みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

宇宙のはたらき?

2008-04-30 | monologue
世の中にはたくさんのたくさんの人がいるのに、
なぜか、同じ人とばかり外でばったり会ってしまうことって
ありませんか?
私はあります。

それと、さして興味もなく人から聞いた話のキーワードが
こちらから意識してはたらきかけてもいないのに
なぜか、その後何度も目の前にちらちら現れることって
ありませんか?
私はあります。

こういうのって、いったいどういう原理なんだろう?
そのときの自分に「必要」ってことなのかなあ。
どうも先週から餃子がちらちらするんだが。

というわけで、昨日はスーパーでばったり会ったbanaちゃんを
強引に誘い、うちでホットプレート餃子partyしました。うま。


いたわりあい

2008-04-23 | health

週明け、喉が痛くて風邪ひいたな~と思っていたら
久し振りにこうたろうも発熱。
まあでも、私の仕事や私用で忙しかった3月、
「とにかく今月は熱出さずにがんばってくれ!」と
念じ続けていて(本人には言わなかったけど)
ホントに一度も保育園を休むことなく元気でいてくれたので
よしとしよう。よくがんばったね、ありがとう。

ということで、昨日今日と、
風邪っぴきふたりでべったり過ごしています。
「お母さんも風邪をひいてつらい」というのを
こうたろうも理解しているようで、
布団に並んで横たわり、私がこうたろうの頭をなでていると
こうたろうも私のほっぺをヨシヨシしてくれる。
弱った者同士いたわりあって、なんか笑える構図だなあ。

明日は親子ともども、復活の予定です。






再会。

2008-04-18 | monologue
7年ぶりくらいに、昔の同僚に会った。
彼女は10年前にニューヨークに行ってしまい、
そのあと大病をしたとメールがあったのだが、
手術うんぬんという話と前後して連絡が途絶えてしまっていたのだ。
どこに住んでいるのか、生きているのかどうかさえ
わからないままになっていたので、
突然携帯にメールがあったときは本当に驚いた。
(ダメもとでメールをくれた彼女も、
私の携帯のアドレスが変わっていなかったことに驚いていた)

私たちが働いていた職場のすぐ近くで待ち合わせ、
なつかしい笑顔に会えた。
生死を分けるような病気だったので心配していたけど、
彼女は今もニューヨークで働いていて、
術後の回復もよく、時々検査をするために帰国しているという。

まだ彼女が東京で私と一緒に仕事していたころ、
彼女は、仲の良かったお医者さんと雑談しているとき、
「あなた、いつまでもそんなふうだと、大きな病気するよ」
と言われたことがあったのだそうだ。
彼女はヘビースモーカーだったので、
「やっぱり煙草やめたほうがいいですか?」と尋ねたら、お医者さんは
「いや、煙草はべつに、一生吸っててもいい。
そりゃ体に良くはないけど、僕がやめたほうがいいと思うのは
ぜんぜん違うこと」と答えたのだとか。
なんだろう、とあれこれ考えたが思い当たらない。
お医者さんは、そんな彼女にこう言ったという。
「それはね、がまん。」

その話を聞いて、胸が痛かった。
そのお医者さんが、彼女のどんな話に反応して
そう言ったのかはわからないけど、
がまんばかりしていて、それがクセになってしまうと、
病が侵入してきてしまうのだ。
「ストレス」とかいう表現じゃないところが
なんだか泣かされた。
きっと、そのお医者さんに「がまんはやめたほうがいい」と
言われてもなお、何年もの間、彼女はいろんなことを
がまんしながら生きていたのだろう。

難しい話だ。
大人だって子供だって、社会で生きている中で
がまんしなくちゃいけない場面はいっぱいあるもの。
「がまんしないでね」と言われたところで、
それがいいことなのか本人には判断しづらいところだ。

だから、「自分を抑えつける」のではなくて、
「自分をコントロールする」能力をつけていくことが
大事なんだと思う。
思い通りにいかないとき、
自分の中にある欲望や願いをつぶすんじゃなくて、
それをもっと気分のいい、違う方向へ、違う形へ、導いていくちから。
もちろん、それはそう簡単な作業ではないけど。

彼女と連絡先を交換した。
地球のどこにいても、たったひとつの文字の羅列で
相手につながるって、あらためてすごい。

どういうわけだか、この1年くらいの間に、
「○年ぶりに再会」というのがやたら続いている。
それも、私が積極的にコンタクトをとっているわけではなくて、
何年も連絡のなかった人から突然メールや葉書がきたり、
今までなぜかお互い行き違いになって会えずにいたのが
急にタイミング良く会えるようになったりとか。
そしてどの人とも、「会えたのが今で良かった!」と思えるような時間になる。
おととしくらいまでの慢性的に体調不良だった時期は
こんなことは一度もなかった。
いろんなことが落ち着いて、体の調子も安定してきてからだ。
この8年の間に、私は3回も引っ越ししていて、
パソコンのメールアドレスも変わっているのに、不思議だなあ。


