みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

クリスマス

2008-11-30 | monologue

我が家にもようやくクリスマスツリーがきました。

誰も買うとは言っていなかったのに、
こうたろうが突然、

「こうくんね、クリスマスツリーは、
ここに置こうって考えてるんだ~

と、テレビの脇あたりにツリーを置くジェスチャーを。

それがツボだったらしい相方、
外出の帰りにトイザらスへ寄り道。
まったく甘いお父ちゃんです。
自分はフレームの壊れた眼鏡を
テープでくっつけて使い続けているというのに。

ここまで引っ張ったんだからどうせなら、と
ファイバーにしてみた。

いいですね、やっぱり。
きれいです。


ランナー。

2008-11-27 | people

少し前になりますが、
先月の運動会でリレーをするこうたろうの写真。

すごく好きな一枚です。
フォトグラファーは、
同じ保育園&マンションのbanaちゃん。

おととし、運動会で泣いてばかりだったこうたろうが、
はちまきを締め、バトンをにぎりしめ、
足の裏を土だらけにして地を蹴る(そして宙に浮く 笑)
この後姿に、何度見ても胸が熱くなります。

そして、この写真は、
こんなこうたろうの背中を、
私と同じまなざしで、肩を並べて見ていてくれる
大切な仲間がいるという証でもあります。

それを思うと、また別の熱い思いがこみあげてきて、
ちょっと涙してしまう私なのです。

いつも、すてきな写真をありがとう。
いつも、隣にいてくれて、本当にありがとう。

勝手に写真使わせてもらっちゃって、ごめんね。


やみつき。

2008-11-18 | health

今、ハマりまくっているのがコレです。

もう何年も前から、指が分かれている靴下が良い、良い、と
周囲から聞かされていたのですが、
なぜか食指が動かなかったシロモノ。
おしゃれ番長のK義兄も愛用しているというので
「うーむ、そんなにいいのか」とは思いつつ。

でも、このタイプの靴下が最初に出始めたころ、
「えー? ぷぷぷ」
って思いませんでした?

でもそれから年を追うごとに、
この靴下、よく見かけるようになった気がする。
つまり、売れてるわけですよ。履いてる人がいるわけですよ。
ファッション誌なんかでも普通に載ってたり、
「ブーツ用の5本指ハイソックス」とか、
「指が分かれていて、土踏まずまでのかぶせ式の布」
(その上にストッキングを履くためのものらしい)とか、
どんどん進化してるわけですよ。

保育園の先生も、このあいだお迎えに行った時
「一度履いたら、手放せなくなってしまいました」
と、私が何も言っていないのに(気づいてもいなかった)
てれくさそうに5本指ソックスを履いた足を見せてくれた。
聞かれもしないのに自己申告ってあたりは、
やっぱり「ツッこまれる前に自分から言っちゃえ!」
という恥ずかしさがちょっとあるんだろうな。
へー、この人もか!と思いながら
気が付いたら私も買っていました。

私が今までコレに手を出さなかった理由は
たぶん「ぷぷぷ」がぬぐえなかったのと、
「めんどくさそう」というのがあったと思うのですが
いざ、履いてみるとそうめんどうでもない。

そして、使用感は抜群にイイ!!

何がイイかというとですね、
大地をしっかり踏みしめている感覚があるのです。
あと、私は寒がりのくせに意外と汗っかきで、
足にかいた汗でまた冷える、という悪循環がありました。
それが、指が分かれていることで変な汗が出なくなるという利点が!
むれないからいいんだろうな~。

そして、なによりすばらしいのが、自由ってこと。
ひゃ~、動く動く!!
私は知りませんでした。
今までいかに足の指たちに窮屈な思いをさせていたか……
指たちの解放です。ビバ、フリーダム!!

今となっては、普通の靴下が不自然な形に思えてなりません。
「ぷぷぷ」でいいのです。ええ、いいのです。
おちゃめで有能なんて。むしろ、あやかりたいところです。


咳が止まった!

