みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

茅ヶ岳(1,704m)・金ヶ岳(1,764m)(2023.6.25)

2023-06-26 | クラブ山行

クラブ山行報告

2023年6月25日(日) 天候  曇りのち晴れ 参加者 36名 (女性 22名 男性 14名)

 

CL 松岡 Tさん

金ヶ岳コース     (深田記念公園P-茅ヶ岳-金ヶ岳-茅ヶ岳-深田記念公園P)
茅ヶ岳普通コース   (深田記念公園P-茅ヶ岳-石門・一枚岩-茅ヶ岳-深田記念公園P)
茅ヶ岳ゆっくりコース  (深田記念公園P-茅ヶ岳-深田記念公園P)

 

金ヶ岳コース  参加者 14名 (女性 7名 男性 7名)
感想・雑記
 予定より40分早く駐車場に到着した。既に駐車場は、満車に近い状態、御手洗横のスペースにマイクロバスを駐車。各自で準備体操、計画書より30分早く、2班に分かれて登山スタートする。
  A班が先行し、カラスの賑やかな鳴き声を聞きながら、風通りの少なく樹林帯の緩やかな登山道を登る。女岩付近を過ぎるとゴロゴロした岩が多い急登が続き、ガスが漂う幻想的な空間となった。
 SLのハイペースな登りで、体調を崩す人があり、先導者をペースペーカーとしてSさんに交代し、その後、皆順調に登る。途中、深田久弥終焉の石碑に皆で参拝し、茅ヶ岳山頂に到着した。
 山頂では、雲がかかり展望なし、金ヶ岳からの帰りに期待し、金ヶ岳へ向かう。茅ヶ岳から標高100m程の急坂を下り、鞍部を過ぎて登り返すところで、石門がある。 石門を抜けて振り返ると、その空洞がジブリの「トトロ」のようである。
 ここから、金ヶ岳へ160mアップの登り返しは辛い。途中の展望の良い巨岩があり、茅ヶ岳の展望が望めるため、登って記念撮影。天気が良ければ、ここから茅ヶ岳山頂の後方に富士山が望めるポイントであるが、残念である。その後、岩場が多い尾根を登りつめ、観音峠を通過すると樹木におおわれた金ヶ岳南峰に到着。
 南峰からは大きな登り返しもなく金ヶ岳北峰に到着。
予定より1時間程度早く登頂したため、昼食を茅ヶ岳に戻ってからとSLの指示があったが、早朝の出発で空腹感がある人も多く、金ヶ岳でランチとなった。クラブ山行特有のおかずやデザートなどの交換で満腹になり、茅ヶ岳へ戻る。途中の石門付近で、聞き覚えのある賑やかな声が聞こえて来た。茅ヶ岳コースの先輩達だ。石門での撮影を目指して、足を運ばれたようだ。
 ランチ後の登り返しの辛さに耐え、茅ヶ岳山頂に近づくと次第に青空が見られる天気となり、360度の大パノラマとならなかったが、山頂から八ヶ岳や富士山を望むことができた。青空の下、記念撮影の取り直し。久しぶりの再会となる茅ヶ岳コースの先輩方と合流し、全員で集合写真を撮った後、下山開始した。
 下山は、登りの道の西側にある尾根コースを下り、最後に深田記念公園に立ち寄った。氏直筆の「百の頂に百の喜びあり」の言葉が刻まれた記念碑、氏の経歴と茅ヶ岳の概要の案内が設置されていた。氏の「日本百名山」を指標として登山を楽しむ者も多い。今回は、その因縁の山行に参加することができた。
 金ヶ岳コースは、皆無事に歩行時間も予定より1時間程度短縮しての下山、関への戻りも1時間程度早く戻ってくることができた。諸役の皆様、マイクロバスの運転手ありがとうございました

(記録担当 M ・Tさんの報告より)

コースタイム (金ヶ岳コース)
関3:50==富加関IC==美濃加茂HO==駒ヶ根SA(トイレ)==韮崎IC==茅ヶ岳(深田記念公園)駐車場7:15〜7:25・・・1,075m分岐7:50・・・1,296m女岩8:27・・・茅ヶ岳9:25~9:48・・・金ヶ岳南峰10:25~10:35・・・金ヶ岳10:35〜11:30(昼食)・・・金ヶ岳南峰11:35~11:37・・・茅ヶ岳12:07~12:42・・・深田記念公園13:58~14:03・・・茅ヶ岳駐車場14:09〜14:35==韮崎IC==駒ヶ根SA(トイレ)==美濃加茂HO==富加関IC==関18:40

 

