四条通堀川の一筋東の醒ケ井通にある江戸時代創業の和菓子の老舗「亀屋良長」。
「わ~キレイなお店・・・なんかすごくモダンな感じ…」と店内を見回すミモロ。
お土産にもぴったりの可愛らしいパッケージのお菓子もいろいろあります。
「わ~夏らしい・・・金魚が泳いでる~」和菓子は、季節を映すもの。夏に涼をさそう涼し気な品が並びます。
7月の祇園祭の時期には、祇園祭らしいお菓子も並んでいました。(今は、もうありませんけど…)
和菓子の名店の「亀屋良長」。創業以来の銘菓「鳥羽玉」が有名。
近年、和菓子の枠を越え、パリの有名店で活躍したパティシエの藤田怜美さんと共にプロデュースした和洋菓子も評判に。
「あれ?別のお菓子店もあるの?」店の奥には「吉村和菓子店」という看板がかかるコーナーがあります。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と、「亀屋良長」8代目の店主の吉村良和さん。
「あの~この『吉村和菓子店』って、どんなお菓子屋さんなんですか?」とミモロ。
この「吉村和菓子店」は、奥様の吉村由衣子さんがプロデュースし、店長を務めるお店。
もともとパリのコルドンン ブルーでフランス料理などを学ばれた由衣子さんは、結婚後、さまざまな商品開発にも携わってきたのです。
そんな折、8代目のご主人がご病気に…。そこで糖質制限などを気にせずに、楽しめる体にいいお菓子の開発を始めたそう。それがこのお店に・・・。
心と体にやさしいお菓子は、材料に低GI値食品を使っています。それは、体内の血糖値の急激な上昇を抑え、インシュリンの分泌も抑えられる効果があり、体内の脂肪の蓄積を抑制する働きがあるのだそう。
「ここのお菓子は、血糖値の上昇が遅いので、糖尿を気にする方にも好評なんです」と、8代目。今は、すっかり体調も回復なさり、意欲的に活躍されています。
糖尿を気にする人にとって、大好きなお菓子が食べられないのは、精神的にも負担。「我慢しなくてもいいんだ~」とミモロ。
やさしい甘さのお菓子は、子供にも・・・。
「ゴマや木の実なんかがいろいろ使われたり、ハチミツも使ってるんだ~」
「美甘玉(びかもだま)」は、ココナッツの花の蜜とココナッツミルクを使った餡玉。
ココナッツの焼き菓子もおいしそう。
お菓子を食べることを制限されている方にも、安心のお菓子です。
「ねぇ~これなあに?」とミモロが棚で見つけたのは、最中を自宅で作れるセット。
また「最中の皮だけ売ってる~。これにアイスクリーム挟んで食べたい~」と、さっそく購入。
「お腹空いた~」と、美味しそうなお菓子を次々に見たミモロ。
実は、お店には、カフェのコーナーもあり、そこでお茶と共にお菓子を楽しむことができます。
「今日のカフェスイーツは、売り切れなんだって~。」とがっかりしたミモロですが、お店のお菓子をいただくことができました。
「あの、ココナッツの焼き菓子も…クンクン、美味しそう~」
ミモロ、鼻鳴らさないで・・・お行儀悪い…「あ、ごめんなさい。つい・・・」
「なんか和菓子屋さんって進化してるね~」とミモロ。
さまざまなスイーツが豊富な現代。昔のように甘いものといって和菓子だけを楽しみにする時代は終わっています。日本の文化である和菓子の魅力を、次世代に伝える努力を、京都の老舗和菓子店では、本当に熱心に取り組んでいるのです。
昔ながらの伝統の和菓子の魅力を伝えると共に、和菓子離れが進む若い世代や、多くの外国人観光客にも、もっと和菓子を楽しんでほしいと、常に励む京都の老舗。
「京都で、和菓子食べる機会、東京よりずっと多いよね~」とミモロ。
「やっぱり京都に来たら、1度は和菓子食べないとね~」と、東京から訪れるお友達といっしょに、よく和菓子を食べるミモロ。
ホントは、自分が食べたいから・・どうも東京のお友達をダシに使っている感じもしますが…。
「え~和菓子は、日本の文化だからね~」といいながら、また和菓子を食べるミモロでした。
*「亀屋良長」の詳しい情報はホームページで
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