2008-11-14 | health
おとといの夕方から昨日にかけて、
急に咳が出るようになった。
うーん、咳は困る。
消耗するし。
私、咳止めの薬飲むとめまいとかするし。

で、昨日ははちみつとチューブに入ったショウガを
お湯に溶かして何杯が飲んでいたんだけれど、
効いてるのかどうかよくわからない。
今朝、ふと思い立って、ある行動に出た。
そしたら、すごい!
びっくりするくらいおさまったよ、咳!!

簡単です。
<用意するもの>
 1.貼るタイプのホッカイロ
 2.インナー
 3.タートルネック

<手順>
 1.インナー(ババシャツでもいいし、ふつうのTシャツでもよし)を
   背中を前にして着ます。←ココが一番重要
 2.鎖骨のくぼみのあたりにカイロがあたるようにして貼ります。
 3.タートルネックを着ます。

以上!

たしか、この鎖骨のくぼみって、咳止めとか喉の痛みに効くツボが
あったはず。
インナーはたいてい、胸元がくぼみより下まであいており、
そのまま着るとカイロを貼れないので、背中側を前にします。
最初はちょっとヘンな感じですが、大丈夫、すぐ馴染みます。

今まで、カイロといえば腰とかお腹にしかあてたことがなかったのですが
ここに貼っておくと、咳が止まるだけでなく
ホントに体がぽかぽかになります。
時々、胸に手をあててみると「じわ~~~っ」とあたたかくなって
なんだか幸せな気持ちに……
赤ちゃんや子犬を抱いているような安らぎが得られます。

咳が出始めてすぐだったことと、
はちみつショウガも良かったのかもしれませんが、
この「鎖骨のくぼみにカイロを貼る」、実践の価値アリです!!

虫を観る。

2008-11-11 | kid
もうすっかり夏も終わって、そろそろ冬だというのに、
保育園にあるこうたろうのロッカーには「虫の箱」がある。
コレはナニかというと、サランラップの空き箱(刃をとったもの)に
夏のあいだ、セミの抜け殻や死骸を入れて大切に大切にしていたのだ。
私はなるべくその箱の中身には関知しないようにしていたのだが、
このあいだ、「見て~!」とうれしそうにフタを開けるので
思わずのぞいてしまった。

増えてる……

抜け殻2つに、セミの死骸2匹、そしてダンゴムシの死骸2匹。
そのうちセミ1匹は、クラスメイトのT君から、
抜け殻ひとつはA君からのプレゼントらしい。
担任の先生が言うには、
「こうちゃんが虫を好きなことをみんなわかっていて
持ってきてくれる」んだそう……。

虫たちは乾燥しきっていて、かなり完成度の高いミイラになっている。
セミなどは、よくぞこの薄い羽の形を保っていられたと思うくらいだ。

私が絶句していると、Y先生が、にこにこと近づいてきた。
私がひそかに「シスター」と呼んでいる年配保育士さんだ。
「こうちゃん、本当に虫が好きよね」と言うので、
「でも、こういうのってどうなんでしょう。
死んだら土に返してあげたほうが……」

するとY先生はこう言った。
「でも、それはオトナの考え方かも。
こうちゃんは今、すごくすごく虫をよく観察してる。
虫のおなかのヒダや、足の向きや、模様のひとつひとつまで、
ほんとうによく見てるんです。
ダンゴムシのオスとメスの見分け方なんて、
私が教えてもらったくらいなんですよ。
こうちゃんは凝り性だから、今は気がすむまで持たせてあげた方が
いいんじゃないかしら。大丈夫、一生こんなことしてないから」

なにしろ虫が苦手な私、
「おなかのヒダ」という言葉に一瞬めまいを覚えたが、
シスターの言うことはいちいちごもっとも。
よかった、保育園って場所があって。
ここでなら、思う存分、虫の観察をしてちょうだい。
うちにお持ち帰りしないでくれれば、それで……


…………と思っていたら、
いよいよテイクアウトしてきましたよ。

お迎えに行ったらハーゲンダッツのカップを持っていて、
中にバッタが入っているというではないか。
しかも、午前中のお散歩のときにつかまえてきたというのに
フタでしっかり密封されている。
ひょええ、生きてるかわかんないじゃん!