茅ヶ岳コース  参加者 22名 (女性 15名 男性 7名)
感想・雑記  
 梅雨の合間に晴れてくれました。早朝にもかかわらず、皆さん集合で10分早く出発。私は久しぶりの遠出で少しワクワクです。茅ヶ岳が深田久弥氏が亡くなられた山(脳卒中にて)で知られる事をバスの中で教えてもらいビックリでした。(計画書に書いてありました😢)
 登り始めるとやはり梅雨の蒸し暑さで汗だくです。足元も木の根やゴロゴロの石で滑らないように慎重に足場探して登ります。急登を上ると山道の脇に深田久弥先生碑が。皆さん、手を合わせてこれからの登山の無事をお願いしました。山頂についてからトトロに見えるという猫耳岩へ。見る角度で確かに猫の耳?かも ここで金ヶ岳からの皆さんとも会えました。
昼食後、登りと違う尾根コースで下山です。銀竜草に似た黄色の花を発見(後日 Aさんからシャクジョウかな?とお知らせ)お花の時期も楽しめるお山でしょう。
 下山の楽しみは八ヶ岳SAのソフトクリームで話が弾み早かったです。大勢の山行でしたが無事下山することができ、皆さんが楽しめるように考えて計画して下さり有難うございました

(記録担当 S・Mさんの報告より)

 

コースタイム (茅ヶ岳・標準組)
関5:20==美濃加茂HO5:45~5:50==駒ヶ岳SA(トイレ)7:10~7:25==八ヶ岳SA(トイレ)8:15~8:25==茅ヶ岳(深田記念公園)駐車場8:50・・・記念公園ストレッチ出発9:00~9:20・・・女岩10:10・・・深田久弥の碑10:55~11:10・・・茅ヶ岳山頂11:20・・・石門・一枚岩11:55~12:10・・・茅ヶ岳山頂12:35~13:15(金ヶ岳コースと記念撮影・ランチ)尾根ルート下山13:15・・・茅ヶ岳駐車場15:00~15:20==八ヶ岳SA(トイレ)15:45~15:55==駒ヶ岳SA(給油・トイレ)16:55~17:00==美濃加茂HO19:10~19:15==関(解散)19:45

コースタイム (茅ヶ岳・ゆっくり組)
記念公園9:20・・・茅ヶ岳山頂11:50(ランチ)~12:35(集合写真後下山開始)・・・茅ヶ岳駐車場15:00~15:20




   (写真提供 M・Mさん M・Yさん ) 



(地図提供 F・Yさん)

 




 (地図提供 M・Tさん)





 

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岐阜県連創立50周年記念講演

2023-06-18 | 掲示板

岐阜県勤労者山岳連盟 創立50周年記念講演   
(2023年5月 岐阜県連事務局 西部一政)

テーマ:『登山者の人命救助をライフワークから学ぶもの』
日時  : 2023年8月27日(日)  13:00~15:00
場所  : 不二羽島文化センター みのぎくホール
 講演者  :
     久我一総氏 (ココヘリ創設者)            

 

こんにちは、岐阜県連創立50周年記念講演のポスターが完成しました。
いよいよ講演会開催に向けて、本格スタートを切りたいと思います。  
  AUTHENTIC JAPAN株式会社は、遭難者の居場所を無線で発信して、ヘリコブターや地上捜索を受信機を使用していち早く救助を行うための、発信機をレンタルする会社です。

 最初は、痴呆症の叔母が徘徊した時に、居場所を捜索する『ひとここ』から始まりました。今は多岐に渡り事業展開されています。
山岳団体とタイアップして人命救助の一役を担っておられます。日本の登山用品メーカーの多くのオーナーの中では異色の存在です。
私たちが所属する日本勤労者山岳連盟は、ココヘリを通して人命救助の一役の担う仲間であり、その代表者が『久我一総(カズフサ)』氏です。
 講演会は「ココヘリ」のPRの場でなく、子供・お年寄りの救助から登山者の救助、そして地震や災害時の救助と、事業展開するパワーを講演会の中で聞くことが出来ればと考えています。以上の事を念頭に、ポスター製作をお願いしました。

岐阜県連創立50周年に向けて
 ポスターの中で各山岳会を大きく取り上げたいと思いましたがポスターのメインは講演会なので控えました。岐阜県勤労者山岳連盟の横に、QRコードが印刷されています。岐阜県連のホームページのアドレスです。
 県連ホームページの中で、各会の紹介をして、そこから7団体のチームワークで講演会の成功を願いたいと考えています。
 

尚、久我さんは日本山岳連盟に関して絶大な信頼をもっておられます。その大きな表れとして、講演料の辞退、交通費や宿泊費の辞退のメールを頂いています

 

 

 

 

 

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創造の森(岩登り講習会)

2023-06-10 | クラブ山行

クラブ山行報告

2023年6月4日(日)  天候 晴れ 参加者32名(女性16名男性16名)

 

 

