みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

人事のもんだい

2006-06-30 | work
6月に入ってすぐ、こうたろうのクラスの担任、H先生が辞めてしまった。
担任の先生はH先生とY先生で、最近2人とも見ないなあと思っていたら
H先生は突然の退職、Y先生は体調不良で1ヶ月の休養、との通知があった。
Y先生は7月上旬に復帰する予定だったので、それまでは暫定的に、
1歳児クラスと合同にしたり(無謀)、園長先生が補佐に入ったりしていた。

昨日、Y先生も退職することになったというお知らせが。

先生だって人間だし、仕事してるといろいろあるのがわかるから、
働いているお母さんたちはこういう状況にはたいして動じない。
だから先生が辞めるのはまあいいとして、問題はその後の保育園の対応だ。

2歳児クラスは11人いる。
最初はそれを、2人の先生でみていた。そこに、H先生の退職。
Y先生も退職となって、園が出した結論は、
「1歳児クラスの担任をひとり2歳児クラスにまわす」というもの。

昨日の帰り、園長先生に呼び止められて、そう言われた。
「でもそれじゃあ、1歳児クラスの先生が足りなくなるんじゃないですか?」と
思わず聞いたら、「1歳児クラスは落ち着いてるから大丈夫」との返事。

でもそれは、必要人数がいたから落ち着いていただけの話で、
ひとり減ってしまうことによって以前よりスムーズにいかなくなることも
多いんじゃないだろうか。

どうして、人員補充をしないのだろう?
どうして、いる人間だけでなんとかまわそうとしてしまうんだろう?
頭数が減ったのは個人理由なんだから、人件費がどうのとか言わせない。
もともと、スタッフの多い保育園ではなかったのに。

今の職場でも、相方の職場でも、同じようなことが何度もあって
つくづくおかしいと思う。
残っている人間に余裕があるならともかく、
余裕のないところにさらに仕事が増加していくのだ。
もちろん、だからといって給料が上がるわけでもない。

会社が経営難で、リストラせざるを得なくて、とかなら
まだ納得もしよう。少ない人数でもやっていくしかない。
でも、みんな、自己都合で辞めていくのだ。
欠員が出たら、できるだけ早く人員確保してほしい。
それってそんなに高度な要求なのかなあ?
(蛇足だけど、2歳児は6人につき担任1人が最低基準という国の規定にも
ちょっと疑問……この規定作った人、2歳児知ってるのか?)


水族館

2006-06-27 | kid
日曜日、前の保育園仲間の親子3組で八景島シーパラダイスへ。
引っ越してからのお誘いはほんとうにうれしい。
離れても変わらないおつきあいをしてくれることに感謝♪
普段、土日祝日はほぼ休めない相方も、直前になって奇跡的に休みがとれた。
いつもパパ付きの家族づきあいがなかなかできないので、すごく貴重な一日。
そのシチュエーションに私が一番興奮してたかも。

しかし、こうたろうという人がよくわかりました……。
大きな魚とかエイとか、もっと驚いたり喜んだりするかなと思ったんだけど、
なんともあっさりした反応。
イルカショーにいたっては、眠くなったのか途中でダレダレになってしまった。
パンフレットを指さして「これ見る~」と言うのでなにかと思ったら
イソギンチャクの写真……。目の前でイルカがジャンプしてんのに。
水族館とかあんまり好きじゃないのかなあと思っていたら、
そのあと、くらげの水槽に釘付けに!
言葉もなくじいいい~~っと見つめ、感動している様子。
私が水槽を離れたら「ぷよぷよ(自分で命名したらしい)見るの!」と戻っていった。

イルカショーなんてめったに見られないから、親としてはついつい、
「ほらっ、イルカだよっ、すごいね、ジャンプしてるよ、ねえっ、ちゃんと見てる!?」
なんて必死に見せようとしてしまったのだが、子供は子供なりに楽しむツボがあって、
親が見ろとか言わなくたって見たいものを見てるんだな、とちょっと反省。
考えたら、私自身も、くらげの水槽に張り付いていたいタイプ。
あの意味不明な動きや、この世のものと思えない美しい姿、
すごく考えてるのか何も考えてないのかわからない感じ、いくら見てても飽きないよね。
よーくわかるよ、こうたろう! 君はまちがいなく私の子だ!

