茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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端唄・神田福丸の会

2009年10月27日 | Weblog
三越劇場にて端唄神田福丸の会が行われました。
いい声でした。二部構成で一部は忠臣蔵、二部は江戸のすぽぽぽぽぽん。
忠臣蔵は少々夢の中へ誘われ、うつらうつら・・・。
二部は楽しい端唄の世界へ引き込まれてしまいました。
もともと芸者さんだった福丸さんなので、粋な声色が江戸下町の風情をかもし出し、舟遊びをしているようなそんな感じで酔ってしまいました。
本当に楽しかった~!
勿論会場には粋なお姉さん方が勢ぞろいって言う感じで華やかでした。どことなく違う着物の着方や今も健在な芸者さんの気質を肌で感じた気がしました。
久々に端唄の心地よさを聴きいいな~って思った今日でした。
すぐに影響されやすい私は、「端唄もいいかも?」って・・・。
あの声色に惚れた旦那衆もちらほら来場!
今では耳にしなくなった旦那衆という言葉。
やぱり江戸の旦那衆は年を召されても粋で爽やかでかっこよかったです。着物を粋に着付けていたり、スキッと流して着ていたり、帽子のつばを前下がりチャップリンのようにかぶっていたり、杖を突くのがすっとっすっと前に出してあるいていたり、・・・。その時は座敷遊びが楽しかったのだろうな~?楽しげに旦那衆をしていたのだろうな~なんて思ったり。
これよね江戸の男!旦那衆?という言う印象のお客様に素敵!って思ったり!
結構その場にいるだけで雰囲気は舟遊びか料亭?
気持ち満足で帰路に着きました。楽しいことは本当にあっという間です。