感想・雑記
 今日は、クラブ推薦の山行時標準装備を使用して、岩場を安全に登下降及び3点支持の連習を創造の森で行います。市役所を7:30出発、創造の森P場に到着。現地集合の方と合流して東屋広場へ移動しました。
 CL挨拶後、講師のY氏指導のもと基本装備の使い方を学びました。
1,ロープの結び方
  ①エイトノット②インラインエイトノット③ラビットイヤー④ボーライン
2,ロープの連結
  ①ダブルフィッシャーマン②シートベント③オーバーハンド
3,カラビナへの連結
  ①グローブヒッチ(マスト)②ムンターヒッチ(半マスト)③ガルダーヒッチ
4,スリングの結び方
  ①クレムハイスト②マッシャー
5、ハーネス
  ①チェストハーネス②シットハーネス

 GLの指導のもとグループ毎に、何度も何度も結び方や連結の方法を練習しました。スリングの結び方では使用するロープの形状に合わせたスリングの選び方の大切さとシュリングの効きを確認する事の大切さを知りました。実地では東屋南の岩場にロープを張り、ロープにクレムハイストで自己確保をして岩場を三点支持で登る練習をしました・・・が、初心者ではこの岩場では危険だとの判断で、三点支持での練習場所を移すことになり、全員がリング下の岩場へ移動、そして、昼食としました。
 昼食後は、グループ毎に雑木林の中で練習。GLの指導のもと、ロープを固定してクレムハイストを使い登る練習、下りはムンターヒッチとクレムハイストを使い下る練習をしました。
 グループでの練習を終えた方から、岩場に張ったロープでの実地です。ハーネスにつないだシュリンゲをロープにクレムハイストで結び三点支持で岩場を登ります。この時クレムハイストの引き上げを忘れないようにします。
 下りは、ムンターヒッチとクレムハイストをロープにセットして懸垂下降で降りる練習をしました。今回の岩場での登下降は、午前中に学習したチェストハーネスとシットハーネスを組み合わせたハーネスを使用して行いました。テープシュリンゲ2本を使い体にセットするこの方法は、安全性が増すのではと思いました。
 15時を回り、練習を終了。CLから挨拶をいただきました。「標準装備のロープやカラビナ、シュリンゲ等を使い安全な登山を心がけてください」との事でした。
 コロナの影響で、山行の中止や例会での学習会が無くなり、暫くロープワークを練習する機会を持つ事ができませんでした。久しぶりの岩場とロープワークでした。

 テープシュリンゲ2本でハーネスを作る方法や、クレムハイストやムンターヒッチは、繰り返し練習をして何時でもすぐに出来るようにしていきたいですね。

(記録担当 泉谷さんの報告より)

 

(写真提供 古谷さん)

 

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銚子ヶ峰・三ノ峰(2022.5.29)