それにしても、時々こんなふうに家族同士で遊ぶと、いろんな発見や刺激がある。
今回ご一緒させてもらったT君ママ、Y君ママは、どちらもおおらかで、
ちょっとやそっとのことでは動じない器の大きさをすごく感じる。
子供たちのちいさなケンカをほほえんで見守り、大人のアクシデントにも大笑い。
私はなにかと「気にしい」なので、こういうファミリーにふれると
ちょっと肩の力が抜ける。
T君、Y君も、見るたび成長していて、こうたろうもうれしそうに遊んでいた。
どうもありがとう。これからもよろしくね!

読書記録2006-15

2006-06-23 | book
34「陰日向に咲く」劇団ひとり 充実度★★★☆☆

芸人、劇団ひとりの処女作。
短編集なんだけど、登場人物がちょっとずつ重なっているという手法。
全体的に文体の粗さや設定の甘さが目立ったし、よくあるストーリーばっかりなのに、
ひとつひとつに手応えがあった。
それは、文章に勢いがあるからだと思う。
編集者がどれくらい手を入れたのか知りませんが、作家としての
力はじゅうぶんではないでしょうか。

私はOverrunという作品が一番好き。書き出しからぐぐっと引き込まれた。
彼がコンビを解散後「劇団ひとり」として出始めのころ、
サングラスをかけたみそっ歯の変な男を演じるコントがあったのだが、
(「あのよ~、俺はよ~」っていうやつ。ビジュアル系に転向したのか、
あれ最近やらないなあ)そんな感じの語り口調。
残念なのは、途中からなんだか展開が逸れたというか、
本題が最後だけにポンと置かれた感が。
なのに、ラストは泣けた。正直、まさか泣ける話だとは思っていなかったので、
電車の中で読んでいてやばいことになった。

もし、劇団ひとりの作品と知らずに読んだら、
あんまり楽しめなかったかもしれない。
でも、それを前提に読んでいたので、登場人物がすべて劇団ひとりに
なってしまった。テレビドラマを見てるみたいに、画像が浮かぶのだ。
どの話もぜんぜんタイプの違うキャラなのに、どれも、やっぱり劇団ひとり。
文字どおり、彼はたったひとりの劇団なんだな、と思う。
このあたりは、幻冬舎のねらいどおりなのかも?

35「鬼平犯科帳(四)」池波正太郎 充実度☆☆☆☆☆

仕事で読みました。
もう本当に、陵辱と惨殺ぬきで池波正太郎は読めないのだろうか?
むごいシーンに胸が痛むばかりですわ。
しかも、前回の鬼平は泥棒に甘すぎだったけど、今回は女の罪人に甘すぎ。
大金を盗み、女郎屋から逃亡し、あげくのはてに盗んだ相手を絞殺。
結局女は自白したのだが、鬼平は事実を知っていながら、
「おまえ、夢でも見てるんじゃないか」と言って釈放してしまうのだ。
いくら彼女がかわいそうな身の上だからって、それとこれとは別では?
なんでこんなに人気のある小説なのかわからん。
全部で何巻あるんだろ、と思って確認したら、12巻……うう、あと8冊……。
でもこれも仕事なので、ありがたく読ませていただきます!


風物詩

2006-06-20 | monologue
スーパーの店頭に、キャベツが積んであった。
安かったのでちょっと見ていたら、
モンシロチョウが飛んできてキャベツの付近を
ひらひらと舞っていた。

お店のおじさんが、
「チョウチョも止まるくらい新鮮なキャベツですよ~」
などと言っている。
風情があるなー……って、ハッ……!

