公園にアオゲラを撮りに。
待っていると、広場の大きな木(オニグルミ)にやって来ます。
アオゲラのお目当ては、樹液。
得意のくちばしで幹に穴をあけ、そこから出てくる樹液を吸い取ります。
下の写真では、穴から黒く樹液が流れ出ている様子がわかります。
この日は残念ながらメスのみ、 前日はペアでご登場だったのに。
近くの公園でアカゲラに出会いました。
朝、公園に着くと常連のFさんがアカゲラを狙って、一心不乱。早速参戦。
ちょっと遠くの木の幹に。
いままで何回か見てはいますが撮ったのは初めて。
赤いデカパンツのメスです。
飛び出しも、
このまま営巣までやってくれることを期待。
アリスイとモズの縄張り(?)争いがありました。
最初アリスイが民家の柿の木に来てとまってました。
下の絵で柿の実がありますが、これはなぜか一個だけ残っているもので、木の右下に位置しています。
少しあと、モズがこの柿の木の一番高いところに止まりました。 (残念ながらこのときの絵はナシ)
するとアリスイがそのモズの方に移動し始めました。
モズの止まっている幹の下に飛び、
ゆるゆると上に、 モズが何事かと、
アリスイは武者震いでしょうか、ボサボサになってます。 モズは何事かと下をのぞき込み、
さらに近づき、
エイヤアと攻撃! モズはいたたまれなく上に飛びだし、 (上にちょこっと写っているのがモズのくちばしです)
モズは柿の木の下の方に追いやられ、
アリスイは柿の木の天辺を独占。 モズの追い出しに成功。
ここのアリスイは強いです。
ながながとご覧いただきありがとう御座いました、またお疲れ様でした。
今季初めてアリスイを追って来ました。
採餌は地上でよく行っていました。 ときたま移動の時、灌木の上にやって来ます。
この木には実がなっていますが、これらを食べません。 (木の名前? イボタノキ?)
同じような木の上に、
多くの時間、このように地上を俳諧
見つけると穴を掘る勢いで、
そしてときたま、竹の上でポーズ
フェンスのところの木にも、
こんもりした常緑樹の中に入ったアリスイ。 近いのですが・・・。
かぶらない「小さい穴」を見つけた方がいて、そこから手持ちで寝そべっての撮影。 多謝。
頭部を大きくアップ、
地元の方々にはお世話になりました。
モズとのバトルがありました、次回予定。
<アリスイ キツツキ目キツツキ科 全長18cm (コゲラ(15cm)より少し大きい)、
夏季にアフリカ大陸北部やユーラシア大陸で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中部やインド、東南アジアへ南下し越冬する。
日本では北海道、本州北部では夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)、本州中部以西では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。Wikipedia>
チャバラアカゲラに関する情報。
この鳥に関する情報が見つかりましたのでまとめてみました。
観察記録
1) 2005 年5 月15 日 5 月17日,石川県輪島市舳倉島
民家周辺に植栽されたサクラ類の木、クロマツに飛来。(文献1)
2) 2007年5月2日 新潟市西区で 海岸から200m のクロマツ林の林床で
チャバラアカゲラの死体を発見。
死体の状況から、空中から地上へ落下したと思われる。剥製化。(文献2)
3) 今回2012年5月8日(?)舳倉島。 島中央部のカラマツに飛来 (mike)
形態はアカゲラとほぼ同じ体形。
これらの文献の写真と今回のと比較して見ると、以前のものは頭頂部が鮮紅色で、
今回の黒色とは大きく異なっています。
オス、メスの違いでしょうか、亜種なのでしょうか?
生息域としては インド北部からインドシナ半島を経て中国南西部、及び中国東北部とロシア
沿岸地方とあり、 これらの間を春と秋に渡りをしている。
日本には生息しないとされている。
本種の渡りについては,中国の沿岸地域では,個体数は多くないものの定例的に観察されており
従来は,朝鮮半島では希な旅鳥で,韓国ではソウル近郊の京幾道光陵で1 例の採集標本が
あるのみ(Won1993)とされるなど,数例の記録があるに過ぎなかった。
しかし,近年になって,韓国では春または秋の渡りの時期に島嶼(とうしょ)部において観察されている。
2006 年4 月にはソウル市内においても確認されているという (文献2)
このことから舳倉島へは、ロシア沿海地方への渡りの途中、迷ってたどり着いたものと思われます。
文献1 小堀脩男・武田 稔・内貴英男・池長裕史
石川県舳倉島におけるチャバラアカゲラDendrocopos hyperythrus の観察記録
日本鳥学会誌 56(1): 60–62 (2006 年8 月31 日)
文献2 風間辰夫 土田崇重
日本で初採取されたチャバラアカゲラ Dendrocopos hyperythrus について
報告 2007年9月5日受付.
