ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

緑の美しい下鴨神社。いつ行っても清々しい気に包まれた場所。

2014-05-26 | パワースポット

「今が、一番お散歩にいい季節だね~」と、下鴨神社の境内を歩きながら、ミモロはしみじみと…。
確かに、今、京都は、陽射しこそ、かなり強くなっていますが、まだ涼しく、新緑の木々の間を吹き抜ける風は、本当に爽やかです。特に、朝と夕暮れ時のお散歩は、京都に暮らす喜びを実感するひととき…。

緑が美しい糺の森を抜けてミモロは、下鴨神社の本殿へと向かいます。
下鴨神社は、来年、21年に1度の式年遷宮を迎えます。そのため、新たな白石を敷くための受付が行われています。

500円納めると、石をひとつ奉納できます。

さて、下鴨神社の式年遷宮は、原則21年ごとですが、かつては戦乱や災害などで叶わず30年、50年と間が空いたこともありました。本来の式年遷宮は、伊勢神宮のようにご神体を除く、すべての建物およびさまざまな神具を新しくするのですが、下鴨神社は、長らく遷宮ができなかったことから、幸か不幸か、歴史的重要性を増した本殿2棟は、国宝に、社殿52棟は、重要文化財になっています。そのため、建物の建て替えはできず、修理のための宮移しというのが現状の遷宮なのだそう。

また、世界文化遺産に登録されていることからも、全面的な建て替えはできません。
ちなみに、式年遷宮をきちんと行う伊勢神宮は、内宮も外宮も建物は、国宝や重要文化財ではなく、また世界遺産にもなっていません。これらの指定は、歴史的な遺物としての価値、および変わらないことが原則なのだとか…。



さぁ、中門を通って、本殿に進みましょ…。

下鴨神社は、「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」が正式名称。その名が示すように、上賀茂神社のご祭神、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)のお母様の玉依姫命(たまよりひめのみこと)と、その父親、つまりおじいさまの賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)をご祭神にお祀りしています。

はい、ミモロもちゃんとお詣りを…。


本殿の前には、干支詣りの言社が7社あり、それぞれ干支ごとに分かれ、大国主命が、7つの別名で祀られています。
あれ、ミモロは、辰年なの?「う~よくわかんないから、はじからお詣りしてるの…、ネコ年があるといいのに…」と、ミモロは、同じネコ仲間の虎に熱心にお詣りしていました。

夕暮れ時は、参拝者も少なく、静かな雰囲気の中で、参拝できます。


本殿そばの売店には、葵祭の様子がわかるビデオが。「これを見ると、葵祭のことがよくわかる…」としばし鑑賞。

現在特別公開しているところも「ここ知ってる…前に見たことあるよね~。神様へのお供え物を調理する神様のお台所でしょ!」中では、お供え物のレプリカや調理用具などが展示されています。


「あー気持ちよかった、なんかすっきりしちゃった…」と、糺の森のお散歩と神様への参拝を終えたミモロ。
気分が落ち込んだ時や、なんか不調を感じたら、ぜひリフレッシュのために、神社などへの参拝を…。

京都に暮らすと、つくづく日本人は、神様や仏様が大好きで、そしてそれらに守られていることを感じます。無宗教という人が多い日本ですが、家には神棚や仏壇があったり、お正月には、神社へ初詣、お盆はお寺へ墓参りなど、実はなかなか信心深い国民なのです。


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロだよ~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏、緑鮮やかな糺の森(ただすのもり)のお散歩の気持ちよさ。縁結び「相生社」にもお詣りを・・・

2014-05-25 | パワースポット

週末を東京で過ごしたミモロは、京都に戻ると「緑がいっぱいのお散歩したい…」と言い出しました。そこで向かったのは、世界文化遺産の下鴨神社の糺の森です。
「わー緑がきれい…」年間を通じ、緑の木々が茂る場所ですが、この時期は、若葉が茂り、みずみずしい気がいっそう漂っています。
「久しぶりに東京行ったら、疲れちゃった…」連日、お友達に会うために、人ごみの中、いろいろな場所を歩き回ったミモロ。疲れをいやすには、やはりのんびり自然の中を歩くのが一番のよう…。京都は、そんな心を癒す場所にすぐ行けるのが魅力です。
「なんて、気持ちいいんだろ…」
夕暮れ時に訪れた森は、人も少なく、静寂が戻っています。砂利が敷き詰められた道を、サクサクとかすかな音をたてながら進みます。
「あ、カラス…」「こんにちは~」とあいさつするミモロ…でもカラスは、ちらっとミモロを見て、遠ざかって行きました。

