佐藤義典「図解・実戦マーケティング戦略」を読みました。
企業の知財コンサルティングという仕事の関係上、マーケティング戦略の知識が必要なため、関連セミナーへの参加、参考書の読み込み等をしていますが、今一つ、仕事に役立っているという実感がありませんでした。
この本を読んで、当に目から鱗が取れた印象を持ちました。
著者は、マーケティング・コンサルティング会社の代表取締役で、コンサルティング経験が豊富な実戦タイプの方です。
その経歴のためか、実務に役立つ知識が事例を参考にして分かり易く解説されています。
マーケティングの参考書と言えば、手法を中心に説明したものが多く、実務に役立てるのには高いハードルが存在していますが、この本は、実務家への入門書・参考書として優れた書籍です。
著者は、代表的な戦略ツールである、SWOT分析の活用をかなり制限的に考えています。
つまり、SWOT分析は、戦略があるときに、その戦略を評価するのには良いツールですが、戦略構築にはあまり役立たないということです。
この見解については、私も同じ意見です。
著者は、「戦略BASiCS」「マインドフロー」「ニーズの広さ深さ」「売上5原則」「プロダクトフロー」という相互に関連する5つのピラミッドツールの活用を推奨しています。
このツールは、私の経験でも実務に即使用できるので、お勧めのツールです。
ご一読をお勧めします。
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企業の知財コンサルティングという仕事の関係上、マーケティング戦略の知識が必要なため、関連セミナーへの参加、参考書の読み込み等をしていますが、今一つ、仕事に役立っているという実感がありませんでした。
この本を読んで、当に目から鱗が取れた印象を持ちました。
著者は、マーケティング・コンサルティング会社の代表取締役で、コンサルティング経験が豊富な実戦タイプの方です。
その経歴のためか、実務に役立つ知識が事例を参考にして分かり易く解説されています。
マーケティングの参考書と言えば、手法を中心に説明したものが多く、実務に役立てるのには高いハードルが存在していますが、この本は、実務家への入門書・参考書として優れた書籍です。
著者は、代表的な戦略ツールである、SWOT分析の活用をかなり制限的に考えています。
つまり、SWOT分析は、戦略があるときに、その戦略を評価するのには良いツールですが、戦略構築にはあまり役立たないということです。
この見解については、私も同じ意見です。
著者は、「戦略BASiCS」「マインドフロー」「ニーズの広さ深さ」「売上5原則」「プロダクトフロー」という相互に関連する5つのピラミッドツールの活用を推奨しています。
このツールは、私の経験でも実務に即使用できるので、お勧めのツールです。
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