へんな洋食屋カフェ

No.8012。子安の漁港沿いには昔ながらの銭湯「井川湯」が在ったり、漁船の造船所が在ったり番屋が在ったりで非日常の風景だ。駅前の大口一番街通り商店街には行き付けの中古カメラ店が在るので見学もする。此処の社長はギタリストでなんと10弦ギターを持っている。ギタリストでも千人に一人位しか弾かない楽器だ。運河沿いに出、カメラにレンズをセットして徘徊撮影を開始する。今日の得物は富士フイルム社製のファインピクスS2とS3のデジカメ創世記の大型一眼レフで暑い最中では体に堪える重量だ。歩く距離は子安から横浜までの４区間だが、倉庫や鉄橋や高島駅を巡るので覚悟はしている。素晴らしい存在感の三井倉庫、錆び付いた鉄橋はいまだに残されていて安心したなっー！高島駅で「犬釘」を拾うつもりだったが、夏草が線路に繁っていたので今回は諦めて冬の枯れた日に出直す事にした。高島駅を抜ければ横浜の中央卸売市場で、その入り口には素晴らしい煙草屋がある。素晴らしいのは煙草の品揃えとそのディスプレイだ。常用のラークを買うが、他のお客さんが「手巻き煙草」を買っているのが気になって尋ねてみる。旨いのか？高いんじゃないか？面倒なんじゃないか？と聞いてみると、その場で一本を造ってくれて「どうぞっ！」と一服着けてくれた。此が、旨いんですなっー！