憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

無知を恥じて告白します

2008-02-07 18:21:22 | Weblog
日経ビジネス紙上で森永卓郎氏が主張している
“車が売れない”なぜか?
人口減がある・少子化がある等の説明がある・・が
その視点を否定してかく主張している。
○若者が車離れをして車を買わないのではない
 欲しくても買えないのである!
 まだ車購入年齢層は人口減になっていないのである。
○年収200万円以下の人口が1000万人を超えた
 貯蓄率が20%から昨年には3%に下げている
 貯蓄減は生活必需品購入に当てた取り崩しである。
○軽自動車の販売も下げている。前年比15.1%減である
 高級車レクサス販売は伸びている。前年比11.9%増である
 経済格差の拡大である。勝ち組が高級車に向けて動いている。
○消費力の低い国民が増えている。<年収200万円以下>
 このまま国民の貧困層が増え続けると日本社会は崩壊に向うことになる。
◎これが小泉改革が作り出した社会である。

森永氏の論調を自己流に解釈したわけである。・・・
私には共感する理由があるんです。

◎私は、12年前に定年退職をした。
 定年後の生活をマンション経営に求めた
 マンション経営と言うほどの規模ではないが
 4階建て20室で近隣にはない高級感のあるマンションを建てた
*計算はこうでした
支払い
 借入金2億円<建築総額すべての費用をこの範囲に収める>
 月々の返済は102万円
 必要雑費経費積立金を20万円
 ◎月の支払い総額1220000万円
収入
 室料は月7万円<70000×20×0.85=1190000
 計算は当初から30000円不足だった・
 <家賃は値上がり傾向にあったから・・なんとかなる>
 これまでの10年は計算どおりに運営できた

昨年から変調が始まった
賃料が値下がり傾向になった
値下げしても入居者が見つからない状況になった
救いは借入金利息が2%下がっていることだ
昨年は臨時経費が大きく出た・雨漏りに600万円もかけた
計画より10年早い補修である積み金が不足!
入居率も計算の85%を割り込み70%になっている

●課題は賃料である
 70000円はもう無理だ60000円だ
 それでも入居者を確保できない状況だ
 いま考えていることは
 年収200万円人口が増えていることだ<近隣生活者にも>
 もし・支払える借料料金を収入の20%で計算すると
 200万円×0.2=40万円<月に払える金額は3.5万円以下となる>
 マンション経営破滅だ
 あまりにも無知だった自分を恥じる
 退職悠々自適の生活が壊れて飛んだ
 300万円なら・・300万円×0.2=60万円<月に5万円>
 400万円なら・・400万円×0.2=80万円<月に6.7万円>

◎5年頑張ったら・・年収400万層が日本の平均給与になる
          それを信じて5年頑張る。
          
◎年収200万円の時代がやってくる
 森永卓郎さんの著書をもっと真剣に考えるべきでした。

◎ブログを訪れた方の知恵を頂きたいと心から願っています