蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

TVも良いものだ

2022-10-19 | 日々のこと
なんか知らないが、閲覧数がブログ開設以来、最低となっている。
まあいいか。
あまり、気にしていないわたし。
(いつも読んでくださる方、ありがとうございます)

さて、さて。
NHK TVで、バタフライエフェクトという、実際の過去の映像を使った番組がある。
一昨日はジェノサイドの内容。
すっかり気が滅入り、不安に陥り、暗い気持ちになり、何度TVの電源を消そうと思ったことか。直視出来ない。
わたしは学生の頃に、「夜と霧」という書物を読んで、一通りは知っている内容だったが、実際のフィルムを次から次へと公開されると、なんとも言いようのない不安と漆黒の闇に包まれた。
今、きな臭い戦争が現在起きている最中では、想像の世界ではなく、延長のリアル世界のように思えて、恐怖に慄いた。
どんどん加速する円安も同時に体感し、時代の激動前夜であるかのように戦慄した。

同じ日、それとはまた違う番組だが、久々の「ファミリーヒストリー」放映には喜んだ。
西川貴教。
番組に出てくれる出演者を探すのは大変だと感じた。
ネタ探し、取材も1世紀以上遡るのは困難だろう。
だが、親戚の人が保管していた、おばあちゃんのVTRが流されて、とても柔和で良い表情、ものの言い方に感激した。
古文書や行政書類などは事実を伝えるものだが、動画は生き生きと当時の空気を物語ってくれる。
さらに、23時から放映される、若手女優が過去の女性を演じる番組がある。
そこで、「ナンシー関」という女性を始めて知った。
38歳で亡くなっているのだが、異才を放つ女性だった。
こういう人物も取り上げてくれるNHKに感謝した。
NHKは、ぶっ潰して欲しくない。