初夏×キャベツ×モンシロチョウ=……!!

ぎゃあああ~~~
おじさんっ、だめっ! それ、きっと卵産もうとしてるから!
うっかり買っちゃって、冷蔵庫の中で孵化して、
料理しようとしたらいっぱい青虫が~なんてことになるから!

結局キャベツを買わずにきた。
というか、店頭のキャベツを買うのがちょっとコワくなってしまった。
虫嫌いって損だなあ。

かわいい回路

2006-06-17 | kid
よそんちの赤ちゃん(といってもちょうど1歳)を抱っこさせてもらったら、
もうかわいくてかわいくて、きゅ~~~んとしてしまった。
1歳って、こんなにおとなしく抱っこされてるんだっけ?
ぷにぷにでふわふわで頭がミルクくさくて、頬を寄せずにいられなかった。
と、同時に、こうたろうって大きくなったんだなあと実感。
頭からは、ミルクのにおいのかわりに、子供の汗の独特のにおいがする。
それはそれで、いいにおいなんだけどね。
(友達が、男の子はまた特有のにおいがすると言っていたっけ)

道を歩いていても、マンションのエントランスでも、赤ちゃんがいると
思わず見入ってにやけてしまう。あやしい。あやしすぎる私。
私ってこんなに赤ちゃん好きだったけ?

で、今朝、CDを聴こうと思い、久しぶりにユーミンの昔のアルバムを
取り出してびっくりした。
ご存知の方も多いと思うけど、「neue music」(1998年)というやつ。
これのジャケットは、赤ん坊の人形が保育器の中でヘッドフォンをしているという
シュールなシロモノ。決して愛くるしいタイプの人形ではなく、
変にリアルで、得体が知れないというか、ちょっとホラーっぽいような感じ。
当時、私は「うげ~、キモチわるい~」と思っていたのだ。

が、今朝の私は、その赤ん坊人形を見て、
「か、かわいい……」と思ってしまったのだ。
あんなにキモチわるいと思ったのはよく覚えているのに。
ジャケットには何の変化もないのに。

お手手もあんよも唇もほっぺたも、み~んなかわいい。
ヘッドフォンなんかしちゃって、音楽聴いてるのか、そうかそうか。
撮影現場にいたら、間違いなく抱っこしているだろう。

なんなんだろうか、この、回路の変化は。
こうたろうがあと3ヶ月で3歳になろうとしていて、
体が勝手に次の妊娠を望んでいるのだろうか。
(頭では「絶対無理!」と思ってるんだけどね)

こうやって2人目、3人目ができていくんですねぇ。
実際、妊娠も出産も育児もラクなことばかりではないが、
この「かわいい」って気持ちが助けてくれるんだよな。
生き物ってよくできているなあと思う。



映画「初恋」

2006-06-15 | movie
映画「初恋」を観に行った。

ヒロインの宮崎あおいといえば、映画「NANA」やNHKの連ドラで
明るくてかわいらしい役を好演している。
が、この映画ではちょっと違っていた。
かたくなで、こわばっていて。
暗い表情の中で輝いている黒い瞳のまっすぐさが、とても印象的だった。
こんな役もこなせるなんて、いい女優さんだと思う。
宮崎あおい演ずる「みすず」が恋する「岸」の小出恵介も、
なんだか見たことのある美貌だな、といろいろ考えていたら、
韓流スターっぽい顔のつくりなんですね。
正統派ハンサムというか。七三も、ダサくなく、いい感じにハマってました。
役の上でも兄を演じていた、実の兄、宮崎将も適役で、
おひょいさんもよかったし、すべて好感の持てるキャスティングだった。

実際にあった「3億円強盗事件」をモチーフに描かれた作品だけど、
その素材に対して「初恋」というのは違和感があるかもしれない。
でも、見ればわかる。これは本当に、初恋のはなし。

