その名曲「淡き光に」であるが、高校生の頃に初めて聞いた。しかしその時点でもうかなり昔の曲でタンゴ早期の作品である。良い曲だとは感じていたが、曲名を聞いてなんか夢が大きく膨らんだ。神ガミの神々しい光ではなく、華やかな燦々とした光でもない。薄暗い部屋のロウソクやランプ等でともされた細やかな灯り、しかもゆらゆらと不安定な感じです。何か、自信の無い灯りが徐々に周囲を明らかにし、その灯りは段々と拡がる。つまり、ロウソクの手渡しの如く拡がり全体を明らかにして安心を与える。なにしろ、パっ!とは明るく成らない。
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