2022-06-04 | クラブ山行

クラブ山行報告

2022年5月29日(日)  天候 晴れ
 参加者  三ノ峰コース 7名  銚子ヶ峰コース 22名  合計 29名


CL 松岡Tさん

感想・雑記(三ノ峰コース)
 集合時間が3時ということで、起きれるかなという心配と歩行時間が約10時間というロングコースに不安な気持ちで参加しました。集合時間前に全員揃い石徹白駐車場へ向け出発。駐車場で可児さん、山内さんと合流し、準備体操後、アイゼン等の持ち物確認後登山開始しました。
 スタートし石段を登りきると巨大な石徹白大杉が目の前に飛び込んできました。生命力をいただき登山道を進み新録のブナ林の中を気持ちよく登っていきます、「おたけり坂」という急登を上がり超えてしばらく行くと神鳩ノ避難小屋に着きました。小屋の外の丸太に腰掛け少し休憩し、銚子ヶ峰へ向けさらに進みます。母御石という伝説の巨岩上へ登り、周りの山々の景色に癒されました、
 そして銚子ヶ峰に到着。眺望がすばらしく別山が目の前に西の方面は、
願教寺山、薙刀山、野伏ヶ岳、東方面は遠くに、乗鞍岳、御嶽山が見え疲れも忘れて見ていました。一ノ峰までは雪渓の中を時々通過してアップダウンに苦しめられながら通過し、二ノ峰へまたまたのアップダウンでへとへとになりながら到着、途中に芦倉山や丸山を見ることが出来ました。
 いよいよ三ノ峰へ、
避難小屋近くに大雪渓がありアイゼンでないと危険ということでアイゼンを装着、しっかり蹴り込んで、ストックを突きながら慎重に登りました。今回何度かアップダウンに苦しめられましたが、この雪渓を登るのが核心部分でした。三ノ峰避難小屋に到着後、アイゼンを外し、ザックをデポして、小屋より少し南にあるピークの三角点(点名 標高点)を探しに笹の中を移動し、三角点にタッチして記念写真を撮りました。福井県最高峰の標識がありました。岐阜県、石川県、福井県の県境地点みたいです。次に三ノ峰山頂へ向かいました。
 山頂ではより近くにゼブラ柄の男前別山を見て楽しむことが出来ましたし、可児さんがマスクメロンを一玉持ってきてくださり食べました。みずみずしく、冷えていてなんて贅沢なんだろうと最高な気分にさせていただきました。避難小屋に下りそこで昼食を取り、雪渓を下るのでアイゼンを装着し下山開始、何しろ滑ったらただじゃすまないと慎重に足を進め、皆さん雪渓を降り切りました。アイゼンを外し登りに来たルートを休憩を挟みながら、石徹白登山口に無事に帰ってきました。
 一日中晴天に恵まれおかげで、
別山をはじめ山々見ることが出来とても思い出に残る山行となりました。当初抱いていた不安は、達成感に変わりました。
 CLさん計画ありがとうございました。また、グループの皆さんが、一緒でしたので、三ノ峰まで行ってこれました感謝いたします。 ありがとうございました。

(三ノ峰コース記録担当 五十川さんの報告より)

出会ったお花 
ツクバネソウ、キランソウ、ムラサキヤシオツツジ、ユキザサ、オオカメノキ、タムシバ、
タチツボスミレ、オオバキスミレ、ミツバオウレン、イワナシ、イワカガミ、ツバメオモト、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、ヒメイチゲ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ハクサンチドリ、エンレイソウ

コースタイム(三ノ峰コース)
関3:00==美濃IC==白鳥IC==道の駅白山文化の里長滝(トイレ)==石徹白駐車場5:00~5:10登山口…神鳩ノ宮避難小屋6:35~6:45…銚子ヶ峰7:35~7:50…一ノ峰8:35~8:45…二ノ峰9:15~9:25…三ノ峰避難小屋10:10~10:20…三ノ峰10:38~11:00…三ノ峰避難小屋11:10~11:45(昼食) …二ノ峰12:15~12:20…一ノ峰12:40~12:50…銚子ヶ峰13:30~13:45…神鳩ノ宮避難小屋14:15~14:23…石徹白登山口15:30(下山) 石徹白駐車場15:30~16:00==道の駅白山文化の里長滝(トイレ)==白鳥IC==美濃IC==関18:00

 

(三ノ峰コース写真提供 古谷さん)

 