夜のプレゼント

2008-04-15 | monologue
土曜日、相方が元同僚の友達夫婦の家に
泊まりで遊びに行くことになっていた。
その家には、7ヶ月の赤ちゃんがいる。
相方は友達(旦那さん側)と家で飲み明かすつもりだった、
と思う。

ところが、相方が家を出る1時間前になって、
こうたろうが「こうくんも行くー!」と言い出したのだ。
その友達夫婦とは、私もこうたろうも面識がない。
お母さんは行かないんだよ、と何度も言っているのにきかない。
ほっとこう、と思っていたら、相方が
「じゃあ、お父さんとふたりで行くか!」と友達に了解を得る電話を。
そしてこうたろうは、なんの躊躇もなく、
初めての「お母さんのいない外泊」に行ってしまった。

思いがけず、いきなり手に入れたひとりの夜。

うわーーー!!
何しよう!??

とりあえずこうたろうを自転車にのっけて駅まで送り、
駅ビルをふらふら。
ぎょえー、明日の朝まで自由の時間だよ!!
友達を誘って飲みに行く、とか、
行ってみたかったツタバで好きなだけ本を読む、とか、
レイトショーで映画を観る、とか、
漫画喫茶に一晩こもる、とか
にやにやしながら、いろいろいろいろ考えたのだが、
このブログにも何度か登場している保育園仲間のbanaちゃんと
うちで女同士ふたりで飲む、という提案を持ちかけてみた。
なにしろ急な話なので、ダメもとで。

OKの返事がすぐ来た。
さらに、「今日はうち、手巻き寿司だから食べにおいで~」と。
ラッキー♪

で、手巻き寿司をごちそうになり、
banaちゃんの愛娘はーちゃんが眠ったあと、
あとはご主人におまかせして我が家でしっぽり……

4時

まで飲んでました。

片づいた部屋で間接照明にして、
アロマを炊いてレイ・チャールズをかけて。
こんなのなかなかできないよ~。うれしかったよ~。
子持ち主婦が心底渇望しているのは、
恋なんかではなくて、気心の知れた女友達だけで過ごす時間なのだ、
と実感したひとときでした。

朝が来てこうたろうが元気に帰ってきた。
片づいていた部屋はあっっっというまに散らかり、
前の晩のあのムーディーな空間が一瞬で幻と化した。
でもこれもまた、いとおしい現実。

ところで、相方の友達夫婦の奥様のほうは、
10時頃赤ちゃんを寝かしつけてから
なんと女友達とカラオケに行ってしまったそうだ。
あの夜、同じ時間に、その奥様も私もbanaちゃんも、
子供をダンナに託して女同士で楽しんでいたというのが
なんだかおかしかった。

それにしてもこうたろうが、あんなにアクティブに外泊してくるとは。
人見知りもまったくせず、赤ちゃんとも友好的に遊んでいたという。
成長したなあ……としみじみ。
素敵な夜のプレゼント、どうもありがと


もしもの事態

2008-04-11 | monologue
先週の会社帰り、御茶ノ水駅付近のビルから
火が出ているのが見えた。
1階がカフェ、2階が飲み屋、3階がCDショップで、
4、5階は事務所になっている雑居ビルである。
2階の飲み屋は、外側にぐるりと藁葺きを施してあり、
どこから引火したのかわからないけどそれが燃えていたのだ。

私は道を挟んで反対側の歩道にいたのだが、
とにかく野次馬がすごい。
私のいる歩道にもぎっしりと人が集まり、
火の出ているビルの下にでさえ、群衆が立ち止まって見上げている。
藁の燃えかすが落ちてきたりしているのに。

そして、みんな一斉に、
ビルに携帯電話を向けて写真を撮っているのだ。
心なしか人々の顔が笑っているのを見て、少しぞっとした。
引きで見ると、なかなか異様な光景である。
そういえば漫画「働きマン」にこんなシーンがあったな。

私の横を、赤いベストのおじさんが通り過ぎた。
おじさんは車道を走って横切り、ビルの中に入っていった。
あのベストは、たしか、火の出ているビルの向かいにある
ファミレスの制服だ。

