2月2日から4日は、京都各所では、節分の祭事が盛んに行われます。「京都に来て、初めて節分のお祭りが、こんなにいろんなところで行われるって、知った…ビックリ!」と、東京生まれのミモロにとって、節分は、今までそれほど馴染みのない祭事でした。でも、京都では、それは盛ん。
2日の朝、吉田神社に参拝した後、ミモロは、トコトコと歩いて、先日、冬の非公開文化財特別公開を見に行った「聖護院」へと向かいました。
聖護院は、山伏の総本山、4日には、「厄払開運の護摩供」が行われます。この日も、境内には、山伏さんの姿が。
「あ、それマイほら貝ですか…」と、先日、ここでほら貝吹きに挑戦したミモロは、大きないい音を出すのが、いかに難しいかよくわかっているので、「あのー上手に吹けるようになるの大変でしたか?」と質問を。「はい、1年以上はかかりましたねー」と。「やっぱり…」といたく納得。
節分の時期、いろいろなお寺で山伏さんの姿を見ます。この時期、山伏さんたちは、引っ張りだこのよう。
ミモロは、鬼のお面をつけて、境内の中へ。
「あ、鬼さんがいるー」と大きな黄色の鬼のそばへ。鬼は、厄払いの神さまで、いい人?なんだと知っているミモロ。「吉田神社でも、忙しくなると、鬼の手も借りたいって言ってたけど…ここでも鬼さん、働きもの…」
賽銭箱の位置を移動させて、参拝者が、本堂に上りやすくしています。
作業が終わって、そばのミモロに気が付いた鬼。
「あれーミモロちゃんでしょ?」と鬼さん。「ミモロのこと知ってるんですか?」「はい、よくブログ見てますよー」とやさしくミモロに話しかけます。「わーうれしい、鬼さんもミモロのブログ見てくれているんだー」とニッコリ。(お面をかぶっているので、表情は、よくわかりませんが…)
「去年も来てましたよねー」「ハイ、そんな前から、見てくれているんだー。感激!」と鬼さんに抱き着いて、はいチーズ!と記念撮影。
「またねー」と、笑顔でお別れして、今度は、向かい側の「須賀神社」へ。
こちらも、昨年訪れた神社です。「あ、今年もいるいるー」と懸想文売りのそばへ。
「須賀神社」は、2、3日の二日間だけ、烏帽子に黄色い水干姿で、顔に布を巻いた懸想文売りが登場します。懸想文は、誰にも見られないように、鏡台や箪笥に入れておくと、美人になり、着物が増え、良縁に恵まれるそう。この風習は、江戸時代に始まり、京都の町には、当時、よく姿を見たそうですが、明治維新頃に姿を消し、現在、京都で見られるのは、この「須賀神社」だけ。「去年は、よくカワイイって言われたし、いろんな人に出会って、すごくいいご縁を頂けたらから、今年もお願いしよう…」と。
「あれ?かわいいねー。はい、どうぞ…」さっそくカワイイと言われて、ご利益あったかも…と思うミモロです。
境内で、やはり今年も、「須賀多餅」という柚風味の餅とお豆が入った福茶を頂くミモロです。
さて、節分めぐりに勢いがついたミモロは、午後に、「八坂神社」へ。
「豆まきがあるんだってー」と、楽しみに出かけた境内は、すでに大勢の人が。
芸妓さんの踊りが奉納された後に、いよいよ豆まきが、始まりました。
でも、かなり後ろにいるミモロのところまでは、とても豆は届きませんでした。「うー、ひとつも豆もらえなかった…」とがっかり。
そこで、社務所で福豆を買うことに。300円で、買った福豆には、ハズレなしの福引券付。
賞品には、キレイな着物やテレビなども。
「これで、福を当てるんだー」と、真剣にくじ引きの箱を覗きます。
引いたクジには、番号が。
「何が当たったのかな?」とワクワクしながら、賞品引換所に持って行くと…。
「はい、賞品ですよ」と渡されたのは、お茶のペットボトル。
「ふーまたハズレ・・・まぁ、喉が渇いてたらか、ちょうどいいかも…」と、ちょっぴりがっかりしながらも、喉を潤し、幸せな気分になるミモロでした。
*京都の福豆には、クジが付いたものが多く、豪華賞品が当たる楽しみも。
どうもクジ運がないミモロ。いつも賞品は、参加賞クラスです。
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