梅雨時の木の楽器の湿度管理は難しい。生業にしているならば、一日中エアコンを入れて湿度や温度の管理もよいが趣味では限度があるなっ!オマケに弾く場合、どうしても右腕はギターの表面にぴったりと張り付き汗がベトリと着く訳である。一曲弾く毎にタオルでは拭くのだが、それが何十年もと言うとやはり汗でニスが曇り始める。これが、現代の中程度の楽器だとウレタン吹き付け塗装だから何ともないが年代物の楽器ならば必ずニス塗装だから色褪せ曇りが生じる。経年変化と言えば其の通りだがやるせない。ウレタン吹き付け塗装の場合は、厚塗りだから粗も隠れ綺麗な光沢の楽器に仕上がるが、元々粗も隠れると言う事は其為りの楽器だと言う事。やはりニスの多層薄塗りだと塗りだけで一月以上掛かるし、其の度に製作者は表面を眺める訳だから作品としては完全である。しかし高価だなっ!
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