ところで、「糺の森」は、京都市内唯一の自然の森。京都が都になる前からの原生林が残る貴重な森です。
そのため、下鴨神社境内は、犬の散歩禁止という看板が…。フンをしたり、走り回ることで、自然への影響が懸念されているからかも…。「ネコはいいの?」とミモロ。ネコをお散歩させる人はいませんから…。

京都の神社やお寺は、犬の散歩で入れるところと、ダメなところがあります。入場料を払う場所は、犬連れは無理。だたしおそらく盲導犬に関しては、それぞれのお寺や神社に問い合わせてください。


「フーいい空気…」緑の木々がトンネルのように続く森には、しっとりとした空気が…。立ち止まって深呼吸…
大きな森の中で、仁王立ちになって、大きく深呼吸すると、体の中の穢れや悪い空気が、出てゆくような感じがしてきます。
道の真ん中で、両手を広げて深呼吸するミモロのそばを、散歩する人たちが、微笑みながら通り過ぎてゆきました。

糺の森の中には、小川が流れています。
「もうすぐ蛍が飛ぶんじゃないの?」。京都に暮らして、夏、蛍を見る機会が多くなりました。琵琶湖疏水から流れる白川にも、蛍の姿が、毎年見られます。ぜひ、蛍を見に京都に…。「蛍って町にも住んでるんだね…」そう、それが京都の魅力です。

糺の森を歩いて、リフレッシュしたミモロ。「なんかすっきりした感じ…」

「ここにもお詣りしなくちゃ…」と、下鴨神社を訪れると必ず行くのが縁結びの社「相生社」です。
 
小さな社ですが、そのパワーは大きいようで、京都でも、評判の社です。
ご祭神は、神皇産霊神(かむむすびのかみ)。そばにある連理の榊にもしっかりお詣りを…。
素敵な縁を求めて、次々にカップルや女性たちがお詣りしています。
うらやましそうに眺めるミモロ…なんか後姿がさびしそう…。ミモロもしっかりお詣りしなさい!「うん…もう何度もお詣りしてるんだけどなぁ…」そういいながら、この日も真剣に祈ります。

社のそばには、縁結びのお守りがいろいろ並ぶ売店が…「おみくじもあるよ~」

さぁ、本殿にお詣りに行きましょ…。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょこっと東京旅。見晴のいいホテル「東急スティ青山プレミアム」に。六本木には、「ちぃばす」で

2014-05-24 | 東京

ちょこっと東京に行ったミモロ。今回の宿泊は、青山エリアに。
お散歩するのにぴったりの神宮外苑に近い地下鉄「外苑前駅」から、徒歩2分ほどにある「東急ステイ青山プレミアム」に宿泊することに。
都内には、たくさんのホテルがあって、どこに宿泊するかは、いつも悩むところ。東京出身のミモロは、もちろん結構土地勘があって、どのエリアが、自分の東京旅に便利かよくわかっています。

今回は、青山エリアに用事があったので、「東急ステイ青山プレミアム」を選びました。

「外苑前駅」から青山通を、ベルコモンズ方向に歩き、すぐに表示が見つかりました。
「ここの道を入ればいいのかな?」石畳のちょっとしゃれた小道がホテルへと続いています。
「わーお花がいっぱい…」そこはまるでイングリッシュガーデンのよう。今は、バラが花盛り…。
このホテルは、ビジネスホテルながら、その名の通り、長期宿泊もできるホテル。13階が、フロントで、それ以上の高層階が客室になっています。ゆったりとしたロビーでのんんびりと。

高層階のホテルなので、見晴も抜群。「わー東京って感じ~!」と、ミモロも感激。
京都にいると、山々がグルリと囲む景色。東京は、山の代わりに、ビルがグルリと囲みます。

ミモロのお部屋は、16階。室内には、洗濯乾燥機や電子レンジなどもあって、なかなか便利な施設がそろうシングルルームです。17平米と、もちろんそれほど広くはありませんが、大きなベッドがあって、くつろぐには十分。部屋の狭さをカバーするのが、目の前に開ける景色です。
「わー遠くまで見えるよ~」と、窓際に立つミモロは、大興奮。「ねぇーあれ、富士山じゃないの・・・?」
ミモロのお部屋は、西向きだったので、はるかかなたに、大好きな富士山の姿が。

