茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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佐波波地祇神社

2009年10月29日 | Weblog
佐波波地祇神社
(さわわちぎじんじゃ・さははくにつかみじんじゃ)

通  称 : 大宮大明神・六所明神・カラカイ山
御祭神名 : 天日方奇日方命(あめひかたくしひかたのみこと)
      大己貴命(おおなむちのみこと)
      積羽八重事代主命(つみはやえことしろぬしのみこと)
      三輪神少彦名命(みわのかみすくなひこなのみこと)
      媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)
      五十鈴依姫命(いすずよりひめのみこと)
鎮座地 : 茨城県北茨城市大津町字宮平1532

【御由緒】
 当社の創立の起源は古く、延喜式神祇神名上に常陸國二十八座 大七座 小二十一座の中に 多珂郡一座小 佐波波地祇社 とあり、また日本三代實録には、「清和帝 貞観元年4月26日辛亥常陸多珂郡正六位上佐波波神進従五位下云々」とあり、また社伝によれば「多珂郡皇浦(今改大津)佐波ノ湊ニ鎮座佐波波神 天日方奇日方命而号大宮大明神云々」とあり、このことから、少なくとも1200年前の、齋衡(854~)・天安(857~)の間に創立と伝えられている。
 古くは佐波波神また六所明神と尊称されていたが、元禄年間に西山公(徳川光圀公)が神徳を景仰して、神鏡一面を奉納し、大宮大明神と尊称を奉った。

山の上にこの神社は鎮座しています。境内からは海を見渡せ気持ちのよい神社です。
この時期に神社周りをするつもりはなかったのですが、なぜか呼ばれてしまいました。神無月で出雲にお出かけのはずなのに呼ばれるとはどうしてでしょうかと思ったのですが、こちらの神社は出雲の神様だったのです。
天日方奇日方命は、神武天皇に仕えた東夷征伐に大功された方で大己貴命の令孫事代主命の第三皇子だということでした。
出雲に行くことをやめたのか、老人の神様だったのか?お留守番だったのか?どうも居た様に思える・・・。いや、戎様が留守番役の神様のはず??そういえば戎様も祭っていたような・・・?とにかく村人の信仰が厚く、沢山の神社があるところです。びっくりでした!
光国公からの神鏡一面を奉納されたものは神殿に収められているということでした。歴史ある神社にお参りができてよかったです。

毎年五月に行われる常陸大津の漁船祭は無形文化財だそうです。