諏訪湖のグル その2。
この日はオオワシにちょうどいい風があり、朝高台の立石公園の近くを飛んでいるのが見えたので、
また来るはずだと、11時前移動。
ここは高台で諏訪湖をよく見渡せ、グルの飛びがよく見えます。 ただしほとんどの場合、遠くて絵にはなりません。
この日はよく飛んでいました。 朝から陣取っている方によると7回も。
その中で比較的近くを通過したときのショット。 対岸の稜線と、
この日のグルの飛びは、採餌のためのそれとは明らかに違っているようでした、地元の方も同感。
私には、北帰行の準備、風をつかんでの飛翔の練習のように見えました。
採餌をほとんど行わず、山での休憩もせず、よく飛んでいました。 風をつかんで非常に高く上昇し、対岸の方に、肉眼はもとより双眼鏡を使っても見えなくなるまで行きます。 しばらくすると突然思いもよらない方角から現れます。
結果として、昨年のように近くには来ませんでしたがなんとか横から撮れました。
大トリミングで;
グル: 12年前負傷したオオワシを看病し助けて以来、このオオワシは諏訪湖に毎年飛来するようになり、
このオオワシが「グル」と名付けられました。 今年で12年目で、諏訪湖の名物オオワシとなっています。
もうすぐ北に帰るでしょうが、また来年も来てくれることを祈ってます、元気で. See you again。
オオワシ 「グル」 に会いに。
去年楽しませてくれた「グル」にことしは未だ会っていません。
行かねばと考えていたのですが、もう2月も末、春風に乗って、オオワシ「グル」が北に帰る時期になってしまいました。
来週には旅立ってしまうかも、と今日急遽車を走らせて来ました。
朝小一時間の待ちの後、鉄塔から飛び立ち。
一路、湖面へ。遠い。 そこで撮影時は判らなかったのですが、大きな餌(魚)をゲット。
超トリミングの絵ですが、グルが魚をぶら下げているのが見えます。爪で引っかけている様子。
なんとそのすぐ後の写真では魚が消えています。 落としてしまったようです。
その後、再採餌せず、手ぶらで山に向かって。 ラッキーなことに湖畔の我々の方向に。
だんだん近づいて来ます。 1枚目の写真はそのとき。
近づいて来たのですが、逆光の方向に、 ずいぶん近くを飛んでくれました。
最近ではめずらしいとのこと、ラッキーすぎか!!
その後高台に移動、そこで飛翔が数枚撮れましたので次回、 また「グル」の説明も 。
タカサゴモズ <高砂百舌> を追って木曽川河口まで行って来ました。
堤防の外側、畑や民家のあるところで、あちこちと遠くを飛び回っていて、なかなか近くには来ません。
黒くて太い過眼線に紛れて目が出にくいトリです。 ↑ はその中でなんとか見えるカット。
きれいですね。
畑の中の木に来たところ、同じようなカットばかりですが・・・。
<高砂百舌 全長25cm (モズ(=20cm)より大きい) 雌雄同色
まれな旅鳥として、西表島の他神奈川県、山口県、福岡県 などで観察の記録がある。
カザフスタン南東部からアフガニスタン、インド、台湾、中国からマレー半島、インドネシア、ニューギニア西部に分布する。
この地域では個体数はかなり多い。>
今回お世話になりました皆さん、本当にありがとうございました。
キガシラシトドを追っているとき、よく現れたトリたち。
アオジがキガシラの先導役。 お腹の黄色が光ってました。
カワラヒワ 成鳥幼鳥と一緒に集団で現れ。
カワラヒワ の幼鳥
ジョウビタキ 柳が芽吹いているのですが・・。
公園にアトリが迷い込んで来たようです。
群れから離れて一羽です。 この子は今後どうなるのでしょうか
オス。 地上で餌をついばんで。 色がきれいです。
紅葉の実(?)を。
たまに、近くの木に。
キガシラシトドのその後を;
現地の方が暖かく見守っていて、元気。 ときどきお出まし。
頭上の黄色のシンボル少し色が濃くなったようにみえます。
胸から腹にかけてのうぶ毛がはえ替わっているのでしょうか、まだら模様です。
背伸び!
見返り
今日は、らくちん&たのしい撮影、 いすに座ったままで、トリが来ていないときは現地の方とトリ談義。
お二人のOさん、現地の方ありがとうございました。
ハチジョウツグミを追って来ました。 初見初撮りとなるので勇んで現地に。
朝から3時半まで粘りましたが、先輩方が撮られたようには行かず、手強い。
なんとか、姿が判る数枚をアップ、 同じような絵ばかりですがご容赦を。
対岸の斜面で餌をついばんで、
<八丈鶫 ツグミの亜種に分類されている。全体に赤褐色の羽が目立つ。
この亜種の羽色にも変異が多く、泡色から濃いものまで様々。>
たまに枝にも、
梅・八丈 です。 ツグミに焦点を合わせたつもりが・・。
トリ撮りの先輩方にお会いでき、成果とは違い楽しいトリ撮りでした。 感謝。
カラフトムシクイが来ているとのこと、早速。
こんなに撮るのが難しい鳥、初めてです。 木の上で虫を捕っていますが、その動きの早いこと、
ちょこちょこと飛び回っていて一瞬たりともじっとしていること無し。
その上、木から木へ動きが早いこと、カメラマンの一群を引き連れて公園中、あちらこちら。
空抜けの小枝がかぶったブレブレ写真がほとんどでしたが、なかで見られるものを、証拠写真。
黄色い頭央線と黄色い眉斑が特徴ですが、 ↓ の写真では 頭央線がかすかに見えます。
カラフトムシクイ 樺太虫食 大きさ9-10cmで、日本産虫食いでは最小。
数少ない旅鳥として日本に飛来。
念願のユキの上のハギマシコ、やっと撮れました、 晴天の日に。
通常草地の上で採餌していて、どうしてもバックがきれいに撮れませんので、この日をねらっていました。
ここではハギマシコが50羽ほどでしょうか群れで行動していました。
群れでの飛翔を。
ときどき、雪の上の餌場に降りてきます。
オスは赤みがきれいに出ています。
メスは地味ですが、いいですね。
メスが背伸びを。
一面の雪で、採餌が難しいのでしょうか、餌場に集団でやってきます。
つくだ煮になるような数のハギマシコが一度に
急げ!
今回は現地の方始め多くの方々にお世話になりありがとうございました。
またつぎの場所に案内いただきました「うり坊」さん、お世話になりました。