へんな洋食屋カフェ

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どしゃ降りには見舞われずだったが、堤防で釣りをするご仁やどんより曇り空な海岸で犬の散歩をするネーチャン、営業していない海の家はなかなかの風情である。なんとなく裏寂れた初秋の海岸の情景にシャッターはどんどん押せるがとにもかくにも蒸し暑いので海岸沿いに逗子方面へ駆け出す。秋谷の立石～長者が崎～葉山の御用邸～森戸まで一気に駆ける。快晴、気温32℃ならばさぞかし水着姿プラプラ、浮き袋抱えの家族連れで溢れているだろう地域も人っ子一人居ない。真冬の海岸も良いが、真冬では些か海の家は無いし夏真っ盛りの寂しい海岸というのはこういう時にしか撮影出来ない訳である。逗子駅前の繁華街を通過しバイクを停めて徘徊散歩とも考えていたが、何しろ雨カッパ内の蒸し風呂状態で汗だくだから脱げない。仕方なく次回、晴れの日に再び出向くと予定して帰途に着く。途中、給油をしたのが神武寺の峠道。ガソリンスタンドも暇なのか、スクーター一台三リットル某かの給油に3人のスタンドマンがウェルカムで恐縮だ。スタンド内の事務所で一服点
けさせて貰う。思い返すと雨降り撮影の困難さに思い知らされた訳である。ましてやどしゃ降り撮影のチャンスの無さだ。雨カッパ、長靴、ヘルメットの機動性の薄さである。どしゃ降り撮影はこの秋の台風シーズンに今一度チャレンジしてみたい。とにかく、気温や湿度なんかが徘徊散歩撮影には大きな支障が有ると痛感した。