へんな洋食屋カフェ

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どんな事象・出来事・現象にもヒントを得て自分に役立てる事は可能である。最近よぅく来店してくれる鎌倉の女性作家の方も言う。町の本屋で立ち読みした週刊誌の見出し一つから扉が開いて一冊の本が書ける事はしばしばよっ！と。あの文豪東海林さだをさんなんか鍋の蓋で原稿用紙17枚書いちゃう。鍋の蓋ですよっ！鍋蓋なんて採るに足らない下らない品物とは言え無くては為らない重要物件ではある。鍋内の調理物質に圧を掛け、小さい孔から余分な蒸気を吹き出し調理時間を短縮させているし、調理が終われば保存蓋として活躍し(只、押さえているだけだが)虫や異物の混入を防いでいる。つまり防虫効果もある訳である。つまみ食いも防いでいるから、窃盗防止効果もある。調理時間の短縮には全世界のエネルギー資源の節約にも為っているという重要物件だなっ！その重要物件である鍋の蓋を取り上げて原稿用紙17枚の論文と言うか散文と言うか随筆を書けるのはさすがに文豪と謂える。又、鍋の蓋を目に着けた着眼点もただ者ではない。こうなるとオイラ
だって用事の頭の芸術的造形に原稿用紙18枚は書かねばならない。椅子の足先の床保護プラスチックには原稿用紙19枚は必要となるし、えっーとそれから何が有るかなっー！マァ思い起こせばキリ無く有るよっ！