感想・雑記(銚子ヶ峰コース ゆっくり組)
 水曜日の段階での時間変更にもかかわらず、全員が定刻前に集合し、4時30分きっかりに出発。結構明るくて、ランプはいらない。天気予報は晴れ。大変暑い日になるとの予報。5時20分に道の駅長滝に到着。初めて山行に参加される森さんが待ってみえた。石徹白登山口到着。ひんやりとしていて、全くの別世界だ。東屋、トイレも整備されていた。
 みんなでラジオ体操をし、35分、標準組より登山開始する。最初から石段。6時50分。石徹白大杉に到着。丁度、朝日が杉の後ろから照らし、神々しい。樹齢1800年。縄文時代かと思ったが、どうも弥生時代であるらしい。コゲラが盛んに鳴いている。ドアがギ~と閉まる鳴き声であった。
 登山道はしっかり整備されていて、迷うような分岐点は一つもない。ミズナラ、ブナ、タムシバ、オオカメノキ等綺麗。ゆっくりコースはリーダーが着実に歩を進めてくれるので安心。1キロずつのタイムがほぼ同じで本当に驚く。たくさんの花や木の名前を教えてもらい、一生懸命覚え、何度も唱えた。途中の急登「おたけり坂」では、たくさんのすみれを見つけ、「すみれ坂」と命名。
 ここから怒涛の俳句、川柳ラッシュとなった。みのハイキングクラブは、この日、美濃俳句クラブとして頭をフル回転させながら登った。たくさんの俳句や川柳も詰めの甘さや、季語重なり、凡庸で容赦なく切り捨てられていったが、笑いが絶えない山行になった。
 急登のおたけり坂を登り切り、平坦な道を進むとまもなく避難小屋に着く。Hさんの歓喜の声がするので、近づいていくとサンカヨウの花が咲いている。こういう可憐な花に会えるのも登山のだいご味である。眺望良好、空を見上げる度に顔がにやける。適度に下から涼しい風が吹き上げてくれて、日差しはきついが爽やかだ。例会でのリーダーの心配が嘘のようだが、気持ちを引き締めて登る。
 笹原を過ぎ、母御岩に到着。岩の上で別山を背景に撮影タイム。ゼブラ模様の別山を眺めながら、「あそこが一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰だよ。」と教えてもらい、今そこを登っているみのハイクのメンバーを思う。雪解け水が流れている場所や雪道を気をつけて歩いて銚子ヶ峰に到着。山頂からの展望は素晴らしい。青空と白と緑の、このコントラストは本当に綺麗だ。山頂に置手紙があって、9:40に標準組が通過したらしい。何度も一ノ峰の方向に「おーい。」と呼んでみた。10時であったが、みんなで食事をし、記念写真を撮った。
 11時には、リーダーさんの指示もあり、下山開始する。下山中は、かなりの登山者とすれ違った。口の悪いおっさんに茶化されたが、結構若い方が登っていることに気づいた。12時に避難小屋に到着。ゆっくり休んで、コシアブラを摘みながら下山する。
 大杉のところで水芭蕉を発見。ここから帰りの石段の数を数えようということになった。トイレに行きたい人もいたので、自分のペースで石段を数えながら下った。この石段数えで疲れも忘れて、気づけば登山口に戻っていた。結果434(Iさん)438(Mさん)420(Kさん)423(Tさん)411(Nさん)番外379、670と石段の数はバラバラだったが、後日調べるとどうも420段が正解のような。すみませんが、私です。
 下山は、標準組と同じになり、最後に東屋で全員揃って挨拶をし、石徹白を後にした。少し時間的に早かったので、帰りは車が多く、車のすれ違いにドライバーさんは神経を使われたと思います。ありがとうございました。
 コースタイムについては、朝早かったことで道路がスムーズで登山開始が30分程度早くなったことや人が少なく涼しいうちに登れた結果、登りは予定時刻より1時間ほど早く到着した。下山は予定通り3時間かかったので、トータルとしては、1時間早まったことになる。朝早く出発したことはよかったのではないかと思った。

(銚子ヶ峰コース ゆっくり組記録担当 粥川さんの報告より)

 教えてもらったもの
 オオカメノキ タムシバ エンレイソウ ツバメオモト サンカヨウ ミヤマキンポウゲ イワナシ ムラサキヤシオ オオバキスミレ イワカガミ ミツバオウレン セリバオウレン ハクサンイチゲ マメザクラ マイヅルソウ ウスズミザクラ ソヨゴ ブナの実 チゴユリ ユキザサ コシアブラ ショウジョウバカマ コバイケイソウ コゲラ ウグイス 春ゼミなど

 

コースタイム(銚子ヶ峰コース ゆっくり組)
関市役所4:30==美濃IC==白鳥IC==道の駅白山文化の里長滝(トイレ)5:20==石徹白駐車場6:
05 準備 ストレッチ体操  登山口6:35・・・神鳩ノ宮避難小屋8:45・・・銚子が峰山頂10:00(集合写真・ランチ) 下山開始11:00・・・神鳩ノ宮避難小屋12:00~12:10・・・駐車場14:06~14:40(車解散) ==白鳥IC==美濃IC==関市役所16:20

コースタイム (銚子ヶ峰コース  標準組)
登山口6:30・・・大杉6:45・・・避難小屋8:15~8:25・・・母御石8:50~9:05・・・銚子ヶ峰山頂9:30~9:40・・・1784m9:55・・・一ノ峰10:35~10:50・・・山頂11:40~12:00・・・避難小屋12:30~12:45・・・大杉14:00・・・登山口14:10

 

(銚子ヶ峰コース写真提供 村瀬さん・松岡さん)

 

 

(三ノ峰コースGPS軌跡提供 古谷さん)

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