書いた字と言えば、以前に尾張徳川美術館で家康が秀吉に送った消息を観た。消息とは、現代では「便り」です。たいした字でした。筆に、勢いや殺しが表れ正に字は身技体心を形造っていた。戦国武将の明日をも知れぬ精神生活や命賭けの瞬間の槍取りが字に表れている。そこまででは無くも、我々だって実際に筆を持って思いを伝えようとしたら、必ずやその思いは字に表れる筈。ワープロでは絶対に表現できません。特に今では、字を知らなさ過ぎから一々辞書を片手に書く様だから字を選ぶ。つまり自分の書く心を確認しながらだから心は伝わる。
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