ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

おかめ福節分の「千本釈迦堂(大報恩寺)」へ。おかめが鬼を鎮める狂言を鑑賞。福豆まきは、大興奮。

2013-02-06 | 祭事・神事・風習

2月3日の節分に、今年、ミモロは、北野天満宮にほど近い場所にある真言宗の「千本釈迦堂(大報恩寺)」へ行くことに。


ここは、以前も訪れた場所で、その時もおかめのお人形などをたくさん拝見したり、鎌倉時代の素晴らしい仏像を、ゆっくりと拝ませていただいたお寺です。

おかめ信仰発祥のお寺と言われ、境内には、大きなおかめの像が。(詳しくは、ミモロ千本釈迦堂で検索を)


ミモロもこの日は、鬼のお面ではなく、おかめのお面をつけて出掛けました。
「あ、いっしょだー」と、境内に入るとすぐに、ミモロを同じようにおかめの面を付けた方が。

「山伏さんが、おかめのお面つけてるー」


境内には、至る所におかめが。お面をはじめ、だるま、お守りもおかめ。


境内のテントには、おかめの品々が並んだ場所が。それはくじ引きの賞品です。

「ほしいなぁー」と眺めるミモロ。ミモロは、くじ引きがやりたいよう…。

2000円以上いろいろ買うと、くじ引き券がもらえるそう。でもちょっと高いので、がまんしましょうね。
「うん…クジ運ないしねー」と、渋々くじ引きのマネだけでがまんしたミモロです。

そんなミモロを見て、「甘酒の接待やってますよ。美味しい甘酒いかがですか?」と。

「わー、いい香り…美味しい…」甘酒で機嫌が直ったよう。

本堂の前には、すでに人が集まっています。知り合いのカメラマンさんを最前列に見つけたミモロ。小さいので、前に入れてもらいました。「ここなら、よーく見られるし、福豆ももらえるね、絶対」と、今から豆まきを楽しみに。


すでにミモロの後ろには、大勢の人が。
最前列は、りっぱな一眼レフカメラをもった人たちがズラリ。

「早く始まらないかなぁ…」とミモロは、少々待ちくたびれた様子。

節分法要の前には、近くの上七軒の舞妓さんが、雅な舞を披露。


そして、山伏さんや鬼たちが、おかめの像に参拝します。

ミモロの場所からは、頭だけしか見えません。

本堂で、古式にのとった節分厄除祈願法要が行われ、太鼓の音が、境内に響きました。


その後、いよいよ狂言が始まりました。

悪さをする鬼たち。太郎冠者が鎮めようとしても、荒れるばかり。
そこにおかめが登場。

すると鬼は鎮まって、いい鬼に。
めでたし、めでたし…。というお話でした。

「わー、もうすぐ豆まきが始まるみたい…」最前列に陣取るミモロは、もうワクワク。

手に桝をもった人たちが、勢ぞろい。
いよいよ豆まきの始まりです。

最前列のミモロは、絶対、豆をキャッチできると自信満々。ところが、今回は、近すぎて、豆は、みんなミモロの頭の上を飛んで行きます。
「わー、ここにもいるよー!お豆、ここに投げてー」と、両手を広げて、必死にアピール。

小さなミモロにやっと気づいてくれて、すぐ前に豆をまいてくれました。

「やっと拾えたー」と、目の前の豆を集めます。最後に投げてくれた手ぬぐいもゲット。

家に戻り、広げてみると、かわいいおかめのイラスト手ぬぐいでした。

「よかったー。お豆も手ぬぐいも拾えて…」福を拾えたミモロは大満足。福豆をポリポリとかじりながら、幸せを噛みしめるミモロでした。

*大勢の人が参拝した千本釈迦堂の「おかめ福節分」。最前列は、豆まきが始まると、後ろから押されて、身動きができず、もう大変…。福を得るのは、なかなか大変ということでしょうか。

*「千本釈迦堂」京都市上京区五辻通六軒町西入ル溝前町1034 電話075-461-5973

人気ブログランキングへブログを見たら、金魚をクリックしてね
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする