いわゆる「タメ口」というのか、その仕様が歩調に大きく格差を造る。年輩の方で、本当に出来た方は年少の人にも丁寧語・尊敬語を使っています。それは、年齢や知識や経験を越えた尊厳をよーく知ってるからだと思う。相手の先回りをせず、相手の良さを引き出す術を備えている。勿論、実際はそれ以上の知識・経験を積んでいるのだが、先にそれを出さず相手の良さを引き出す。聞き上手なんですなっ!オイラのお客さんに居ます、その方は成るべくして国の役人の大老になった方で大変な聞き上手です。だから、間合いや歩調合わせは大達人です。
今朝の読売新聞、若者が人付き合いを会社以外にも求めている、と。但し書き「長幼を越えて対等に」と、これが常識でない。やはり、長幼を重んじなければ年齢や経験を越えた様々を引き出せないし、そもそも可愛がられない。その「歩調・足並み」は、只の自己都合の為にある。一人一人は、いい若者なんだけど大概心にイチモツがある。気の合う仲間の様に年輩の方を取り込もうとしています、若者の都合で仲間入りをさせようと。逆でしょう!これが教わるとなると違うんですなッ!「教わる」という魔術、金銭を払って、先生なんて呼んで崇拝。