みすずは、3億円なんかいらないのだ。
ただ、岸に必要とされてうれしかったから、認めてもらいたかっただけ。
強盗でもなんでもやっちゃうのだ、「初恋」だから。
任務を遂行したあと、岸がみすずの頭にぽんと手をやるシーン、
あそこで涙腺全開
そう、恋って、こんな気持ちだったっけ。
あの瞬間だけ、強く思い出した気がする。
みすずにとってももちろん初恋だけど、きっと、岸にとってもそうだったんだね。

この映画を撮った塙幸成さんという監督は、
ほんとうに人間が好きなんだなあと思う。
なぜかというと、役者のアップがとても多かったからだ。
「顔」をこれでもかというくらい見せる。
だから、それぞれのキャラの存在感が強まる。
そうかと思うと、ストーリー上、「魅力的でない人」の顔は
後姿だったり足だけだったりして、うまい具合に一切写していない。
みすずを捨てていった母親も、居候先の意地悪な叔父夫婦も、
岸の父親の手先も、3億円を積んでいた車に乗っていた東芝の社員も、
すべて、どんな顔か観客にはわからない。
どうでもいいのだ。
どうでもいい人の顔なんか写さないで、本当に見てほしい人物だけを
観客の心に残そうとしているのかもしれない。

こんなに暗くて酷くて惨めでせつないのに、
どうしてだか、温かいものを観たという余韻が残る。
不思議な映画だった。

読書記録2006-14

2006-06-12 | book
32「あるようなないような」川上弘美 充実度★★★★☆
いろいろな雑誌に掲載されたエッセイをまとめた一冊。
川上弘美さんは、作家になるべくして生まれた人だと思う。
どうしてだか、彼女のまわりでは、いろんなことが起きるのだ。
それも、彼女の作品に出てきそうな感じの出来事。
「出来事」というよりも、「人物との遭遇」かもしれない。
たとえば、不思議な「においだま」をくれた小学生。
土の上に落ちた、たくさんの桜の花びらを
「家に帰ったら水に浮かべたいから、ください」と言うおばあさん。
そして川上さん自身も、穴が好きだったり、人を見ながら頭蓋骨のことを考えていたり、
やっぱりちょっと怪しい感じ。(←賞賛の意をこめて。)
小説なのかエッセイなのか、どこまでホントでどこまで創作なのか。
川上弘美の異次元ワールドが好きな人には、じゅうぶんおススメです。

33「精霊探偵」梶尾真治 充実度★★★☆☆
事故で妻を失ってから、他人の背後霊が見えるようになってしまった男性。
人探しの依頼を受けて動きまわるうち、奇妙なことが次々に起こりはじめる、というストーリー。
これ、江原啓之さんに読んでもらって、ぜひ感想を聞きたい!
背後霊とか守護霊とかについて、この小説に書かれてることってどれくらい
合ってるんでしょうか?
ホームレスに憑いていた貧乏神的な霊に、主人公が塩をかけたらたちまち退散。
それを機に、そのホームレスは、あっというまに大金を手にし、
長年の夢だった歌手になったりするのだ。このあたりのサクセスストーリーが面白かった。
思わず相方と塩をぶっかけ合いそうになりましたよ。
ちょっとネタバレになってしまうかもしれないけど、読んでいて
「寄生獣」という漫画を思い出した。いろんな設定が似てる。
そしてラストは、思いがけない展開でした。よめなかったなあ~。
でもそういえば、この著者の作品である「黄泉がえり」でも
似たようなオチだった気が。(あっ、またネタバレ……)
そうなるとつじつまの合わないことが出てくるんだが、
まあそのあたりは目をつぶるとして。
ホントのホントの最後は、
「ええー? いいのか、それで」って終わり方で、ちょっと消化不良。
全体を通して、作者がすごく楽しんで書いているのが伝わってきた作品でした。

