憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

文部科学省に“授業時間増やすより・学力向上が見込める提案!”

2008-02-16 19:33:34 | Weblog
○義務教育には誰もが一言居士になれる。
 私からも文部科学省のふらつき教育に一言ある。

「ゆとり教育」こそ世界に羽ばたく人づくりである。
 当時の教育現場にあった反対意見を退けて導入した新教育路線だった
 それを、たった10年で捨てた。
*文科相は
「10年前の理念を維持しながら
 直すべきところは直すため、
 内容や授業時間数を増やしたのが今回の改定だ」
 納得できる説明になっていない。
*現場では、この10年間試行錯誤して
 ゆとり時間の運営に効果が出せるようになった。
 それが無になる。
 戸惑っているのが当たり前である。
*現場の創意工夫を言い続けていた文部科学省
 現場の創意工夫の限界とでも言って
 現場に責任を押し付けるつもり?。

○学力低下を御旗に改定を押し付ける文部科学省
 授業時間数を増やして学力が向上するか?
 その考えが根本的に誤まっているとしか思えない。

例えば
*理科と言う教科は
実験観察が基本になっている
水は100度で沸騰する。
言葉で教えることより
水を沸騰させる実験観察を行うことである。
実験観察ない授業は面白くない
面白くもない授業をいくら時数を増やしても
学力向上にはつながらない
*算数でも同じことが言える
1000mが1kmとは数秒で教えられる
子供は暗記するだけで理解とはほど遠い
1平方センチが1万個集まると1平方メ-トル
やはり暗記である
*登校道路の距離等を考える
*学校敷地の広さを考える
 一寸の工夫が授業を楽しくする。

○上げればきりがないのでここで止める。

*言いたいことは
授業には“準備に”相当時間を要すると言うことです。
(事後指導にも時間が必要)
教師にゆとり時間を持たせ必要があります。
教師にその準備創意工夫の時間を確保させる。
ゆとり時間を無駄にする教師も出るだろう
でも、ほとんどの教師は有効活用するでしょう。

*友達同士の共助で学力をつけようとした
教師の“○ちゃんに教えてあげて”
児童が言った“教えれば損だ”・・(親の考えを反映している?)
教師はこの児童の言葉に絶句した。
しかし
出来る子供だけを伸ばす義務教育に疑問を持っていた教師は
信念を変えることがなかった。

○出来る児童が(理解力の早い児童)
 出来ない児童に(理解力の遅い児童)
 教える
 児童全体の学力を上げる」
 それには、共助のある授業をすることに尽きる
 出来る児童が出来ない児童を教え助ける
 この行為は互いに持てる才能を伸ばすことにもなる。

◎文部科学省は
 学力向上の方針に
 安易な授業時間数を増やすことよりも
 こんな教師の共助助け合いの授業に
 価値観を転換する必要があるのでは・・・と考える。