しかし幸いなことに、バッタは生きていた。
「でも、このバッタさんにも、お父さんやお母さんが
いるかもしれないよね。それに広いところで遊ぶほうが楽しいでしょう。
今日はこうたろうと遊んでもらって、明日、また外に逃がしてあげようね。
それで、もう虫さんは連れて帰ってこないでね」
と、言葉を選びながら説得する。

そして一晩、透明なプラスティックの空き箱に入れて観察していたのだが、
こうたろうの楽しげな様子といったら。
箱に顔がくっつくくらい近づいて、バッタの動作に一喜一憂して興奮していた。

突然、「虫は、死ぬと足がこうなるんだよね」と、両腕を胸でクロスする。
最近、保育園でも昆虫図鑑をよく見ているそうなので、
「本に書いてあったの?」と聞くと、「ううん、自分でみつけた」という。
「じゃあ、生きてると足はどうなってるの?」とたずねると、
「こうやってこうやって……」と満面の笑みで腕を広げ、わさわさと動き始めた。
Y先生の言っていたことが、すごくわかる気がした。

ちぎった新聞紙の上で、キャベツをむしゃむしゃ食べているバッタを
私もじっと見てみた。
なるほど、こうやってきれいに食べるんだな。
こんなつるつるした箱にちゃんとつかまっていられるなんて、
足に吸盤みたいのがついてるのかな。
よく見ると、意外とかわいい顔をしている。
餌(葉っぱ)と同じような体をしてるのって、どんな気持ちなんだろう。

……などなど、私も苦手なりに観察させてもらった。
「オトナの考え」がしみついてしまっている私は
こうたろうの目の輝きの10分の1も持ち合わせていないけれど、
ちょっとだけ、私と違ういきものに近づけた……かもしれない。

※寒空の中、バッタを逃がすのにつきあってくれたおーちゃん、
どうもありがとう♪



いきものがたり

2008-11-07 | book

「いきものがたり」ダイヤモンド社

珍しく、家族3人でハマった本。

インターネットの内容紹介には、
「地球温暖化に追われ、乱獲され、生きものが消えていく。だれのせいか?」
と書かれていたりしているんだけど(だれのせいかって、そりゃ人間だわな)
そんな脅迫的な本ではありません。
「生物多様性」をコンセプトに、いろんな角度からいろんな研究者が
好きなことを好きなように書いている、という感じで、とにかく楽しい一冊。

写真やイラストを大胆に使ってあるものの、文章も多いので、
「これは、まず私が読んで、寝る前にこうたろうに写真を見せながら
内容を噛み砕いて聞かせよう」
などと、ぽわ~んと甘く夢みていたのですが、見事に打ち砕かれました。

こうたろうにしてみれば、私の気取った説明なんかどーでもよく、
ページのすみずみまでいっぱいいっぱい使って描かれた
何十種類もの生物のイラストをひとつひとつ指差して
「あっ、○○だ!」「コレ知ってる!」「ナンだっ、これ!?」などと大騒ぎ。
「地球にはたくさんの生き物がいてね……」なんて私の声は
まったく届いていませんでしたが、
そんなものはこの一枚の絵にはかなわないのでした。
中でも、養老孟司先生の「ゾウムシ」のページは釘付けで、
まるでSF映画にでも出てくるような、外国のゾウムシのイラストに大コーフン。

