憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

生物多様性条約の発効・・・条約をご存知ですか!

2009-05-23 10:22:02 | Weblog
〇生物多様性条約
 社会の注目度はまだ低く「生物多様性条約?」
*視点を変えると
 地球温暖化問題同様に
 生物多様性問題も
 世界的注目度が高いと言われている
 (私自身も詳しく知っているわけでは在りません
  関心がある程度の認識です)

〇身近な例を挙げると
 *ブラックバス=日本の湖沼に生育拡大した
 *西洋タンポポ=冬眠型の日本タンポポが駆逐されそうだ
※侵入種は本来の生息地以外に定着し繁殖し生態系を破壊する
 (在来生物の生態系に悪影響する)
 (絶滅危惧種とは違う問題である)

〇自然環境保全基本調査
*環境省が
 現在全国各地に調査を委託して進めている
 報告に基づいた国の対策が期待される
 (個人的には秋田県の水辺の生物調査に関心がある)
*来年度(2010年)
 名古屋市で開催予定の
 第10回生物多様性条約締約国会議で日本が議長国を務める
 日本国の取り組みが注目される

●農村地域にいた生物が姿を消して久しい
 私は地域の生物を追い調査した経験がある
*昭和40年前後頃から
 小川(水田水路)や水田に生育していた動植物が姿を消した
・フナっこだのドジョウっこだの歌われた魚はいない
・水田の主の蛭(ヒル)も田螺(タニシ)もいない
・農村の動物蛋白源イナゴも消えてしまった
・疲労した百姓の気分を癒したホタルも一匹もいない
・水田に生えた水草も変化している(藻類など)

●原因は?
※農薬除草剤の影響だと考えた!
 使用する百姓より
 農薬除草剤を生産販売する企業に責任がある
 農民消費者の生命にも影響する企業公害である
 拙速に結論を出した
※その後も調査を続けた
 田園潅水水路の本流から
 メダカもフナっこもハヤッこも消えた
 (時に見つけた小魚を食すと下痢に・・)
 (20年代には
  清い水にしか生息しないアユも泳いでいた)
※水田潅水本流路は生活排水に汚染された
 家庭からのゴミが流され水を汚す
 中でも酷いのが洗濯排水である
 弱い流れ場は洗濯排水泡で埋まるほどである
 これでは
 生物の生育は無理である
※生活者の道徳心欠如が招いた結果だ
 大量生産大量消費の儲け第一社会の成れの果てだ
*1億総懺悔は私の本意でなかった
 調査を続ける意欲は費えてしまった

〇人間も自然の一部です
 自然と共生する
*自然無視の人間社会に
 危機感は持ち続けてきた
 それだけに
 「生物多様性国際条約発効に強い期待を抱いている」
 マスコミがもっと大きく取り上げて欲しい
 そんな願いからブログの発信である

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