へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋カフェ

2013-12-02 07:17:42 | Weblog
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静かな時を迎えている。真面目な話、包丁の手入れである。心静かに落ち着かせてオイラの宝物とも謂える和歌山産の砥石を水の中から取り出す。大袈裟だが、15キログラムは有るなっ!通常の手入れはその15キログラムから切り分けた小さな砥石で磨く。砥石で磨くと書いたのは決して研ぐ訳ではない。磨くというか舐めるというか、いずれにしてめ研いでいる。自慢だが、オイラはこの砥石を購入する際に二度、和歌山へ出向いた。一度は買うお金が足らなかった訳である。当初50万円持って出掛けたがその倍の100万円と謂われて買えずに帰った。七ヶ月後に再度出掛けたが、その時には120万円を持って出掛けたが、当初の砥石は既に買われていた。土間に無造作に転がる原石の中から気になった砥石を指差して値段を尋ねるとやはり100万円と謂う。一応、予約してその晩は宿に泊まり翌日は午前中に熊野権現に参拝して砥石屋へ出向いたのは午後の四時だった。原石砥石は綺麗に磨かれてただ者ではない風情を醸していた。で、手持ちの札束を数え
て暫し、突然に砥石屋の親方が「そこまでっ!」とオイラの金勘定を止めた。54万円である。二度も来たんだからそのくらいで良いよと言ってくれ、その石から普段使いにと厚さ2センチの板石を切ってる。18年前の砥石仕入れの思い出である。刃物の話は、次回にしましょう。

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