音楽だって、マーラーの様な百人を越える大編成の大音響は、疲れますよ。美しいメロディーも多重和音で装飾したら台無しとは言わないが、大音響の地鳴り振動で表現するコケ脅しに聞こえます。むしろ、小アンサンブルの器楽曲や無伴奏のソロなんかの方が幽玄の大宇宙を表現していると思う。古典やバロックは、そのシンプルな音組の中に心中に訴える神髄が有る。実際、大編成のオーケストラの曲でも美しいメロディーはソロ楽器で聞かせる方が多い。これはと思う場面は、映像でも絵画でも楽曲でも造形でもシンプルの極で表現されています。
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