 CL  圓戸さん

感想・雑記

 今回は梅雨の晴れ間、市役所を7時40分に出発、創造の森駐車場に到着して現地組と合流。
 参加者32名、元気な若手の参加が多い、いいですネー。
 今回の岩登り講習会の中には9月8日~9月10日に予定のされている、槍ヶ岳山行に参加予定者は必ず受講することになっていた。
東屋  前の広場にて 6グループに分かれ、それぞれ立木などを利用して、今回の講習内容をこなした。皆さん真剣 表情も夢中になる。時々リーダーより水分補給してくださいと声がかかる。 10半頃から第3ゲレンデ 2ピッチへ移動。それぞれ確保してもらいながら、岩を上り、下りはクライムダウンする練習をしました。昼食挟んで午後からも同じ練習の繰り返し、大事だと思いました、緊張感が漂っていました。予定の時間に東屋広場まで下り、ストレッチをしてから解散しました。

 私が今まで岩登り講習会に参加して、先輩達から習って印象に残っている事

  • 一つ一つの操作が命にかかわるので、確実に出来るように繰り返しの練習の必要性
  • 岩に対して靴は直角に、出来るだけつま先で登る
  • 岩から体を離し、小さいピッチ狭い巾で登る
  • 登攀者を褒める

 ロープワーク講習概要

 1,ロープの結び方 エイトノット インラインエイト ラビットイヤー ボーライン(もやい結び)
 2,ロープ連結の仕方 ダブルフィシャーマン シートベント オーバーハンド
 3,カラピナへの連結 グローブヒッチ ムンターヒッチ ガルダーヒッチ
 4,ロープへスリングの結び方 クレムハイスト マッシャー及びマッシャートレ
 5,ハーネスの作り方 チェストハーネス シットハーネス

(記録担当 森川さんの報告より)

コースタイム

関7:40==創造の森8:15~8:30・・・東屋広場ロープワーク~10:30・・・第3ゲレンデ移動、練習、昼食10:30~14:40・・・東屋広場15:00==関15:30

 



 
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6月11日(日)瓢ヶ岳山行(登山道整備)中止の連絡

2023-06-09 | 掲示板

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例会勉強会 (2023.5.24)

2023-06-05 | 掲示板

「股関節・肩関節のケアーが健康登山・山行中の怪我予防に繋がる」
福井県の山内整骨医院 山内敏夫先生(クラブ会員)の講習会

 2023/5/24例会での勉強会にて、クラブ会員でもある福井県の山内整骨医院 山内敏夫先生の講習会が行われました。有名スポーツ選手もケアーされている凄い先生です。題名は「股関節・肩関節のケアーが健康登山・山行中の怪我予防に繋がる」です。
 最初に映像による「股関節理論」をお話ししてくださり、股関節のズレを整え、しなやかな身体・完璧な股関節に導くことが大事と教えてくださいました。画像や理論については、ホームページ 山内整骨院で検索すると直ぐに閲覧できます。ホームページにはアスリートの技術向上だけでなく、女性の冷えや生理痛も改善すると記載されています。
 股関節を開き日々ストレッチをする事で、下腹部をはじめ骨盤内の血流が良くなり、股関節のズレも治る。体が硬く股が開かなかった人が、通院を続けてしなやかにきれいに股割ができるようになったケースの画像も見せてくださいました。確実には整骨医院での指導が必要だが、自宅でも行えばやらないよりは効果は得られるそうです。
 画像での講義のあとは、実際にクラブメンバーの股関節チャックを行い、股割りの開き具合や、ゆがみのチェックを行いました。殆どの方にズレが生じていました。
 股関節ケアーの講義のあとは、山で怪我した時の応急措置の方法を実演。包帯よりもさらしの方が良いそうです。お手製のものでホームセンターにある柔らかい板に包帯みたいな生地を張り付けたものを添え木にして、脚をさらしでグルグル巻いて固定するパフォーマンスをしてくださいました。へぇ~ほぉ~と感心しましたが、自分でやるのは難しいですね。練習が必要ですね。
 登山前に怪我を小さくするためにストレッチ、登山後に疲れをとるためにストレッチをした方が良いそうです。
 講習会後、自宅で股割をしてみましたが、身体が硬いのなんの、Vの字位にしか開かず、あまりの硬さに自分は病気ではないかと心配になりました。でも別のストレッチをしてから、再度、股割してみると初めよりは開きました。次の日も股割してみると昨日よりは開きました。痛いですが、その痛いのが気持ちがいいのです。扇形には開きませんが、程遠いですが少しずつ大きく開けるようになったらいいなと思っています。
 山内先生、お忙しい中、岐阜まで来ていただき、気さくに親切に講義して下さり有難うございました。貴重な講義を有難うございました。

(記録 森Mさん)

勉強会風景

 

山内整骨院ホームページ:https://www.kokansetsu-riron.jp/about/
(このページから離れます)

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