なんだなんだ、と布団をのぞきに来た相方も、
卒業アルバムみたいに見開きで並んだサルの顔写真ページを
あれこれ言いながら見入っていました。

私が一番おもしろかったのが、人体に住む寄生虫や菌のイラスト。
漫画チックなヒトの体の解剖図に、それぞれの居場所や役割が描かれています。
「サナダムシなどの寄生虫や回虫は、汚い、気持ち悪いといわれて
追い出されてしまうけど、回虫がおなかにいると、
花粉症やアトピーになりにくいのです。
人は、『悪いもの』だけでなく『変わったもの』を
排除するようになった気がします」
という話には、
思わず「ウーン、深い!」と唸ってしまいました。

寝る前の読み聞かせ本に、と思っていたのですが
みんな興奮してぜんぜん眠れなくなってしまうので
今は寝室からリビングに移動しています。


七五三

2008-11-04 | kid

穏やかに晴れた日曜日、無事に七五三をお祝いすることができました。

前日ぐったりしてたなんて、うそみたいでした。
直前であんなことがあったので、
こうたろうが健康に育ってくれたことが身にしみました。

5年前、産院で初めてこうたろうと対面したとき
とってもとってもうれしかったけど、
元気に5歳になって、今はもっとうれしいです。

ありがとう。いろんな人に。

今までの人生、
私ひとりで成し遂げたことなんて、
何ひとつないのだと実感しています。



高熱の夜

2008-11-03 | kid
金曜日、保育園から「38度3分のお熱です」と呼び出し電話あり。
ええーっ、朝まで元気だったのに!
電話がかかってきたのは12時ごろだったのだが、
「お昼寝が終わる2時半ごろには来て欲しい」とのこと。
保育園には保育園のタイミングというか、事情もあるのだ。
会社から保育園まで、乗り継ぎのことも考えて1時間半は欲しい。
電話があったからって、そのまますぐには帰れないし、食材の買い物もしたい。
2時半ならなんとか。上司に謝り、あわててバタバタと仕事を片付け、退社する。
午後からやりたいこともあったんだけどな……と後ろ髪をひかれつつ、
でもこればっかりは仕方ない。

小走りに保育園にたどりつくと、
先生が「38度7分に上がってしまっています」と言う。
顔も赤いし、あまりしゃべらない。
「なんで自転車じゃないの? 歩きたくない」とグズられながら、
金曜日なのでシーツやらパジャマやらタオルケットやらの寝具セットを抱え、
その腕に食材のビニール袋を提げ、
もう片方の手でこうたろうを引きずるようにして帰宅。
ポカリを飲ませたり、パジャマに着替えさせたりして、布団に寝かせる。
やっと落ち着いて自分の昼食にありつけたのは、4時ごろだった。

6時ごろ、こんこんと眠っているこうたろうの腋に体温計をはさんでみたら、
なんと39度7分。さすがにぎょっとした。
こうたろうが体調不良だからといってこんなことはめったにしないのだが、
相方に「こうたろうが高熱なので、できれば早く帰ってきて欲しい」とメール。
「なるべく早く帰ります」と返事がきたが、なるべくっていつだろう。
残業のない日なので、帰ろうと思えばもう家に向かえるはずなのに。

キッチンだけ灯りをつけた薄暗い部屋で、
リビングの隣の和室で寝ているこうたろうを意識しながら、
ものすごい不安にかられた。
このまま40度近い熱が続いたら、夜間病院に連れて行くべきなのだろうか。
でも遠い。タクシーだと軽く1時間はかかるだろう。ただでさえ、車酔いするし。
ありとあらゆる病名が浮かぶ。インターネットで検索しては、
症状を確認して心配事項をひとつひとつつぶしていく。
大変な病気だったらどうしよう。
これがただの高熱だとしても、熱から引き起こされる病気だってあるじゃないか。
どうしよう、どうしよう。
どうしようもない。今は、体を温め、頭を冷やし、
もし起きて食べられそうな場合を考えて
消化と栄養のいいスープでも作るしかない。
泣きたい気持ちをこらえながら野菜を刻み、相方を待ちわびる。

