みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

岐阜県勤労者山岳連盟 救助隊訓練

2017-06-26 | クラブ山行

クラブ報告

2017年6月25日(日)   参加者  定員40名 みのハイキングクラブ9名

      

CL 泉谷さん
救助隊で救急法を学ぶのは何年ぶりになるのか記憶がないが暫らくやっていないように思う。
山で行える救急法どうすれば、突然の怪我や病気をどのように応急手当や救命処置ができるだろうか?考えさせる一日であった。

渡辺本部長のあいさつに始まり、入野隊長の講師で止血法、三角巾の使い方、搬送を学んだ。
止血法では、直接圧迫止血、間接圧迫止血をいろんな怪我の状況に応じて止める場所を探すのは普段やっていないとなかなかスムーズに行えない。
上記の方法で止血できない場合は心臓に近い処でしっかり締めて30分ごとに少し緩め2分ほど血液を流す方法とかも学びました。

三角巾の使用方法は、前腕、上腕、大腿、肘、膝、腕の吊り方、額、頭の周辺、目の周辺、頭、胸、足首固定法などを行い休憩。

搬送法では、肩をかして歩かせる、抱いて運ぶ、背負って運ぶ、後ろから引いて運ぶ、寝ている人の背負い方、降ろし方、2人組んで前後で運ぶ、左右で運ぶを行って昼前終了しました。

1時間の休憩後、3名の瑞浪消防署の方から心肺蘇生法のお話が1時間、ダミーを使い実際に心肺蘇生法をAEDも使って2人組になって1時間半ほど行い、残りの30分で搬送法を教えていただきました。
いざという時に、一連の手順を頭の中に叩き込んでおかないといけないと思いました。

 1、安全を確認する。
 2、反応
 3、119番通報と協力者への依頼
 4、呼吸の確認
 5、胸部圧迫(1分間に100~120回)
 6、人工呼吸 気道確保、鼻をつまみながら息を吹き込み2回行う、
 7、5と6を繰り返す。そしてAEDがあれば利用する。

今日学んだことは、時が経つと忘れてしまいます。繰り返し定期的に行うことと、絶えず頭の隅に入れておくことが必要と感じました。

最後に全員に瑞浪市消防本部より普通救命講習修了証を頂きました。
                               (記録担当 山中さんの報告より)

 

7:00 関 → 7:40 瑞浪市民体育館 → 8:30 救急法講習 12:00 → 休憩 13:00 → 心肺蘇生法 16:00 → 17:30 ? 関解散

          
                                                                    (写真提供 山中さん)
                     

 

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おれんじの会

2017-06-24 | 散策

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寺地山・北ノ俣岳

2017-06-20 | クラブ山行

クラブ報告

2017年6月17日(土)~18日(日)  天候 曇り      参加者 17名

    

CL 松尾Kさん
第一日目6月17日(土)
 今月7日に梅雨入りの宣言が出されたが、まとまった雨はほとんど降らずカラカラ梅雨が続き、初日も白雲がゆったりと浮かぶ青空で、爽やかな風が流れる気持ちの良い朝を迎えた。

 北ノ俣岳コースは13時出発の前泊・日帰り登山の計画で実施された。CLからの挨拶・説明の後出発する。登山当日の朝食と昼食の買い出しでひるがの高原SAや道の駅「スカイドーム神岡」へ寄り、Hさん紹介の山之村の民宿「猟師の家」へ向かった。民宿「猟師の家」は名前からイメージとして奥深い山村の鄙びた古民家を思い浮かべていたが、実際には新しく瀟洒で清潔な宿でした。到着後は恒例の賑やかで楽しい大歓談会で盛り上がった。
民宿の直ぐ上段に大きな建物があり、時間的にも体力的にも余裕が有り余る面々で散策に出掛けた。自然探索をしながら登ったところ、そこは飛騨市立山の村小・中学校と判明、
周回コースを見つけ山村風景の中ゆったりと談笑しながら宿へ戻った。夕食は地元の多種多様な食材をふんだんに盛り込んだ珍しい内容と量で、期待通りで心行くまで夕餉の一時を満喫できた。明日の予定山行時間約10時間前後の長丁場登山に備え、ワクワク・ドキドキの気持ちを胸に早出に備え休んだ。