珍しい鳥に出会えました、舳倉島(へぐらじま、能登半島北50Km)で。 チャバラアカゲラ(茶腹赤啄木鳥)。
滞在2日目の2012/5/8 PM3すぎ、舳倉島の中央部で。
「見たことない鳥を撮った」と興奮気味の方に画像を見せていただき、急遽その場所に移動。
待つこと暫時、突然目の前の松の木に飛来。 近い! 15~20mほど。
約30秒の間遊んでくれ、私一人の単独独占撮影会。 50枚ほど撮れましたが見られるのは数枚のみ。
頭頂は黒ですが、ごま塩模様が。
腹は茶色で、下腹はアカゲラのように赤。
この鳥は舳倉島でも珍しいとのことで、前回の確認は、宿のおかみさんによれば5年前とのことでしたが、
過去の資料から2005年に確認されていて、7年前です。(5/11修正)
手持ちの鳥図鑑にも掲載がありませんでした。 こんな珍鳥に出会えて感激。
この鳥を撮った方は数名ほどとか、多くはないようです。
その後多くの方々が待っていましたが翌日午後までの間新たな出現情報なし。
本土で観察されていないようですが、この鳥、どこから何処に行くのでしょうか?
どなたかお分かりでしたら教えていただけませんでしょうか。
また、現地でKTさんはじめ多くの方々にお世話になり、ありがとう御座いました。
舳倉島のその他の鳥は順次アップ予定。
数日前に獲った公園の緑啄木鳥(アオゲラ)を。
桜の葉が茂り、やっと見えるポイントで。
ここによく来るのですが、どうもまじめでないようにみえます。
巣穴はあまり深くなく、掘るのにも力が入っていないようで・・。
どうなっているの?
たまにメスが来て、オスが掘った巣穴をチェックしますが、どうも出来映えが・・・。
すぐに行ってしまいました。
蟻吸(アリスイ)に会いにちょっと遠征。
湿地にいました、一羽で。
ブッシュの中にいる時間が多く、なかなかよいところに出て来てくれませんでしたが、
最後に被りの無いところに、ラッキー。
見返り風に、
ちょっと思案顔で、
横から、
一瞬舌を出しました。 がシャッターチャンスが悪く、引っ込めたときに。
本当はもっと長く出したのですが、残念。
よく、忙しい木の中で。
木の先端に止まっていて向きを変えようとしたとき、バランスを崩し、
おっとっと、
近くのMFでは今季観察されていますが、私には撮影のチャンスなし。
きれいなのが撮れてよかったです。
地元の方には親切にしていただきありがとうございました。
神々の棲む杜のその他のトリ。
今回は本命のムギマキを主体に追っていましたので、そのほかのトリで撮ったのはわずか。
アカゲラ オス
ゴジュウカラ
赤啄木鳥 (アカゲラ)は抱卵中の様子。
抱卵の交代シーン。
メスが到着するやいなや、オスが顔を出し、
飛び出してゆきました。 この間の早いこと、電光石火のごとし!
別の時間帯。 メスが。
オスが高いところで採餌中。
赤啄木鳥 (アカゲラ) キツツキ目 キツツキ科 全長23cm(アオゲラより一回り小さい)
留鳥または漂鳥として北海道から本州に分布。
枯死材の中にいる甲虫の幼虫やアリ類やチョウ・ガ類の幼虫も食べる。
枯れ木や枯れた大枝に、雌雄で樹洞を掘って巣にする。巣は地上2~5mぐらいに作る。
穴の入り口の直径は4~6cmぐらい、深さは20~40cmぐらいである。
(yahooオンライン野鳥図鑑他より)