憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

参院海賊法案審議入り・・・徹底審議期待!3分の2条項再議決に反対する

2009-05-28 11:29:00 | Weblog
●期待はずれに終わった党首討論だった

〇海賊法案の審議入りした
 参院国会審議に注目したい

●法案の対立点は明確である
①首相の自衛隊派遣承認
②活動終了後国会報告
 政府提出法案は上記2点の規定がある
※これに対して民主党は
 国会の事前承認を求めている
※日本共産党&民主社会党は
 自衛隊派兵を憲法違反だと反対している

●法案が成立していないのに
 ソマリア沖自衛隊派兵は実施されている
 法的根拠は
 海上警備行動と自衛隊法を適用している
注:海上警備活動は日本近海に限られていた
  拡大解釈されてのソマリア沖派兵である

●国会答弁での
 麻生総理の弁には矛盾がある
 「海賊行為への対処は警察活動である
  よって
  海上警備活動と同様に考えて事前承認は求めない」
※海上警察活動なら海上保安庁の仕事になる
 自衛隊派兵は、お間違いと考えるが・・・。

●海上自衛艦2隻
 P3C哨戒機2機
 武器使用制限緩和
 外国船への警備拡大
 歯止めのない自衛隊活動になっている

●更なる新法制定が
 なぜ必要なのか疑問になる

●新法は政府判断だけで
 いつでも!どこでも!
 自衛隊海外派兵を可能とする
※憲法違反とする
 日本共産党や民主社会党の主張が理解できる

●参院で否決されても
 衆院三分の二再議決で法律が成立する

●現在の衆院の多数議席は
 “郵政民営化に賛成か反対か”
 小泉主張のまやかしで得られた多数議席だ
 議席は郵政民営化で役目を終えた
※その数を使う暴挙は許されないと思う
 その意味からも一日も早い
 民意を問う総選挙を実施するべきである
 “解散より経済対策”を口実に
 解散先送り民意を無視する政治運営が続いている
 残す任期は3ヶ月余りだ
 3分の2条項は使うべきではない

◎マスコミに注文がある
 自民党公明党政権と
 民主党中心野党連合の
 政治手法や政策の違い
 国民に解るように報道をする
※例えば
 「官僚支配政治」を野党が攻撃する
 その官僚支配を具体的事例で示す
 官僚既得権益や政権党の既得権益
 政官業の癒着実態を精査し報告する
※国民の損失は(税の無駄遣いは)
 何処にあるか明確にする



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