 第二日目6月18日(日)
 当日の朝は曇りだが明るく崩れる予報も全く無しで、日差しの強いこの時期には最高の空模様だ。午前4時前後から各自続々と朝食をとり、予定時間より早く宿を出ることができ、参加者の自覚と意気込みが感じられた。
 宿から約11キロの飛越新道登山口にはトイレ有り、登山届けも提出する。最初は少し緩やかな登山道も直に急登になり、コブを幾つか越え出す。清々しい水芭蕉やムラサキヤシオの花が姿を見せ始め気分が高揚した。最近の晴天続きのためか泥んこ道も乾いて歩き易く、嬉しくなり快調に歩が進む。神岡新道分岐を過ぎて次第に高層湿原の道になると、さすがに高所では泥濘が出てきたり残雪があったりした。しかし登山道は両側が夥しい水芭蕉に飾られていたり、開けた草地にも今を盛りと真っ白な花を咲かせて写真撮影で足が止まる。寺地山山頂少し手前左側に3等三角点の表示があり、数人で笹薮の中を探し発見できた。山頂には個人的には初めて見る、山林局の立派な主三角点が鎮座していた。少し下ると今日のメインの山である北ノ俣岳の展望地があり、その余りに圧倒的に威容のある残雪の山容に、少し疲れた身には登高意欲が萎え挫けそうな気分になった。一旦下り寺地山の樹林帯を抜けると草地になり、やがて右手にある赤い屋根の避難小屋への分岐になる。分岐からは長い木道が広い尾根に伸び、頂上迄の稜線が見える。木道歩きと崩壊した登山道で約2時間の登りになった。池塘が数多く点在する斜面をゆっくり呼吸を整えながら登ると、頂上手前のピークからは残雪の薬師岳が間近に眼に飛び込む感動が待っていた。
 
頂上手前の雪原歩きをアイゼン無しで楽しみ、頂上三角点へタッチする。仲間と握手で登頂の喜びを分かち合い、一緒に登った仲間に心底感謝した。
 
幸運にもガスはかからず、北アルプスの雄大なスケールのパノラマのなか三俣蓮華岳、水晶岳、鷲羽岳、薬師岳等の美しい雪山が眺められた。山頂での強風を避け食事を済ませ約30分で下山を開始したが、登りと下山にも雷鳥の出迎えと見送りに遭遇する強運に恵まれた。下山後には天空の牧場「奥飛騨山之村牧場」に寄ったり、流葉温泉で疲れを癒したりして関市役所に戻った。
 
CLさん始め各担当の皆様、本当にご苦労様でした。お陰様で素晴しい思い出ができました。
本当に有難う御座いました。
                               (記録担当 西口さんの報告より)

  今回出会った花
ツバメオモト、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、アカモノ、イワカガミ、タムシバ、マイズルソウ、ムラサキヤシオ、ミズバショウ、オオカメノキ、チングルマ、ウツギイワナシ、エンレイソウ、ツクバネソウ等

 寺地山 ・北ノ俣岳コース
6/17(土) 関13:00==ひるがの高原SA==スカイドーム神岡=山之村キャンプ場・民宿16:00泊

6/18(日) 山之村キャンプ場/民宿4:35==飛越トンネル登山口4:50~5:10・・・神岡新道分岐6:45・・・鏡池平7:30・・・寺地山7:45~8:00・・・水ノ平8;40・・・避難小屋8;45・・・北ノ俣岳10:50~11:20・・・避難小屋12:20~12:35・・・寺地山13:15~13:20・・・池ノ平13:35・・・神岡新道分岐・・・飛越トンネル登山口15:45==奥飛騨山之村牧場==流葉温泉==関20:20

                  

                       
                                                                                                      (写真提供 前田さん)

 

         
                                      (地図提供 前田さん)

                                                                                                   

  

2017年6月18日(日)   天候 曇り    参加者 5名   

SL 渡辺Aさん
 自主山行を思わせる様な、寺地山のメンバー5人松の木峠PAと夕顔の駅で休憩後登山口へ着いた。前泊をして北ノ俣岳へ出かけたクラブ員メンバーの他2台がすでに駐車してあった。寺地山と言えば泥んこの登山道を思いつくので、スパッツを付けようか迷う所だ。ストレッチ後登って行くとすぐにマイズルソウとツクバネソウが登山道の両脇に咲いていた。今日は曇りですが、雨が降ったのはいつ頃だったかすっかり乾いた登山道は歩きやすい。ツバメオモト、ミズバショウは雨が欲しそうです。ひび割れた沼地は想像を遙かに超えた。コメツガやブナ林の中にタムシバ、ムシカリの白さが目立つ。ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら進んで行く。5人だけなので休憩も適度に取り、1842mの分岐を過ぎると多少の残雪がありぬかるみも出てきた。
細い残雪の上も歩きました。
広い湿原にはニッコウキスゲ、イワイチョウの新芽が伸び、やがて花盛りの季節がやって来ます。ここからは笠ヶ岳が望めた。雪渓が犬の形の様に見えた。
登山道は毎年泥沼状態らしく、丸太や横木が添えられていた。とにかくミズバショウが登山道には多く咲いていた。
10:45に寺地山の頂上に着いた。5人で集合写真を撮り、少し下山して北ノ俣岳など眺められる所でランチとなった、オーイと北ノ俣岳に向かって叫んでみた。
時折、乗鞍岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳、薬師岳、剣岳など見え隠れしていた。
北ノ俣岳の人達は今いずこと言った感じで頂上を後にしました。
下山は行きに見つけておいた、山の幸をいただき遊びながら、14:00無地下山しました。5人なのでまとまりも早く、お風呂は無しで途中でお茶をして、17:30関市役所に着き解散しました。5人皆さん役をやっていただきありがとうございました。
                                
