へんな洋食屋カフェ

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暇潰しに以前、中古で買ったDVDを観る。アメリカ映画「珈琲と煙草」で何と言う事は無いオムニバス作品でいずれも珈琲を啜りながら煙草を燻らすだけのモノクロ作品である。オムニバス9作品の演者達は誰もがオイラの知らない方々で上品に珈琲を飲む訳ではなく啜るのである。粋に紫煙を燻らす訳ではなくプカプカ吸うだけである。心曳かれる感動的な場面は一切無し。何でこんなヘンテツもない映画DVDを買ったのかと謂えばモノクロ作品に尽きる。露出の潰し方やざらつき感がオイラの徘徊モノクロ撮影の教材となるのである。モノクロだからと言って往年の作品にそうは興味が有るのではなくカラー作品後のわざわざモノクロで撮った映画作品に興味が深いンですなっ！カラーの時代にわざわざモノクロで撮った理由が必ずや隠されているに違いないし、わざわざモノクロで表現する監督の理念も知りたい訳である。ある意味、かなりのテクニックが必要である。フランス映画の一時期、フィルム・ノワールというジャンルが盛んで「勝手にしやがれ」とか「男と女」
とか「サムライ」等とモノクロ作品の傑作がたくさん出たが今ではもうカラー作品ばかりかカラー加工作品に為ってしまい現代作に対する興味はだいぶ薄れているなっー！