3階の窓が開き、おじさんが顔を出した。
おじさんは手に消火器を持っていて、
上から火元に手際よく吹きかける。
消火剤が舞い落ちるので、そこでやっと下にいた群衆がどいた。
藁が燃え広がるのがそこでくい止められたところに、
消防車が登場。なんと8台も来た。さらに、救急車も1台。

消防士さんが
「危ないですから、道に立ち止まらないでください!」と
何度も言っているのに、ビル付近でたむろっている人々。
外から見ると藁の火はとりあえず消えているけれど、
開かれた4階の窓からも煙が出ている。
つまり、中にも火があるかもしれないってことだ。
1階、2階は飲食店だから、ガスコンロもあるはず。
ガスに引火するのも相当こわい。

危険を恐れない勇気と、
危険を察することができない鈍さは
ぜんぜん別物だと思う。
前者を持っているのはあの赤いベストのおじさん。
下にいる群衆は後者しか持ち合わせていない気がする。

そして、あの雑居ビルにいたスタッフは、
どうして誰も消火器を使おうとしなかったのだろうか。
無関係だといっても過言ではない、
別のビルで働いていたおじさんが英雄に見えた。

そのまま私は駅に向かってしまったのでそのあとのことは
わからないけど、なんだかすごく考えさせられた。
うちにも家庭用の小さな消火器があるけど、
今までの人生で消火器を使ったことは一度もない。
使い方も、構造も、実はよく知らなかった。
使う機会がないのは有り難いことだし、
できればそんなことは起きないのが一番いいんだけれど、
「もしも」の事態に備えて、知っておくのは必要だと思う。

調べてみると、使い方は意外と簡単だ。
安全栓を引き抜き、ホースを火に向けて、レバーを押すだけ。
ただし、放出時間は15秒。距離は3~5メートルに有効。
これはかなり重要な情報。
そのあたりを押さえておかないと、無駄打ちしかねない。

こういうことこそ、小学校高学年あたりで必須項目として
教えておかないといけないんじゃないのかなあ。
私は教わった記憶はないけど、今はやるんだろうか?
学校でやってくれないなら、こうたろうには私が教えようと思う。



怒るのも難しい

2008-04-08 | kid
こうたろうがイタズラをしたので叱ったら、黙ってしまった。
すぐにゴメンナサイが出ないので
「こうたろうは、どうしたらいい?」と
上目線でたずねると、こうたろうは神妙な顔つきで
「謝るしかない……」

な、なんだその言い方。
内心かなりウケたが、ここで少しでも笑ってしまったら
シリアスな雰囲気がすべて台無しなので、ぐっと我慢。
「じゃあ、謝って、もうしないって約束して」
と、母親の威厳を保ちつつ言うと、
今度は半べそをかきながら、
「小学校に行ったらもうしません~」

なんで小学校に行ったらなんだーっ!!!
あと2年もあるじゃないかーーーっ!


こうたろう本人はいたって真剣なんだけど、
こっちは笑いをこらえるのにもう必死。
怒るのもこうなると難しいです。

クリーニング

2008-04-01 | monologue
2週間前からひいた風邪がなおってきたかと思ったら
先週、突然胃腸の調子がわるくなった。
食欲がわかず、むかむかして、おなかもくだりっぱなし。
会社に行ったらそれに頭痛も加わり、悶絶でした。
つらかった……。

そんな中、急に乾燥機が壊れた。
スイッチを押しても、ウィーンという音がするだけで回転しない。
結婚したとき買ったので、もう8年使っているモノ。
メーカーに問い合わせたら、モーターを取り替えないといけないかもとのこと。
寿命かも、とも。
概算を聞いて、新しく買ったほうがいいかと迷ったけど、
念のため修理屋さんに来てもらうことに。

そしたら、修理屋さん、
「あー、これ、本体にゴミがつまってますね

フィルターはこまめに取り替えていたんだけど、
長年使っていると、分解しないと取れないような場所にホコリがつまって
作動しなくなることが多いらしい。

で、その場で乾燥機を解体して掃除機でホコリを吸い、
ついでに回転ベルトを新しく取り替えてもらったら
元通りにぐるぐる回るようになった♪
よかった~、買い換えないで。

おなかがくだるというのは、体が悪いモノを追い出そうとしてるってこと。
つまりお掃除。
乾燥機もホコリを排除したらすっきり回復したわけだし、
やっぱり、ゴミはためちゃダメだなと実感。

そんなことを考えていたときに、駅ビルで福引きが。
やってみたら、コレが当たりました。



なんのお告げなの、これは!

もともと、「4月は捨てるをテーマに動くわ!」と宣言していたのだ。
この春は、持っているものを整理して、がんがん捨てることにする。
なんでもためこむクセのある自分を、
ここらでちょっとリセットするつもりです。