みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

繁忙中

2007-05-27 | work
社内での仕事が急に忙しくなってきてしまい、
昨日も出社。
土曜は保育園が6時までしか預かってくれないので
乗り継ぎを考えると4時には会社を出ないといけない。
できれば家でやれればいいんだけどなあ。

でも土曜日の出勤ってけっこう好き。
静かだし。エアコン調節できるし。
(普段はがんがんにクーラーが入っていて寒い!)

と、思っていたんだけど、
昨日は神保町祭りだったらしく、露店もいっぱい出ていて
太鼓の音が聞こえてきたりどっかのミュージシャンがマイクで歌ってたり
いつもよりにぎやかだった……。
そして、昨日は私のほかにもうひとり出社していて、
それは暑がりのMさんだった……。
いつもはこっそりエアコンの温度を上げたりしているのだが、
今日それやったら確実に私だとバレちゃうじゃん、と思い
温度調整には触れられず。

そして、どうして会社で仕事してるとおなかがすくのだろう……
ほとんどパソコンの前から動いてないのに。
一日家にいるときより確実に食べてる。
家で仕事してるほうが労働時間が多いときもあるのに。
昼ごはんをしっかりとるうえ、ちょこちょこお菓子をつまんでしまうのだ。
私の場合、家から会社までの往復でけっこう歩くというのもあるけど、
脳みそ使う部分が違うからかなあ。
普段はほとんど間食とかしないのに、甘いもの欲しくなるし。

友達がブログで「家にいたほうが動くから痩せる」と言ってたけど、
私も「外で仕事してると太る」かも。

人生が良くなる本

2007-05-26 | people
先日、本屋にて。

立ち読みしてたら、50代ぐらいの女性が若い男性店員に質問していた。
「あのねーえ、人生が良くなるとか、そういう本探してるんだけど」
店員さんはスピリチュアルコーナーを案内し、
「このあたりとか……」と言いながら
平積みになっていた江原啓之さんの本を軽く指さした。
そしたらその女性客、
「あー、エゾエさんじゃなくて。ちがうの、女の人でね。
なんか、掃除すると良くなるとか、そういうタイトルのやつ」。
すると店員さんはその言葉を真正直に受けて、
「『掃除すると良くなる』ですね。検索してみます
と画面操作しはじめたではないか。

タイトルがヒットしないのでふたりとも困っている様子。
女性客は「最近よくテレビ出てるんだけど」とか
「ナントカっていう俳優の奥さんで」とか
「割り箸でどうとかこうとかっていう……」とか
ものすごいヒントをいっぱい出しているのだが、
店員さんは思い当たる節がないようだった。

この場合、ちゃんとタイトルを調べてこなかった客が悪いのか、
それだけ言われてもすぐにピンとこない店員が悪いのか。

結局わからず、女性客は帰ってしまいました……。
なんか、
「それ、たぶん『松居一代の超お掃除術』です」と
教えてやらない私が一番悪いような気になってしまいました。


乗り物酔い対策

2007-05-23 | kid
先週末から4日ほど、こうたろうと2人で里帰り。

こうたろうのウィークポイントは、乗り物酔いするところ。
車はワンメーターが限界。ほっといたら新幹線でも吐く。
なので、長距離の移動はちょっと用意や工夫が必要になる。

ばーばの家まで行くには、
家→タクシー5分→東海道線9分→市営地下鉄→12分
→新幹線1時間半→中央線40分→車(ジムニー)10分
という経路をたどっていくことになる。
どこかでは寝ることもあるけど、
そのタイミングも親の思い通りにはいかないことが多い。

このあいだ耳鼻科で酔い止めの薬について聞いてみたら、
「子供向けに処方したことがないからわからない。
市販の薬を飲ませればいいんじゃないですか?
あとはインターネットで検索すれば酔わない方法がいろいろ出てくるし

と言われてちょっとびっくりした。こんなもん?
病院で「市販の薬を飲め」という指示。
そして、専門家である医師に直接質問しているのに、
「インターネットで調べろ」とは。
その信憑性に誰が責任を持ってくれるのか。

ドラッグストアで「子供向けの酔い止め」を探してもらったが、
どれもだいたい3歳児は対象外となっている。
かろうじて液体の飲み薬が3歳児からOKになっていたので一応購入。
注意書きを読んだら
「抗ヒスタミン剤を服用している場合は飲ませないこと」とある。
こうたろうは中耳炎の治療薬として3種類混合の粉薬を飲んでいるのだが、
いつも薬局でもらっている薬の説明書を見ても、薬の名前や効用はあっても
抗ヒスタミン剤かどうかまでは記されていない。
なので、薬の名前をネットで調べたら、そのうちひとつが抗ヒスタミン剤だった。

先生〜!
あやうく飲ませるところでしたよ!