*お部屋の様子をお伝えしたかったのですが、今回は、「東急ステイ青山プレミアム」のホテルのホームページからご覧ください。あしからず…。

「ビジネスタイプのホテルにしては、景色がいいよね~」と、ミモロが気に入ったホテルです。そう、ビジネスタイプのホテルは、立地が優先されるため、ビルの間に建っていることが多いので、客室からの景色は、期待できないことが多いのです。
「でも、東京に来ると、お友達にあったり、お買い物に行ったり、すごく忙しくて、ホテルにいるのは、寝るときだけだもんね~」と、ミモロ。「でも、ここ、朝目覚めたときに、景色が見られて快適…」と気に入ったよう。また宿泊しましょうね。


さて、そのホテルのすぐ近くにバス停があります。これは、青山、赤坂、六本木エリアを循環する小型バスの「ちぃばす」の停留所。「ちぃばす」は、平成16年に開設された港区のコミュニティバスで、小型、中型などのタイプがあり、ほかに麻布、芝などの8ルートで運行する区民の足。
 
100円で乗れるすごく便利なバスです。「地下鉄よりも、このバスの方が楽ちん…」とミモロ。青山、赤坂、六本木エリアは、一見近そうに見えて、もちろん歩くには、かなりあります。地下鉄の場合は、どこかで乗り換えが必要なことも。また、ホームまで行くのに、長い階段やエレベーターを利用しなくてはなりません。「荷物があると、大変なんだもの…」とミモロ。その点、このバスは、とっても乗りやすくミモロのお気に入り。 
「バスだとお外が見えるのがいいんだ~」と、窓からの景色に夢中のミモロ。
地下鉄だと、なんにも見えないものんね~。

都内には、ほかにもコミュニティバスがいろいろな区で運行されています。
渋谷区では、「ハチ公バス」台東区では「めぐりん」など、その地域の中心的スポットや観光スポットなどめぐります。
もちろん観光客も乗れるので、ルートを知っておくと便利です。

「六本木ヒルズだよね~久しぶり~」外苑前から六本木エリアには、このちぃばすが一番便利。

「やっぱり六本木ヒルズっておしゃれだよねー」と、この日、ウィンドーショッピングを存分に楽しんだミモロでした。

さぁ、明日は京都に戻りましょ…。






人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~。ミモロより
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょこっと東京旅。6年後のオリンピックで変わってゆく、国立競技場のある神宮外苑周辺

2014-05-23 | 東京

ミモロは、先週末、ちょこっと東京に出かけました。「わーい、またのぞみ号に乗れる!」乗り物好きのミモロにとって、新幹線に乗るのは、それだけでうれしいこと。京都駅で駅弁を買って、列車旅の準備も万全。

のぞみが、京都駅を出発すると、すぐに駅弁を食べ始めました。もう、食べるの…?。「だって、富士山ゆっくりみるんだもの…」あのねー富士山は、もっとずっと先…。名古屋に到着する前に、ミモロは、お弁当をすっかり食べ終わり、それからは、車窓の景色をずっと眺めています。しばらくして「あ、富士山だ~今日は、わりとよく見える」と、喜んでいます。この日は、頂きに雲を帽子のようにかぶった富士山。東海道新幹線に乗るって、富士山が見えると、それだけでうれしくなってしまいます。

さて、東京の滞在中に、ミモロが向かったのは、神宮外苑。このエリアは、東京でも緑豊かな場所。国立競技場、神宮球場、秩父宮ラグビー場、テニスコート、アイススケートリンク、ゴルフ練習場など、いろいろなスポーツ施設が集中しています。
 
そばを通った神宮球場は、今、東京六大学野球大会の真っ最中。東大、明治、慶応、早稲田、立教、法政により行われる、大正14年から始まった歴史ある大学野球大会です。神宮球場ができたのは、大正15年。以来、ここを会場に開催されてきました。しかし、昭和18年には、戦争のため、試合禁止に。終戦後、六大学野球大会は、復活しますが、この神宮球場は、米軍に接収され、ほとんど試合ができない状態が続きます。返還されたのは、昭和27年、日米講和条約終結の時。それから全試合は、ここでできるようになったそう。
多くのプロ野球選手を輩出する、この大会、長嶋茂雄も、江川卓も、斉藤祐樹も、このマウンドに立っています。

