東京からお友達がやってきたミモロ。「じゃ、『比叡山延暦寺』に案内しま~す」と。車で山へと向かいました。
比叡山延暦寺は、ミモロが暮らす下鴨エリアからは、御蔭通を進んで約30分ほど。「みんな遠いと思ってるけど、結構近いんだ~」と、すでに何度も京都に来ている人を案内する場所として、よく訪れるところです。
8月1日から、国宝殿では、「伝教大師1200年大遠忌記念」で、通常非公開とされる仏像、仏画など、貴重な文化財の数々を一堂に会し、拝見できる「至宝展」が行われています。
「国宝殿」に入ると、エントランス部分などに、平安時代、江戸時代の仏像などが訪れる人(ネコも)を迎えます。
展示されているものでも、ミモロは、丁寧に参拝。(一部、撮影可能でした)
館内には、国宝や重要文化財が1階、2階の展示室に並んでいます。これらの仏像や仏画などは、比叡山が伝教大師最澄上人によって開創以来、長い歴史の中で人々を見守り続けたもの。そして信長の焼き討ちをはじめ、度重なる火災や天災などの折、お寺の人たちが、必死に守り、今に伝えられたものなのです。
「今年の夏は、台風や豪雨、地震なんかいろいろあって、京都各所の神社仏閣にも被害があったけど、昔から、そういう天災っていっぱいあったんだよね~。そのたびにみんな一生懸命、命がけで守ってきたんだ~」としみじみ思うミモロです。
文化財など、それを作った人たちもすごいけれど、それを今日まで守り続けた人たちの努力も忘れてはならないことを、この夏、改めて思うミモロなのです。
さて、国宝殿を見た後は、いよいよ根本中堂へと向かいます。「こっちだよ~付いてきてね~」とミモロ。
現在、修復中で、お堂はすっぽり工事用の囲いに包まれています。
それでも内部の参拝は可能。いつ訪れても、心鎮まる雰囲気です。
「ねぇ~感激するでしょ?」とミモロ。すでに何度も訪れているミモロは、お堂の説明なども・・・。
そこから、今度は、急な石段を上がって、文殊楼へ向かいます。
「お山の自然が感じられていいよね~」と、苔むした切株に。
さらに、「大講堂」を経て、「阿弥陀堂」へ。
「ここの石段も上るよ~」とミモロ。「う~結構石段多いんだ~」と初めて比叡山を訪れたお友達。
「うん、結構歩くんだ~」とミモロは馴れた足取りです。
比叡山を訪れる場合は、歩きやすい靴は必須。
根本中堂のある「東塔」を参拝し、ちょっと休憩所でお茶を楽しみます。「あ、もう4時過ぎちゃった~。間に合わないかも~」と慌てるミモロ。
そう、お堂の拝観時間は、4時半まで。急いで「西塔」へと向かいましたが、すでに拝観できません。
急いで歩きますが、ミモロの足では無理でした。
せめて外から…。
「ここは、親鸞聖人が修行なさった場所」
「ごめんね~全部案内できなくて~」とミモロ。
そう、ゆっくり参拝するには、お昼頃には到着してないと…。
「ううん、すごく感激しちゃった~ミモロちゃん、ありがとう~」と東京のお友達は大喜び。
「うん、また次の機会に、つづき案内するね~」
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