複雑な家庭

2006-06-11 | kid
先日、仕事に行く相方に「お父さん、おうちに帰っちゃうの?」と言ったこうたろう。
またまた爆弾発言が。

こうたろう「こうちゃんねぇ、ママいないの」
  私  「? (自分を指差して)えーと、これは誰?」
こうたろう「お母さん」
  私  「ママは?」
こうたろう「ママ、おしごとなの」

ひょえええ。
お母さんとママは別物だと思ってるのか。
ちなみに父親はどうなってるんだろうと思い、聞いてみた。

  私  「お父さんは?」
こうたろう「お父さん、おしごと」
  私  「じゃ、パパは?」
こうたろう「……? ○○ちゃん(保育園の友達)のパパ、○○ちゃんのお迎えきたの」

つまり、こうたろうの頭の中を解読すると、
ママはずっと仕事で会ったことがなく、お母さん(私)に育てられていて、
お父さんはよそに家があり、パパという存在は他の子にはいるが自分にはいない。
ということになる。

そのあと、私の胸をさわり、自分のおっぱいを指差して
「こうちゃんも、おっぱいちいさいの」だって。
「も」って~!

彼なりに、いろんなことがわかりはじめている途中ということか。
人のことよく見てますね。

読書記録2006-13

2006-06-08 | book
31「手書き作家の本音」渡辺淳一 充実度☆☆☆☆☆
渡辺淳一氏は、日本を代表する作家である。
直木賞をはじめとし、数々の賞を受賞しているし、ヒットした「失楽園」については
私が記すまでもない。医者だった経験から描かれる作品には興味深いものが多く、
私は「仮面の女」という作品が一番好き。
そういうことを前提に、この先、渡辺氏の編集担当になることもないだろうから、
正直に感想を言わせていただく。

この本は、「週刊現代」に連載されていた渡辺氏のエッセイをまとめたもの。
ところどころ、ちょっと女性蔑視というか、「女好きでありながら女を馬鹿にしてる」と
思わせられるような箇所もあり、時々
「なんなんだ、このじいさんは!! 」と
ゲンコツを握りしめたくもなった。
でも、これが「ザ・渡辺淳一」なのかも。

著者紹介を見ると、昭和8年うまれ。
まあ、今どき、70歳くらいでじいさんも失礼かもしれない。
ちなみに、渡辺大先生は、両手で女性を軽く抱いたまま、原稿の構想を練ったり
するんだそうです。
「こんなことをしながら仕事できるところが、作家のおかしなところである」
だってー。作家がみんな女片手に原稿書いてるんじゃないぞ!

建設者

2006-06-05 | work
家の目の前に新しいマンションが建設中で、毎日、工事の音がすごい。
引っ越してきてからずっとそうだったんだけど、窓を閉めていたので
そんなに気にならなかった。

が、ここ最近、エアコンをかけるほどではないけど窓を開けたい季節。
それに伴い、建物の奥のほうはもうだいぶ建っていて、うちのマンション側に
どんどん作業が近づいてきている状況。
窓を開けていると、工事の音だけでなくて、リーダーの声がよく聞こえてくる。
「おめえ、なにやってんだよ!」とか、
「ばっきゃろう!」とか。
かなりガラ悪い……。

そうだよな、ビルとか家とかって、こんなふうに建てられるんだよな。
よく考えたら、どんな高層マンションも立派なホテルも豪邸も、
結局はみんな人間の手作業なのだ。

人間ってすごいなー。

中学生のころ、
A「歴史問題です。法隆寺を建てたのは?」
B「聖徳太子!」
A「ブー。正解は、大工さんでしたー!」
というくだらないクイズがあったけど、あれって今思うとそのとおりだ。

ばっきゃろうと言われながら、ひとつひとつの作業をこなす汗まみれの彼らが、
昼休みに道端で弁当を広げているのを見ると、
「このマンションを建てたのはあんただよ! すごいよ!」と
お茶を出したくなるのは私だけでしょうか。