 球場の周囲は、グルリと回廊が続きます。遠くから、応援団が練習している声が、ミモロの耳にも届きます。

このエリアは、昭和の東京オリンピックのメイン会場で、その中心に位置するのが、開会式が行われた国立競技場です。
建設されたのは、昭和33年(1958)で、オリンピックを東京に誘致するために作れました。鉄筋コンクリート5階建てで、収容人数は、5万4224名。昭和39年(1964)の第18回オリンピック東京大会では、開会式が行われ、聖火が灯り、人々の歓喜に包まれた競技場です。

この国立競技場の前身は、大正13年にできた、日本初の陸上競技場の「明治神宮外苑競技場」。その敷地は、かつて青山練兵場があったところだそう。そもそも江戸時代は、大きな武家屋敷が並ぶエリアで、明治になり、明治政府の管轄のもと、陸軍の訓練所に。ここから、日清、日露戦争へ多くの兵隊が戦地へと向かいました。そして、「明治神宮外苑競技場」となってから、第2次世界大戦の折りは、学徒出陣の壮行会が行われ、多くの若者が、出陣してゆきました。

今、このエリアは、多くのスポーツ大会やコンサートなどが開催され、若者たちの歓喜にあふれた場所になっています。でも、その昔、多くの同じような年頃の若者が、さまざまな思いを胸に、旅立っていったことを忘れてはいけないのでは…。

そして6年後の東京でのオリンピック開催に向け、今年、幕を下ろす昭和の国立競技場。新たな平成の競技場の建設が始まります。


大規模な神宮外苑エリアの整備は、その周辺にも及びます。
  
競技場のすぐそばにある「日本青年館」は、会議場、ホール、宿泊施設などをもつ建物で、現在の建物は、昭和54年のもの。その前身は、大正時代、明治神宮の造営に尽力した全国の青年団の功労に対し、昭和天皇がお心かけられ、それを記念して建てられることになったもの。この旧青年館は、青年団が、さまざま活動を行い、1人1円(当時の価値だと500円くらい)の建設資金を拠出して大正14年に完成したそう。そして来年には、現在の「日本青年館」も営業を終了し、今ある場所から、南の方向へと移動し、新たな建物が建設されるそうです。

「この辺も変わるねぇ~」と、「日本青年館」の建物のそばの公園で遊びながら思うミモロです。

神宮外苑は、お散歩に気持ちのいい場所。ミモロもトコトコとお散歩を楽しみます。
 
「あ、ゴルフ練習場だ~」早朝から夜遅くまで営業してる都会のゴルフ練習場。野球場の使用がないときに練習できます。


「東京のツツジ…」 
自然も豊かな神宮外苑。お散歩やジョギングを楽しむ人の姿も多いエリアです。

外苑といえば、イチョウ並木。

「ここ大好き…」 
ベンチで一休みしたり、のんびりできる素敵な並木。「こういう並木って、京都にはないのー」とミモロ。もちろん京都にも、紫明通や御池通など並木がありますが、これほど立派な並木ではありません。「だって、京都は、ほかに自然がいっぱいあるから、並木道いらないかも…。それに道幅狭いし…」

並木の正面は、聖徳絵画館。そこに向かって、イチョウの木の高さは、幾分低くなっていて、いっそう遠近感が出るようになっているとか。ミモロ、道の真ん中歩いちゃ危ない…。「あ、今日は平日だった~」。日曜日の昼間には、車の通行が規制され、お散歩の楽しさもいっそう。

オリンピックの建設が本格的に始まる前に、消えゆく昭和の香りを吸いに、出かけてはいかがでしょ。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステーキ、ハンバーグ、ハヤシライスなど、京都で食べる美味しい肉料理「はふう 御所南店」。

2014-05-22 | グルメ

「京都で美味しいお肉が食べたい~」と、リクエストした東京から来たお友達。ミモロは、「それなら…」と、京都御所の南側に位置する「はふう」というお店を予約しました。
  
「こんにちは~あの予約したミモロです」というと、「あ、前にもいらしたことありますよね~」とお店の方。
そう。以前にもやはり東京からのお友達といっしょに訪れたことがあります。でも、その時は、すぐ近くにある本店。今回は、もうひとつの店舗、御所南店へ。「はい、でもこちらのお店は、初めて…本店とまたちょっと雰囲気違いますね~」とミモロは、店内を見回します。
 
