みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

腰痛治療

2007-01-30 | health
金曜日の朝、起きたら腰が痛かったのだが、
あまり気にもとめずいつもどおり保育園に送り、そのまま出勤。
いつもどおり仕事して、いつもどおりランチして、いつもどおり帰宅。
相方が早々と帰ってきたので3人でファミレスで夕食。

が、ファミレスから家に帰るあたりで、ずんずんと腰が重くなってきた。
な、なに?? どうしたの、私??
座ったり立ったり歩いたり、というのは普通にできるのだが、
前にかがむと腰に痛みが走る。
落ちてるものを拾ったり、顔を洗ったりができないのだ。

その日は風呂で温まり就寝したが、土曜日も引き続き前屈ができない。
年明けにも腰痛があったけど、ちょこまか動いていたら治ったのを思い出し、
土曜もちょこまか動く。が、改善の兆しなし。困った!!

ということで、月曜にカイロに行って来た。
ぎっくり腰とか、ヘルニアとかではないようで安心。
私の体を触ったり動かしたりして施行していた先生が、
「はあ~、体がすごく疲れてますねえ。がちがちですよ」とひとこと。
腰だけでなく、脚も肩甲骨もかなりキテいると言う。
「そんなにハードな生活してないです」と訴えながらいろいろ話をしていると、
正確には「疲れの取り方」がへたくそなことに気が付く。
蓄積疲労ってやつですね。ホントにこれ、バカにできないですよ、みなさん。

先生によると、私の場合、一番の問題は筋肉なんだそうだ。
人よりも筋肉が薄く、体質的にもつきにくい。
骨盤がずれていて、背骨の歪みがあるのに、
それを支えるべき筋肉が足りないので負担がかるのだ。
今回の腰痛も、ただでさえ少ない筋肉が、疲労などによって
固くこわばっているせいだとか。
「姿勢を正しくして、筋肉というより筋力をつける」のが今後の課題のよう。
右側の開きが悪い骨盤の矯正は、少しずつおいおい。
「正しくない姿勢で、パソコンの前に座りっぱなし」という最悪の行為を
長年やってきてしまったツケである。

先生が「パソコンに向かう時は、深く腰掛けて」「30分ごとに立って動いて」
「ストレッチをして」などと再三言うので、
「でも、引きこもりの人って、運動もしないで一日中パソコンの前にいて、
正しい姿勢もストレッチもしてないだろうけど、なんで腰痛にならないんでしょうか? 
普通の生活してる私でもあちこち調子悪くなるのに」
と訊いてみた。それに対して、先生から含蓄のあるお答えが。
「だからね、普通の生活というのが、いかにストレスかということなんです」

なんでもストレスで片付けられるのは好きじゃないけど、
まあそれも一理あるかもしれない。
「やだよ~、でもやらなくちゃ~」というのをストレスだとしたら、
そういう時って確かに体がこわばってる。
考えてみたら、朝が苦手な私は起きる時からこわばってるかも……。

ともあれ、今後の対策として、「骨盤体操」と「筋力トレーニング」を教わった。
これをきちんと続けて姿勢正しく生活していれば、半年後には
背筋がちゃんと伸び、筋肉のしっかりついた健康な私に出会えるであろう。
興味深いのは、筋トレは毎日やらないほうがいいってこと。
筋肉は、動かしたあとにちゃんと休めてあげないと育たないらしい。
私の場合は2勤1休くらいでいいそうだ。
休みのあとの出勤を忘れちゃいそうなシフトだけど、
今後は骨盤体操と筋トレにはげみます。
それっ、イチ、ニ、イチ、ニ!

志の輔らくご

2007-01-28 | monologue
土曜日、志の輔らくごに行って来た。

数ヶ月前から楽しみにしていたこの寄席。
久しぶりに、妹と一緒に行くことに。
夜の部なので誰かにこうたろうを見ててもらわなくてはいけないのだが
相方の仕事がどうなるかわからなくて困っていたら、K義兄が
「俺、みててやるよ~」とありがたいお言葉を!!

私は本番に弱いというか、
こういうイベントがあると必ず直前にナンかあるのだ。
こうたろうが熱出すとか、急にはずせない用事ができるとか。
でも、3歳を過ぎたあたりからこうたろうはずいぶん丈夫になったし、
私もなんとかいけそうな感じ……と思っていたら、
水曜日に妹がふたたび急性胃腸炎に!
そして私も金曜になって突然、原因不明の腰痛勃発!

