「ミモロちゃん、洛中にある佐々木酒造の日本酒を楽しみに、ぜひ来てください…」というハガキを「ギャラリーYDS」の高橋周也さんから頂いたミモロ。「日本酒好きだから、伺おう…」と、浴衣姿で新町通へと向かいました。
ギャラリーがあるのは、友禅の工房である「染工房 高橋徳」の1階。すでにここに、ミモロは、友禅工房の見学や、組紐体験、包丁研ぎ講座をはじめ、さまざまな作家展などでお邪魔しています。
「いつもすごく楽しい企画展やってるんだよねー」と、今日も楽しみに出掛けました。
この日、7月6日と7日の2日間16:00~17:30は、「洛中のお酒とグラス」という「佐々木酒造」の方から、日本酒のお話を伺いながら、美味しいお酒が試飲できるイベントが開催されています。(参加費500円)
「佐々木酒造」は、現在、洛中に唯一残る明治26年創業の蔵元。俳優の佐々木蔵之介さんのご実家としても知られます。千利休が茶の湯に使ったという良質の京都の水を使った芳醇な日本酒は、お酒好きを魅了してやみません。
「こんにちはー」とミモロは、暖簾をくぐり中へ。「あ、ミモロちゃんいらっしゃいー今日は浴衣姿なんですね。カワイイ」と、高橋さんのご家族に迎えられて、「よかったー浴衣着て来て…」夏の京都のお出かけには、浴衣が人気。東京より着ている人の数は、かなり多く、この時期、京都を訪れるなら、ぜひ浴衣ご持参をおすすめ。
大きな木のカウンターがあるお部屋に案内されたミモロ。さっそく日本酒に関するお話を聞きながら、日本酒を味わいます。
「どうぞ飲んでみてください」と、いろいろな種類のお酒を頂きます。
まずは香りから…クンクンクン…芳醇な香りがミモロの鼻をくすぐり、その香りにうっとり。そしてすっきりとしたお味や円やかなお味のお酒をグビグビと…。
「次は何かなぁー」と。いくら飲んでも、顔色が変わらないミモロ…気を付けないと酔っぱらっちゃうから…。いつまで飲むの?
「そろそろ次のお客様と代わってください」との声で、やっと席を立ちます。ホー
ギャラリーの別のスペースでは、7月21日まで「ガラス5人展」という若手のガラス作家さんの作品展を開催中。
個性豊かな作品がズラリ。もちろん作家さんたちも個性的。
左から滋賀県の東敬恭(あずまゆきやす)さん。温もりを漂わす形と色合いの器。
中、山口県の伊藤太一(いとうたいち)さん。繊細な印象のレースガラスの器。
右、廣島晴弥(ひろしまはるや)さん。シャープな美しさをたたえたカットグラスの器。
日本酒片手に、交流を深めていらしゃるよう…。
そしてお話が弾んでいらしたお二人は、写真右側の京都府の松林俊幸(まつばやしとしゆき)さん。氷を思わせる器。
写真左、京都の仏師の三浦耀山(みうらようざん)さん。
5人展のもうおひとりの石川県の西山芳浩(にしやまよしひろ)さんは、この日、会場にいらっしゃらなかったのでお目にかかれませんでした。
中庭のあるギャラリー。そこには寛ぎのスペースが用意され、のんびりお酒を飲みながら、美しいガラスの作品を眺めることができます。
この日、大阪と神戸からいらしたというおふたり。「このギャラリーの雰囲気、すごくステキですねー」「企画展もとても楽しい…」と、作品、そしてギャラリーの雰囲気を楽しんでいる様子。
そばにいるミモロは、試飲のお酒のせいか、ちょっと目がトロンとしています。
ここで寝ちゃだめよー。「ううんームニャムニャ…」。昨日までの大雨で、京都の町は、ムシムシ状態。空模様も不安定…また夕立になりそう…さぁ、帰りましょ。
美しいガラスと美味しい日本酒…素敵な週末になりました。
*「ギャラリーYDS」京都市中京区新町通二条上ル二条新町717(染工房高橋徳1階) 075-211-1664 詳しくはHPで。
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。