赤と黒を基調にしたモダンな感じの店内。本店と同じく、ここにもカウンターがあります。

ミモロは、カウンター席が大好き。「だって、厨房が見えるし、お店の人ともお話しができるから…」ミモロが座った席からは、美味しそうに焼けるステーキが見えます。

カウンター席のあるレストランを知っていると、ひとり旅に便利です。
ここは、コース料理でも、気兼ねなく味わえる雰囲気。一流のレストランにカウンター席があるのは、京都でもそれほどおおくありません。ランチでもディナーでも、気軽にひとりで食事ができ、ひとり旅の食事処としてもおすすめです。この日もミモロの隣の席には、外国からの観光客が、ひとりで、ディナーコースを食べていました。ミモロを見て、ニコッと微笑む外国人観光客。お話しはしませんでしたが…微笑むだけでも、なにか通じるものが…。そんな小さなコミュニケーションも旅を豊かにしてくれます。


「なんにしようかな~」メニューを開き、悩むミモロ。「だって、どれも美味しそう…」

この「はふう」のご店主の実家は、精肉の卸業を営んでいます。だから、肉の質と美味しさには、定評があり、京都の地元の人も、家族や友人たちといっしょに訪れるお店です。

「悩んじゃう…」ビーフシチュー、ハンバーグ、ハヤシライス、ミンチカツ、ビーフカツ、そしてステーキなど、ミモロが大好きなものがずらり…悩むのもわかります。さんざん悩んだ末、「う~ん、やぱりハンバーグのコース(3800円)にしよう…」とミモロ。お友達は、「せっかく、肉の美味しい京都に来たんだだから、ガッツリ食べよう…」と、ステーキのコース(7800円)を選びました。「あの~ちょっとステーキ頂戴ね…。ハンバーグと交換しよう…」と、やっぱりステーキも食べたいミモロ…。

コースは、前菜とスープ、サラダ、パンかライス、デザート盛り合わせ、コーヒーか紅茶という流れです。

  
エビのテリーヌやオマールエビと竹の子をつかった品などが並ぶ前菜、そして豆乳と野菜のスープと次々に。前菜やスープは、季節ごとや日替わりのもの。いつ来ても、美味しいと思う品々が登場します。そして、ミモロが注文したハンバーグ。
「わーお肉もたっぷり、このデミグラスソースがたまらない…」と、鼻をピクピクさせて…。ミモロは、今から食べる…という瞬間が大好き。「一番、わくわくするもの…」と、目を輝かせます。いよいよミモロの至福のひと時が始まりました。

隣のお友達の前には、大きなステーキが。「やっぱりあれにすればよかったかなぁ~」と心の中で思います。「ミモロちゃん、ちょっと食べる・・・?」「うん…食べる、食べる…」と、ミモロは、ハンバーグの乗った自分のお皿を、ステーキの横へ押して…。「はい、どうぞ…」大きな一切れが、ミモロのお皿に。「はい、ハンバーグもどうぞ…」ミモロのお皿からは、3センチほど切ったハンバーグが、お友達のお皿に…。

「わー柔らかいお肉…肉汁もたっぷり…」と、もらったステーキを頬ばり、目を細めます。

デミグラスソースをごはんにちょこっとかけて食べるのがミモロは大好き。口のまわりをソースで茶色にしながら、大きなハンバーグもしっかり平らげました。

「ふー美味しかった…」続いて、デザートが。
 こちらも、お友達と交換しながらいただきます。「わーいろんな味が楽しめちゃった~」と、うれしそう。

「うー美味しかった…」と、ミモロの至福の時間も終了です。「あ~終わちゃった~」至福の時間は、あっという間に過ぎてしまいました。「でも…しあわせな時間がここに入ってるの…」と、膨れたお腹をさするミモロ。この夜の楽しいお友達との時間、そして美味しい料理が、ミモロのお腹をポッコリと…。

「また、いらしてくださいね~」と、お店の方の笑顔がミモロをいっそう幸せへと運びます。「はい、もちろん…だって、いつきても、すごく幸せな気分になれるんだもの…」
気軽にひとりでも入れる肉料理店。ぜひ、京都に来たら、寄ってみてくださいね。

*「はふう」の詳しい情報は、ホームページでどうぞ…。夜は予約を…


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。お忘れなく…ミモロより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする