茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
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陶芸教室に行ってきました ~午後の部~

2009年10月14日 | Weblog
食事と坊様のお話を伺っている間だけなのに粘土は随分と乾きました。
自分の作品がどれかしらと思うくらい好いできで?探してしまいました。ただ、名前を書き忘れただけですが・・・。
みなさんけずりってわかります?
私は初めてでした。
カンナを使って茶碗をどんどん削っていくのです。厚さを整えることと整形作業のことなんです。それで、重さを軽くします。あまり軽くすると穴ぼこがあいたり焼いているときに割れたりするそうです。
先生曰く、この削りの作業で、今までに力を入れすぎて30名に1人は穴を開け、修正がきかなくなっている方がいるそうです。
それだけはなるまい!とみんな必死でした。
結構削りって楽しいです。少々スリリングなところが・・・。
さすがに先生方は大胆にあっさりとてきぱきとがっちり削ってしまいます。
私のも「もう少し削りましょう!」って言ってバッサバッさ!ザックザック!ごしごし!
「あ~穴ぼこ開けたら作りかえてくださいね?もいいですよ!そんなに・・・。」
「私はプロです!大丈夫です!心配しないで下さい。」先生不安がる私を横目でにこっと微笑んで茶碗に目をやりつつ、一言ガツンと言いはなしました。
それもそうだけど「もっと優しく削っても・・・」って心の中で思いました。
今日の先生は3名です。陶芸家の3名です。プロです。物つくりの鬼たちです。そのせいもあって作品に対して妥協がなく無理は無理、やることはとことんと夢中で作業して下さります。
少々飽きてきた人達を横目に、夢中になってよい作品つくりの手伝いをして下さってくれました。
そのせいもあってか、「私の作品壊さないで~」と思うほど大胆でした。
プロにとっては当たり前の作業ですが、初めての人間にとってはびくびくですから結構心配しましたよね~?
きっと先生方は「うるさいな~?」って思っているのだろうな~?って思いましたが、その大胆削り作業をやめることはしなかったので、本当に夢中になって作り上げる方々なんだろうな?って感じました。
そうはいっても自分のだからちゃんと自分であとは作り上げましたよ!
しっかりと陶芸家になりつつ、頑張りました。自分の作品だから愛情たっぷりですよ!

あっという間に4時です。そろそろ帰り支度です。
作品に思いを残す人もいましたが、これで終了。
先生方と一緒にひと息つきました。作品のこれからの作業を聞き皆さん納得した上で、全員集合!記念写真。きっと記念すべき写真でしょうね?
先生方が見送って下さり、今日は本当に有難うございました。
心から御礼申し上げますそう思いました。

東京まではきっと渋滞です。早く帰らないと・・・。

皆様お疲れ様でした。
秋の課外授業も終ってしまいました。楽しみだったことは本当にあっさりと終ってしまう。寂しいものです。

次はなんでしょうね?