へんな洋食屋カフェ

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完全に梅雨時だなぁ！今朝のギター稽古は些かヴィンテージは出さずにケースの中、乾燥剤と共に休んで戴き子守りをするのはアルゼンチンの「ホセ・ヤコピ」のみで行う。だからと言って、此のホセ・ヤコピが湿気に強いとか大事さが劣るという訳ではなく今月中の常用楽器だからである。今月中の常用という事は、毎月々その月を通して弾く月替わりのギターを設定しもう一台は日替わりで子守りをするのである。理由、子守りの12台の内、三台は未だそうは弾かれておらず音魂がボディに刻まれていないと感じているので毎日、音を仕込んでいる訳ですなっ！湿度の多い(65％以上)時はボディ内の素板も微妙に湿気ているので音魂を刻み易いンですなっ！冬の乾季迄にその三台を仕込めればかなり鳴る楽器に育つ筈である。湿気は木楽器の大敵と言われているが、オイラはそうは思わない。寧ろ、逆手に利用しているのである。更に、暖かい５月から10月の間は指も直ぐに動く(ウォーミングアップも短時間)から指に筋力を付ける為にも弦張の強い楽器
を選び、超速のジャンル(フラメンコ)で鍛えるのだ。昔からの言葉や風習だが、春から秋口迄に稽古を重ねて力や知識を育んで秋には実らせてうまーく冬を楽しむ訳ですなっ！こんな事は、1日、一月、一年どころか一生に渡り活用出来る術だなぁ！