梅雨入りの前の日、遊水池のあたりを散歩。
前日キジのバトルが見られてとのことでしたが、この日はオス一羽で。
現地の方の話しでは、嫁さんを巡っての戦いだったとのこと。
敗れたこのオスは、盗られた嫁さんを待って、縄張りの境界線の近くでときどき声を上げていました。
コチドリが営巣していました、造成地のくさむらの中で。
金色のアイリングがいいですね。
そして、チョウゲンボウの子供が。
2羽だけ巣立ちし、100mほど離れたところにいました。
まだ、しっかり止まれないようで、ちょっと風が来ると、欄干の上でたいへんです。
お、とっと、 難しいな!
楽しませてくれた営巣、そろそろ終わりでしょうか。
ホイホイホイの鳴き声、いいですね。
渓谷にサンコウチョウを追って来ました。
いつものことながら難しいですね、このトリを撮るのは。
枝止まりが全滅なので、飛びもののみで。
カルガモ親子を追って近くの川へ、
この近辺には2組の親子がいるとのこと。
最初に出会ったのが、子供3羽を連れた親子。
現地で会ったトリ友によると、この親子昨日は6羽いたとのこと、
3羽はどうしたのでしょうか。
あとの一組もしばらくすると見つけることが出来ました。
この親は9羽の子供を連れていました。昨日から変化なし。
突然岸の護岸に上がり、ひなたぼっこかと期待しましたが、すぐに水の中へ。
ちょっと波立っているところを上流へ。
多くが、無事に育ってほしいですね。
珍しい夏羽根のアビを追って銚子近くの漁港まで行って来ました。
外海は大荒れでしたが、漁港内は穏やかです。
首が赤色になっていて、夏羽。 初見初撮り。
ただ、この個体、左足を負傷しているようで、
湾内を泳ぎまわっていましたが、採餌場面には遭遇せず、
また目を閉じてときが多いように見えました。
今後が心配です。
アビと同じところにアカエリカイツブリがぷかぷか。
このカイツブリ、赤襟は夏羽のとき現れるようです。 上の写真では少し色づいているのでしょうか。
ツルシギが入っていると教えていただきちょっと遠征。
あきらめかけていたころ、蓮田に動くものが、 ツルシギでした。初見初撮り。
成鳥夏羽根の色です。 1週間前の撮影。
蓮田の中、4羽で採餌中
ドジョウらしきものを捕って、
<ツルシギ チドリ目シギ科 全長32cm
旅鳥として全国に飛来、水田、蓮田、干潟などに生息。>
室堂は一面の銀世界、晴れた日はサングラスなしには過ごせません。
ここの降雪は半端ではなく積雪は10mくらいになるそうです。
ターミナル近くの業務車両用道路。 6-7mはあるでしょうか。
有名な室堂の風景:立山雪の大谷。 観光客用の遊歩道があります。
今の時期ここには、雪を見に東南アジア(台湾など)からの観光客が多いようです。
雷鳥を追っていると、カヤクグリが群れでやって来ました。
雷鳥のオスはこのころ、縄張りづくりと警戒、嫁さん探しでたいへんです。
警戒は縄張りへの外敵や他の雷鳥などの侵入を防ぎ、撃退します。
これは子供が無事に育つまでのオスの大事な仕事です。
昨日アップしたオスがいた近くで、別のオスが、ハイマツの横から現れました。
このオス、目の上の赤い肉冠が小さいので若鳥でしょうか、また
識別用の青い足環が付いています、 「アオアシ君」と呼ぶことに。
そして、小高い岩の上の方に歩いてゆきます。
アオアシくん、岩の頂に。
しばらくあと、ここを縄張りにしているオスがこの侵入者を見つけたようです。
「オレの縄張りに入るな、すぐ出ていけ」と、「ガァーオ、ギャーオ」と
すざましい鳴き声でアオアシ君目がけて走ってゆきます。
尾羽を立てて、威嚇。
そして、飛び出し、侵入者のアオアシ君の方へ、
この剣幕におそれをなしたか、アオアシ君はすぐ退散。争いはなし。
そして、岩の上に陣取り、縄張り確保成功。 (この岩は興ざめ。なんでこんなに汚く?)
谷を挟んだ反対側の遠い斜面でもバトルが、
ライチョウを撮りに立山の室堂に行って来ました、長野県信濃大町から黒四ダム経由で。
2400mの室堂は先月に開山したばかりでまだ雪が多く、一面の雪野原です。
それでも所々雪が解けてハイマツが顔を出していて、このようなところにライチョウが居ると、
センターで教えていただき、早速ポイントへ。
それにしても雪道の歩きにくいこと、ゆるんだ雪で滑るし、穴ぼこだらけで、難儀しました。
オスが見張りでしょうか、居ました。
ライチョウは冬の間群れで生活していますが、この時期、群れから離れ繁殖期に入ります。
オスが縄張りを持つようになり、メスを呼び込んでペアとなり、繁殖のための活動をするとのこと。
しばらくするとメスが突然別の方角から、ハイマツのへり沿いにすがたを現しました。
あまり近くてびっくり、レンズの合焦距離よりも近くを通り、オスの方へ。
そして、オスとお見合い(?)
ここでオスはメスに求愛のディスプレイ、 一枚目の写真です。
いろんな場面でこのポーズを、
その後、木の芽などをついばんでいました。 カップル成立なのでしょうか??
オスは目の上に赤い肉冠があります。 大きさは個体により異なるようです。
翌日朝はやく、別の場所でのカップルを。
こちらの方はアツアツのようでした。
派手なソウシチョウも、
かご抜け鳥のソウシチョウは繁殖力強く、標高1450mのこの峠にまで進出しています。
ここではこの鳥が一番強く、他のトリを追っ払ってしまいます。
今後が心配です。
ヒガラも。