open the door

おととい、40歳になりました。

さすがに感慨深かった。こんなに生きてるのか！っていうことが。
今まで40回誕生日を迎えてきたわけですが、こんな気持ちになったのは初めてです。
なんというか、こう、こつこつと39歳まで階段をのぼってきて、誕生日を堺に、
40歳のドアをばん！と開けた、みたいな感じ。

開けたドアの向こうは、今のところ空白。
真っ白な世界の、宙に浮いてるような。
これから自分で道を作っていきなさいってところなんだろうな。
歩いたところがおのずと道になる、ということでもあるのか。

今までこんなふうに思ったことはなかったんだけど、今年の誕生日は
ちょっと特別なことをしてみたくなり、中華街の占いに行ってきました。
私がやってもらったのは手相と算命学のセット。（セット、ってランチかよ！）
主に健康運と仕事運をみてもらいました。


占い師さんによると、私の本質は「妄想好きの夢見る少女」なんだとか。
55歳で金持ちになって、大病もせず長生きするそうです。
ぐわっ、そんなこと言われたら、少女じゃなくたって
あと15年妄想して夢見るに決まってるではないか。

で、去年とおととしは天中殺だったらしい。
過去３年間大殺界でもあったので、この２年、「天中殺で大殺界」という
ものすごいハードな年だった……ようです。

もうその時期は抜けたので、これからだんだん良くなるよ……とのこと。
誕生日記念に幸先のいいことを言ってもらえたのでよかった。

もうひとつうれしかったのが、こうたろうのことも見てくれたこと。（算命学で）
「この子はあなたを守ってる。産んでよかったね。時期も良かった。
この子が生まれたことで、夫婦の運気も上がっているよ」とな。
そして、私は手相をみてもらうたびに「女の子（娘）と縁深い相がある」と
言われるのですが今回もやはり同じことを。
でも今回の占い師さんは「今からもうひとり産むというのでなければ、
息子の連れてくるお嫁さんと強い絆のある関係になるってことかも」と新説を。
おお～、それも楽しそうだな。

他にもいろいろ、仕事のこととか将来のこととかアドバイスがもらえて、
私は「悪い星は持っていないのに、自分で悪い方に考えて自滅している」そうなので
あまりくよくよせずにフラットに生きていこうと思います。


夜は、相方がケーキを買ってきてくれました。
で、夕食後、ろうそくを立ててリビングに運んでくれたんですが。



なんでろうそく５本！？

相方いはく、「４本だと縁起悪いから」と意味不明。
私はその縁起悪い年になるんですがっ！

でもおもしろかったからいいや。


「お母さんにプレゼント考えたの～」と、テーブルの下でごそごそ何か作っていたこうたろう。

箱の中から、



ハートがいっぱいでてきました。
ありがとう

縁起物。

人と会う用事があって、久しぶりにセンター南に行った。
帰りの電車を一本逃し、「次、何分のだろ？」と目を細めて電光盤を見ていたら
「青山さんっ！」
と声をかけられた。
振り返ると、センター南仲間のAさんが。
たぶん１年ぶり。
彼女はホントにすごいパワーの持ち主で、２児のママながら、起業もしちゃってる
バリバリのキャリアウーマンである。
こないだなんて、かのVERYに紹介されちゃってるくらいなんである。
そんなスゴイお方なんだけど、芯の部分がとても可愛いの。
Aさん、「私、こんな時間にここにいることなんてめったにないのよ！」とな。
私も予定どおりの電車に乗れていたら会えなかったはず。
「ちょっと前に、青山さん元気かなって思ってたのよ！
私、どうしてるかなと思った人とはばったり会えるの！」
と、やっぱりいろんな意味でスゴイ人だ。
なんだかありがたかったので、拝ませてもらい、握手していただいた。

話がそれるようなんだけど、戸塚に、いつもいつも、ずーっと笑って歩いてるおじさんがいる。
私は戸塚に引っ越してきてからというもの、かなりの頻度で彼に会う。
戸塚にはフェレットをたくさん連れている「フェレットおじさん」とか、
おばあちゃんホームレスとか、有名人がわりといるのだが、私は会ったことがない。
でもそのいつも笑ってるおじさんは、私はよく会うのに、誰も知らないという。
相方に「それ、あなたにしか見えないんじゃないの？」などと言われる始末。（こえ～）
私はそのおじさんをひそかに「ハッピーさん」と名づけ、
勝手に「遭遇したらいいことがある」と決めている。
しばらくハッピーさんとはごぶさただったのだが、Aさんに会った帰り道で、
久しぶりにハッピーさんとすれちがった。
今日は縁起物によく会う日だ。そう思いながら空を仰ぐ夕暮れ。
いいことあるかな。あるといいな。