でもめげずにふたりで行ってまいりました。
やっと流動食の妹と、前屈みになれない私とで、年齢層の高い会場へ。
こういうときこそ笑わないとね。
席を探したら、なんと中央の3列目! ブラボー!
チケットを取ってくれた妹ちゃん、アリガトウ! 
こうたろうを安心してまかせられるK義兄もアリガトウ!
舞台に志の輔さんが現れたときには、感動して涙が出てしまった。ホント。

5年ぶりの、ナマの志の輔さん。
あたりまえだが、その分、年をお召しになっていた。
私なんか、きっともっと顕著にだろう。
志の輔さんから紡ぎ出される、笑い、哀愁、人間愛。
ものがたりに引き込まれながら、ほんとうに、
ずっとお元気で現役でがんばっていてほしいと思った。
私にとって、志の輔さんは、
同じ時代を生きているのがうれしいと思える人のひとり。
だから、テレビでもCDでもなく、ライブで彼と時間を
共有できるということになんともいえない充足感が残る。

明日からまたがんばろ。
しばらく余韻にひたりながら……。

いつもそこにいた。

2007-01-26 | monologue
このごろ、こうたろうが保育園の帰り道で、空を見上げながら必ず言うせりふ。
「お月様は、どこに帰るの?」

さすがに回答に困り、「どこに帰るんだろうねえ」と言いながら
私も一緒に考えている。

そもそも、「帰る」ってなんなのかな。
辞書を引くと、「いるべき元のところへ来る」(三省堂国語辞典)とある。
(余談だが、なんとなく、ここは「いるべき元のところへ行く」のほうが
ニュアンスが合うような気がした。goじゃなくてcomeなのか)


お日様は夜になればバイバイだけど、お月様は真昼の空にも出ている。
考えたら、月って、夜も昼も見える唯一の惑星なんだ。
すごいな。いつもいつも、地球と見つめ合っていたとは。
そんなこと、見落としていた。

今日の帰り道で、こうたろうにそう話そう。
お月様は、いつも、こうたろうと一緒にいたいんだって。
この広い空がぜんぶ、「いるべき元のところ」なんだって。

曇りの日や雨の日には、ちょっと見えなくなることもある。
お月様にも事情ってもんがあるから、それは仕方ない。
でもちゃんと、雲の向こうにいてこうたろうのこと考えてるよ。
そう教えてあげよう。

ムーミンのカップ

2007-01-24 | monologue

保育園の隣にサンクスがあって、そこでやってる
ムーミンキャンペーン。
パンやお惣菜についてるポイントシールを集めて、
ムーミンのマグカップをゲット!!

このマグカップ、店内に貼ってある写真を見てひと目惚れ
かああ~わいい~!

ポイントシールは、100円で1点。
マグカップをもらうには、30点必要だった。
この2週間ほど、せっせとパンを買いましたよ。
100円で1点だけど、パンはだいたい120円とか130円とかだから、
総額3600円~3900円くらいかかったかなあ。
ムーミンのマグカップなんて、お店で探せばきっと
その半値でじゅうぶん買えるんだろうけど、(3つくらい買えるかも……)
いいの、そういう問題じゃないの。

シールが30点になったときの達成感!
これであのマグは私のもの。
これからは、パソコンのお供にムーミン。
朝のひとときにムーミン。
寝る前のココアにムーミン。
わ~い、うれしいな♪

と、いそいそと商品交換のためサンクスへ。
そして現れたマグを見てあぜん……

で、でかい……!

箱をよく見ると、「スープマグ」と書いてあるではないか。
店内の広告にも、たしかにそうある。気がつかなかった。

こんなんで紅茶飲んだら最後のほう冷え切るっちゅーの。
だいたい、飲み物入れたら重いっちゅーの。
パソコンまわりはあんまりスペースないから置き場にも困るし。

う、でも、見れば見るほどかわいい。
広告の写真にはムーミンとミーしか写ってなかったけど、
後ろにスナフキンもいてハーモニカを吹いている……ラブリー……。

パソコンまわりを整理して、やっぱりこれ使おう。
カフェオレ・ボウルだって、どんぶりぐらい大きいじゃないか。
この乾燥の季節、ごくごく飲んで水分補給。
ついでに腕力もついて一石二鳥だ!