(記録担当渡辺さんの報告より)

 *出合った山野草と樹木の花*
マイズル草、ツクバネ草、ユキザザ、イワカガミ、アカモノ、イワナシ、ゴゼンタチバナ、エンレイソウ、ミズバショウ、バイカオーレン、ズダヤクシュ、ヤマボウシ、タニウツギ、ムラサキヤシオ、タムシバ、ムシカリ、ウワミズザクラ、新芽ニッコウキスゲ、イワイチョウなど

 寺地山コースタイム
関5:00=美濃IC=飛騨清見IC=飛騨トンネル登山口7:37~7:47・・・鉄塔横8:16・・・分岐(1842m)9:37・・・鏡池平10:20・・・寺地山頂上10:45~11:30ランチタイム・・・分岐(1842m)12:20・・・飛騨トンネル登山口14:00=清見IC=美濃IC=17:30解散

              
                                                                                    
     (写真提供 渡辺Aさん 鷲見Mさん)

 

              

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瓢ヶ岳 登山道整備・クリーンハイク

2017-06-06 | クラブ山行

クラブ報告

2017年6月4日(日)     天候 晴れ      参加者 42名
                              市役所清掃のみ参加者 7名

  

CL 松尾Tさん 
 今日は朝から快晴。いつもお世話になっている関市役所の清掃という事で、大勢の方が参加されました。6時からの予定でしたが、それより早くから始めて見える方がほとんどで、6時20分には終了となりました。さすが大勢の力は凄いです。清掃のみの参加の方、朝早くからお疲れ様でした。
 
CLの挨拶後、関市役所を6時50分に出発して登山道整備に向かいます。片知に入ってからの道中、タニウツギのピンクの花がたくさん咲いていて、楽しませてくれました。
 
中美濃林道峠登山口で皆下車。車は下山口のふくべの森Pへデポしに行きました。登山口の意外な寒さにびっくりです。少しでも陽のあたる所に移動したり、動いていた方がと登山口の下草を刈ってみたり、結局待っている間にKさん、Hさんの指導の下でストレッチを行いました。
 
全員揃ったところで、草刈隊から出発。A班B班と続きます。奥瓢ヶ岳で少し休憩後、瓢ヶ岳の頂上へ。草刈隊にてすでに周りが刈り取られており、とても気持ちの良い広場になっていました。存在感のある御嶽山、近くのタカネ、高賀、みの平家と眺望は最高です。Tさん手作りの横断幕を前に、42名写真に収まりました。
 
A班はここから骨ヶ平まで、われわれB班は骨ヶ平から南岳に向かって整備をします。骨ヶ平にリュックを置き、さあ開始です。この登山道はあまり通られていないようで、笹が生い茂りなかなか手強そうです。草刈隊の方たちも本当に大変そうでした。眺めをさえぎる大きな木も鉈で切られ、登山道がとても明るく歩きやすくなりました。素敵な展望所も出来上がり、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山を眺める事ができました。ベンチでも置けば最高ですね。骨ヶ平まで終えたA班が応援に来てくれ、南岳まで行く事は出来ませんでしたが、午前の整備は終了となりました。サラサドウダンが、ピンクのかわいい花をつけていました。でも、どれも以外に大木で、間近で見られずちょっと残念。
 
骨ヶ平で全員昼食タイム。昼食後、みのハイクの案内看板を取り付けました。もちろん瓢ヶ岳の頂上にも設置してきました。整備もあとひと頑張りです。ふくべの森Pに向かって、先発は草刈隊、次に接待係の方、そしてA班、B班。みんなの頑張りで、恒例の登山道整備も無事終える事が出来ました。駐車場に着いた面々、放っておけないんですねぇー。早速ゴミ拾いを始めました。山以上のゴミが集まりましたよ。
 
ふくべの森Pでは、よく冷えたスイカ、飲み物、そして係の方の手作りクッキーにわらび餅。みなさんの「美味しい」の声が飛び交っていました。ありがとうございました。
 
CL挨拶後、ほうば、しきびをおみやげに関への帰路につきました。今日は一日みなさん大変お疲れ様でした。諸役の方々ありがとうございました
  
                     (記録担当 河合Jさんの報告より)

 コースタイム
関市役所清掃6:00~
関6:50=中美濃林道峠登山口7:50~8:25・・奥瓢ヶ岳9:20~9:23・・瓢ヶ岳9:30~9:45(A班瓢ヶ岳~骨ヶ平登山道整備)・・(B班骨ヶ平10:07~南岳登山道整備)・・骨ヶ平(昼食)11:34~12:10・・ふくべの森P14:00~14:40現地解散

       
                              (写真提供 須田Kさん・水野Oさん)

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