この写真、こうたろうではありません。
私の2歳のときのもの。
ちょっと画像が荒くてネット上だとわかりにくいかもしれないけど、
ナマのこうたろうを知っている人にこの写真を見せると爆笑される。
本当にそっくりなのだ。っていうか、もう、そのものなのだ。
遺伝子ってすごい。将来、私みたいな顔の男になるのだろうか。
この間子供が生まれた義兄が、すごくいい時計を持っていて、
「若いときに無理して買ったものだけど、息子に受け継ぐことができたらいいなと思う」
と言っていて、なんだかじーーーんと感動してしまった。
(実はちょっと泣いたんだよ、アニキ!)
私はこうたろうに受け継ぎたいと思っているものは、漫画と本だ。
ホンという物質ではなくて、その「世界」だと思う。
親である私が、いくらつたない言葉を並べても伝えられない大事なもの。
ページをめくることで、こうたろうが自分なりに感じてくれればいいと思う。
「ドラえもん」も「漂流教室」も、
「ブラックジャック」をはじめとする手塚作品も、
みんなこうたろうにあげる。
最初から「子供に与えるために」買ったのではなくて、
私自身が選び、楽しみ、学んだ漫画たちだ。
そして譲りたい小説もいくつかあるけど、中でも決めているのは「アルケミスト」。
きっと、多額な遺産とか、広大な土地とかは残してやれない。
だけど、お母さんが何を好きで、何に感動して、何を覚えたか、
その財産を、こうたろうに自ら読んでもらうことで残したい。
なんて、そんなのも押し付けがましいかな……。
でも最近、そんなことを考えております。
☆今日のプチ・デリシャス☆
昨夜の鍋の残りで昼ごはん。う、うまい。