主の答えとは

2007-01-18 | totsuka
私の住んでいる街で、たまに、ある男性を見かけることがあった。

髪の毛が腰あたりまで長くて、素足にくたびれたサンダルを履いている。
いわゆる「ホームレス」だと思われたが、
なんだかよくわからない、畏怖の念のようなものを抱かせる人なのだ。

最初、彼に会った時はどきりとした。
道の暗がりで立っていて、何か小さなものを片手に持ち、うつむいていた。
一見、携帯電話でメールを打っているふうだったけど、
いまどきの携帯電話にしてはちょっとサイズが大きい。
一心不乱に、それをピコピコやっている。
怖かったので、その道を通らずに遠回りした。

それから何度か彼に遭遇したが、いつ見ても彼は何かを片手にピコピコやっている。
私はひそかに「戸塚の主(ぬし)」と名づけていた。
そんな折、出産前だったK子と義兄と3人でいたときに
カラオケボックスの脇で見かけた。
私が義兄に「彼はいつも何かピコピコやっている」という話をしたら、
義兄がこっそりと見に行ってくれた。
結果、主が持っていたのは携帯電話ではなく、計算機らしいと判明。

冬に入るころから、主を見なくなった。
どこでどうしているのだろう。
いったい何の計算をしていたのかなあ、と今でも不思議に思う。
そして、実は誰だったんだろう、とちょっと疑問に感じる今日このごろだ。
ホームレスのふりをした、なにやらすごい力を持った人だったのかもしれない。

わがままな味覚

2007-01-17 | monologue

私は月餅が好きだ。
そう言うと、ちょっと驚かれる。
月餅って、わざわざ「好物なの」とリストアップされることが少ないみたい。

ああ、あんこが好きなのね、と解釈されるとそれも違う。
もちろんあんこは大好きなんだけど、あんこならなんでもいいというのではなくて、
私があえて主張したいのは月餅なのだ。
あのずっしり感。中途半端じゃない風貌が好きだ。
胡桃が入ってるのは特に好き。
中華街で遊ぶときは、必ず(誰も食べないので自分用に)ひとつかふたつ買って、
天気がよければペットボトルの温かいお茶も買い、山下公園で食べたりもする。

それから、私は、においのきつい草が好き。
よもぎとか、バジルとか、ローズマリーとか。
だから、草もちとか、バジルパンとか、鶏肉の香草焼きとか、大好きだ。
会社でそう言ったら同僚に
「じゃあ、ニラとかも好きなんだね~」と言われた。
うーん、そういわれるとニラは積極的には好きじゃないかも。
春菊もどちらかというと苦手だ。(ニラも春菊も、出されれば食べるけど)

よもぎは好きだけど春菊はだめ、とかいう、この手のややこしい指定って
人間の味覚には多いように思う。
あと、調理法とか。
(たとえば相方は、揚げたジャガイモは大好物だが、煮てあるのは好まない)
もう、こういうのは理屈じゃないというか、
本人にも理由がよくわからないから不思議だ。

私の場合、自分でも説明がつかないのが、アップルパイ。
私は火の通ったリンゴが大好き。
鉄板焼きでも、ひとりではじっこで焼いてたりする。
中でもアップルパイは大・大好き。

でも、パイ自体は好きじゃないのだ。
ぱさぱさしていて、気持ちが萎える。
リーフパイなどは、まったくもってつまらない。

パイは好きじゃないのに、大好きな焼きリンゴを食べるならアップルパイが
一番好きって、なんでだろう。
組み合わさるとものすごい威力を発揮する、ということかなあ。

このわがままな味覚って、人に覚えてもらうのも、人のを覚えるのも、
なかなか年季がいるのでございます。


ターニング・ポイント

2007-01-16 | monologue
相方が昨日、退職した。

横浜に引っ越してきてから、2年半勤めていた職場。
彼の手にあったのは、花束ふたつとプレゼントふたつ、寄せ書きの色紙。

最後の日の、僅かな寂寥と、すがすがしくさっぱりした感じ。
私もかつて何度か味わったことのあるあの想いを、
彼がひとり、じっくりかみしめているのがよくわかる。

職場が変わるというのは、生活が変わることだ。
生活が変わるというのは、大げさに言えば、人生が変わること。

彼はこれから、人生を、ほんのちょっと変える。
それは私も家族として望んでいた。
たぶん、こうたろうにとっても、うれしい状況になるはず。

「だんなさんは何の仕事をしているの?」と聞かれる時、
私は「バーテンダーなの」と答えるのがちょっとうれしかった。
(職場ではバーテンダー以外の仕事のほうが忙しそうだったけどね。)
だってその仕事がいちばん、彼に似合っていると思うから。
その人に似合う仕事をやれる幸福。
それを隣で見ることができるのも幸福だった。

彼はしばらくの間、シェーカーを振らないだろう。
でも、またいつかどこかで、再開するに違いないと思える。
おそらく、今までよりもっといい形で。
そのビジョンも、今なら浮かぶ。
だから私は、安心して「おつかれさまでした」と言えた。

彼の夢が、きっとかないますように。


マネは憧れから始まるという

2007-01-15 | kid
少し前、こうたろうを保育園にお迎えに行ったらこうたろうが
階段の踊り場でポーズをとり、

「窓をお開け!」

とやっていた。
「なにそれ?」と聞いたら

「ゆばーば(千と千尋の神隠し)のまね~」

だそうです。
あー、おくされさま(ホントは川の神様だった)が来たときの場面ね。
マニアックすぎて誰もわからんっちゅーの。

そういえば、「となりのトトロ」に出てくるおばあちゃんのマネも
よくやっている。
「めええ~~~~いちゃ~~~~ん」
っていうやつ。(迷子になっためいちゃんを探している)

こうたろうよ、
なんでキミはばあさんのマネばかりするのか。


うちにはジブリ作品が3本あるが、こうたろうは
「千と千尋の神隠し」6:「となりのトトロ」3:「風の谷のナウシカ」1
の割合でリクエストしてくる。
「千……」が圧倒的に好きみたいだ。
もちろん3本ともそれぞれにすばらしく、「千」はこの中で一番
さびしいラストだと思うんだけど(こうたろうはそこまで理解してないが)、
何回も観せられるとなると私もこれが一番飽きない。
映像のすみずみまで見入ってしまう。

そのうち、こうたろうがテーブルをがんがん叩いて
「ちびども~~! しごとだ~~!」とやりだした。
かまじいのマネらしい。
今度はじいさんか……。なぜだ……。

☆本日のプチ・ショック☆
ふふふ……
これ書く前に、違うテーマで40分かけて長いブログ書いて、
更新したらどういうわけだか全部消えちゃったの……
ふふふ……ふふふ…… gooさん、私の40分返して。


静岡おでん

2007-01-11 | monologue
テレビで「今話題の静岡おでん」という特集をしていたのでつい見てしまった。
話題なんですか、静岡おでん。

静岡のおでんは、煮汁が黒くて、ネタが全部串に刺さっているのが特徴。
黒はんぺんや牛すじなど、関東では見られない具もある。
それを青海苔や削り節粉などをかけて食べたりするのだ。
そういえばそうだったな~。
住んでいるときはそんなに感慨深い食べ物でもなかったけど、
離れてみるとすっごくおいしそうで、食べたくなった。

続けて観ていると、街の様子がブラウン管に映る。
商店街や駅前。なつかしい。
いろんなことが思い出された。

4年間の静岡暮らし。
あんなに「早く首都圏に戻りたい」と願っていたのに、
最後のほうは「もう少しいたい」と思ったっけ。
「第二のふるさと」という表現、私は好きじゃないんだけど、
静岡に行くときはなぜか自然と「静岡に帰る」なんて言葉が口を出る。
小さいころから、期せずして引越しの多い私だが、
あちこちに縁のある土地があるのも幸せなことかもしれない。

☆今日のプチ・スマイル☆
コンビニで笑いながら漫画を立ち読みしているお坊さんを見た。

受け継がれるもの

2007-01-05 | kid

この写真、こうたろうではありません。
私の2歳のときのもの。

ちょっと画像が荒くてネット上だとわかりにくいかもしれないけど、
ナマのこうたろうを知っている人にこの写真を見せると爆笑される。
本当にそっくりなのだ。っていうか、もう、そのものなのだ。
遺伝子ってすごい。将来、私みたいな顔の男になるのだろうか。

この間子供が生まれた義兄が、すごくいい時計を持っていて、
「若いときに無理して買ったものだけど、息子に受け継ぐことができたらいいなと思う」
と言っていて、なんだかじーーーんと感動してしまった。
(実はちょっと泣いたんだよ、アニキ!)

私はこうたろうに受け継ぎたいと思っているものは、漫画と本だ。
ホンという物質ではなくて、その「世界」だと思う。
親である私が、いくらつたない言葉を並べても伝えられない大事なもの。
ページをめくることで、こうたろうが自分なりに感じてくれればいいと思う。

「ドラえもん」も「漂流教室」も、
「ブラックジャック」をはじめとする手塚作品も、
みんなこうたろうにあげる。
最初から「子供に与えるために」買ったのではなくて、
私自身が選び、楽しみ、学んだ漫画たちだ。
そして譲りたい小説もいくつかあるけど、中でも決めているのは「アルケミスト」。

きっと、多額な遺産とか、広大な土地とかは残してやれない。
だけど、お母さんが何を好きで、何に感動して、何を覚えたか、
その財産を、こうたろうに自ら読んでもらうことで残したい。

なんて、そんなのも押し付けがましいかな……。
でも最近、そんなことを考えております。

☆今日のプチ・デリシャス☆
昨夜の鍋の残りで昼ごはん。う、うまい。