9時前、相方が帰ってきた。
もうすぐ会社で資格試験があるので、社内の図書館で勉強していたという。
買い物してきたらしいビニール袋をテーブルに置いたので中を見たら、
自分用のシャンプーだけ入っていた。
言いたいことがいろいろ沸き上がってきたがとりあえず飲み込み、
相方と一緒にこうたろうのところへ。

すると、こうたろう、汗をびっしょりかいている。
8時半にさわったときは、ただ熱いだけですべすべだったのに。
相方と私の話し声で目を覚ましたので、熱を測ったらなんと37度9分。
なんで~~???
おまけに、相方と楽しそうにしゃべりはじめた。
まるで「電化製品が壊れて修理屋を呼んだら、問題なく作動した」
って状況みたい。
なんとなく附に落ちない気もしたけど、でも、なにはともあれ
よかった……よかったよ……!!

安心したら涙が出てきてしまって、
「なんで今日くらい図書館行くのやめてまっすぐ帰ってこれないの?
私は仕事切り上げてお迎え行ってるんだよ? 
帰りに買い物行く余裕があるなら、フルーツでも買ってくるとか、
そういう気遣いはないわけ?」
と、相方に当り散らしてしまった。

相方は私のこういう罵倒(?)にはあまり動じず、
「そうだね、そうだね、ごめんね」となだめにかかる。
考えようによってはそれもすごくムカつくが、
私たち夫婦がなんとか8年間やってこられたのは
彼のこのおおらかさのおかげであると思う。
気をとりなおして3人で遅めの夕食。
こうたろうは、37.0度まで落ち着いた。

やれやれ、一安心……と思ったら、10時半ごろになって急変。
こうたろうが私にぺったりとしなだれかかってきたので触ったら熱い。
測ったら38度9分に……。ぶり返したか。
そのまま寝かせると、ことんと眠った。


翌朝、寝ているこうたろうの額に手をあてたら、すっかり下がっている様子。
よかった……と思っていたら、目を覚ましたこうたろうが吐いた。
服を着替えさせたら、また吐く。そしてぐったりしている。
今すぐ病院に連れて行こう、と即決。
外は晴れているものの風が強くて寒い。
タクシーでは酔うので、うんと厚着にして自転車に乗せる。
相方のいる土曜日でよかった……。

病院でも、こうたろうはなんだか目もうつろで、
ちゃんと立てないくらいだった。
熱は37.0度しかない。どこが痛いというわけでもなさそうだ。
おかしい。こんなの、おかしい。
お医者さんは、いろいろ診てくれたが、結論として「風邪でしょう」。

「でも、いつもは熱があっても元気な子なのに、熱がないのにこんなに
ぐったりしてるなんて初めてなんです!」
そう訴えると、カーネル・サンダースおじさん似のお医者さんは
やさしく微笑んだ。

「昨日、あんまり熱が高かったから、体力を消耗してるだけですよ。
吐いたままで何も食べてないなら、血糖値が下がってるのかもしれない。
なあ、こうたろうくん、大丈夫だよな?」

力なくうなずくこうたろうを確認すると、お医者さんは、
鼻にヘルペスができてしまっている私を見て、
「ね、お母さんも、少し休んで」と慈愛に満ちたまなざしを向けた。
きっと、私も相当げっそりした顔をしていたにちがいない。

帰り道、相方に「ちょっと心配しすぎじゃない?」みたいなことを言われて
せつなくなった。そうだね、そうかもしれないね。
でも、私、こんな大事なもの、今まで持ったことないんだよ。
だから、ひとりで向かい合ってると、
どうしたらいいかわかんないときがあるんだよ。
この気持ちをあなたと共有したいって思うのは、私が間違ってるのかな。

帰宅後、こうたろうはおでんを食べてすぐ眠ってしまった。
そして夕方、まるで別人のように復活。
またぶり返さないか心配になるくらい、
よくしゃべり、よく食べ、はしゃいでいた。

ああ、本当によかった。
今さらだけど、人をひとり育てるのって、たいへんだな……