どうやら、抗ヒスタミン剤は酔い止めにも使用されていて、
睡眠薬的な成分が強いので過剰摂取しないようにとのことらしい。
酔い止めと風邪薬などは一緒に飲まないというのは常識のようだ。
私と同じような状況になった場合、
「病院の先生が市販薬を飲めって言ってたから」と
あまり調べないで服用させちゃうお母さん、絶対いると思う。

こうやって、神経質なくらい疑ってかかって、
自分(と子供)の身は自分で守らないといけないのかなあ……。

薬じゃない方法はないものか、といろいろ見ていたら、
あるサイトで「ハイレモン」を酔い止めの薬だと言い聞かせて
乗り物に乗る前に食べさせる、というお母さんのコラムにたどりついた。
昔からあるレモン味のタブレットで、けっこうどこにでも売っている。
そういえば包装も薬っぽい! おお、これはナイスアイディア! 
18粒入ってて120円くらいだし♪

出発前、駅構内のコンビニで
「あ、そうだ! 気持ち悪くならない薬買ってこよう!」と言って
ハイレモンをゲット。
今までキャンディーの類をこうたろうに与えていなかったことが
こんなところで吉と出た。
乗り継ぎのたびに「お薬食べる!」と言って一粒口に入れていたこうたろう、
2回ほどやばい顔にはなっていたが、とりあえず行きも帰りもリバースなし!
大成功〜! うれしーーい!

まあ、でも、こうたろうは「このお薬……おいしいねぇ……」と言って
何粒もせがんできたり家でも食べようとしてたから、
(これは電車や車に乗る前だけのお薬だからダメ!と薬説を通したけど)
もしかしたらだまされたふりをしていただけかもしれないが、
実際、柑橘味でホントに酔い止めの効力があった可能性も。
ありがとう、あのコラムを書いたお母さん。
そして明治製菓さん。
絶対に生産中止とか包装形態を変えるとかしないでください。

こうなると、耳鼻科の先生の
「インターネットで検索すればいろいろ出てくる」というのも
その通りだったんだけど……これで納得していいのか……。


読書記録

2007-05-18 | book
久々、読書記録など。

最近読んでおもしろかったのは、林真理子さんの「本を読む女」
林さんのお母様をモデルに、激動の昭和という舞台での生涯を書きつづった作品。
娘(林さん)が母親や父親のことをここまで客観的に書けるってところが
まずすごい。もちろんお母様のチェックも入ったんだろうけど、
母親の中の「女」という部分を、大胆に引き出しているのが秀逸。
私も、自分の母親の少女時代、娘時代を知りたくなった。
ラスト数行は「ニヤリ」って感じ。いつ出てくるかと思ったけど、ここですか。
それにしても、林さんのご実家って、お菓子屋さんだとばかり思っていたけど
本屋さんだったんですね。
この作品が生まれて、お母様もうれしかったろうな……親孝行な娘だなあ。

それと、芥川賞を受賞した青山七恵さんの小説を2作続けて読んだ。
「窓の灯」「ひとり日和」
彼女は1983年生まれなのだが、若いのにすっごくクラシックな匂いがする。
どんな作品を書いても、大人に読ませる実力のある人だと思う。
今後も期待したいです。

「漢方小説」でデビューして以来気になっていた中島たい子さんの
「そろそろくる」も、やっと図書館で見つけて読んだ。
PMSがテーマなので、男の人にはぴんとこない作品かもしれないけど、
さくさくっと読めた。そもそも中島さんは脚本家なので、
展開運びがうまい。そのままドラマにできそうな感じだ。
でも、PMSの精神上の変化やしんどさについてはよく書かれていたけど、
実際は身体もつらかったりするので、このあたりをすっとばすのはどうかな、と。
個人的には、主人公の女の子が、親友の弟とつきあうという設定が
まるで私と同じで(私と相方の出会いもそうでした)必要以上に
物語の中に入りこんで読んでしまった。

あとは、漫画なんだけど、
榛野なな恵さんの「Papa told me」
ずっと前に、大学時代の青春の友・Kが「娘に受け継ぎたい本」と言っていて、
そのときはこの漫画を知らなかったのだが、あるとき図書館で遭遇。
愛蔵版を3冊読んで、大ハマリ。
こりゃスゴイぞ! なんという名作だ!!
久しぶりに「読み終わりたくない〜! ずっとずっと読んでいた〜い!」と思った。
ヒロイン知世(ちせ)ちゃんを始め、登場人物がとっても魅力的。
日常の中の「見過ごしがちな大事なこと」をいっぱい教えてもらえる。
時々、絵の中に入ってしまったり、猫がふつうにしゃべりはじめたり、
不思議なことも起きるんだけど、それも全部素直に受け入れて読める漫画。
まだ全部読んでないけど、私が好きなのは、どんなボタンでも見つけてくる
ボタンハンターの話とか、学校給食を作る栄養士さんの葛藤の話。
そして知世ちゃんのお父さんがまたすっごく素敵なの。
あんなお父さんいないよなぁ……まあ、あんな娘もそういないだろうけど。
この漫画、あんまり良かったので全巻揃えようと思ったら、
なんと27巻まであった……。
アマゾン見たら在庫切れにまでなってるし……。
でも一作ずつ読み切りなので、少しずつ集めようかなあ。


赤ちゃんポスト

2007-05-16 | monologue
「赤ちゃんポスト」のニュースが世間をにぎわせている。
3歳くらいの男の子ときいて、こうたろうくらいだなあと思うと
システムがどうとか、親がどうとかよりも、
その子はどんな気持ちだったのかな……と胸が痛い。

だってもう、だいたいのことわかってるんだよ。
こっちがびっくりするくらい悟ってるし、理解してるし、覚えてる。
きっと大人になっても記憶は残っているだろう。

連れてきたのは父親だということだけど、母親はどうしたんだろう。
もしかしたら、いなくなっちゃったのかな……。
この男の子は健康状態も良好で、自分の名前も言えるし、
「福岡から来た」とか話しているそうだ。
つまり、3歳までがんばって育てた誰かがいるってことなのだ。
食事や排泄の世話はもちろん、髪の毛や爪を切ったり、お風呂に入れたり、
予防接種に連れて行ったり、洋服や靴を買い与えていた人がいたはず。

でも今回は、一発目に置かれた子供の年齢が想定外だったから
ショッキングな出来事として取り上げられているけれど、
ひとりめの赤ちゃんが対象内(生後28日まで)だったら
大げさな報道は控えただろうと思う。
この3歳児のおかげで、といったらナンだけど、
赤ちゃんポストについてこんなに騒がれたことで、
利用しようとしていた親に歯止めがかかったんじゃないだろうか。

設置の是非は、ここで問わないけれど、
「ポスト」って言い方はいやだなぁ、と思う。
なんか、軽いのだ。楽しげなのだ。鬼気迫るものがない。
「世にも奇妙な物語」のタイトルにありそうな。
投函したらあとはよろしくね、とライト感覚になってしまうネーミング、
もっと切羽つまったものに変更したほうがいいと思う。
病院側のいう「こうのとりのゆりかご」も甘すぎる。
こういうことを、メルヘンにしてはいけない。

そして、赤ちゃんの命を救うのももちろん大事なんだけど、
親を救うシステムももっと社会をあげて考えて欲しい。
よく「育児の悩みは児童相談所に相談しましょう」とか言われるけど、
(それもありがたいけど、なかなかできないものです)そういうことじゃなくて、
フルタイムで働いていなくても預けられる保育園を増やすとか、
小児科病院を何平方メートル内にひとつ以上必ず作るとか、
児童手当をもっとくれるとか、
父親が育児を理由に仕事を休むことをもっと奨励するとか。
まあ、このあたりは私がこんなところで叫ばなくても
とっくに論じられていることで、その解決を待つよりも
まずは赤ちゃんの命を助けるほうが先決ってことなんだろうけど。

3歳の男の子、今、どうしてるのかな。
ちゃんと眠れてるだろうか。少しでも、楽しいと思えることがあるだろうか。
まだまだ人生はうんと長くて、うんといいことも、きっといっぱいあるよ。
これから彼が、親に迎えに来てもらうにせよ、他人に育てられるにせよ、
たくさんの人に愛されることを祈りたい。

なかよし親子

2007-05-15 | health
耳鼻科へ行って来ました。
今度はこうたろうじゃなくて私。

ゴールデンウィーク前あたりから、時々めまいがするように。
回転性のものではなく、船に乗ってるみたいに平衡感覚がおかしくなるのだ。
最初は疲れてるんだなと思ってあまり気にしていなかったんだけど、
あまり続くので、一応診てもらったほうがいいかなと。

どういうときにめまいが現れるかというと、
・洗濯物をたたむ。
・料理をする。
・こうたろうの世話。
以上、3つのシーンが多い。
要するに、家事・育児中。
外を歩いているときなどはまったくなんでもない。
家事や育児がそんなにイヤなのかって感じだけど(まあ、ちょっとそうかも)
つまり「うつむいた姿勢で手元でせわしなく作業をしている時」のようだ。

あえてこうたろうとは違う先生(病院は同じ)に診てもらったのだが、
噂に聞いていたとおりさばさばした女医さんだった。
耳の中はもちろん、特殊レンズをかけていろんな角度から目の動きを受診。
そこまでは「特に異常はみられませんね」とのことだったのだが、
「目をつぶって片足で立つ」という検査のあと、先生がうーんと首をひねった。
「聞こえが悪くなったってことはないですか?」
いえ、ないです、ちゃんと聞こえます、と答えたのだが、聴覚検査もすることに。

で、聴覚検査したら、なんと、標準値を下回る結果が。
特に右側がよろしくない。左側も、低音をキャッチできていないらしい。
決して笑うところではないんだが、思わず笑ってしまった。
親子して聞こえてなかったのかー。
なんか、「じーさんや! ばーさんや!」っていうドリフのコントみたい。
(知らない若者諸君、ごめんよ)

今の段階で、原因や部分的なことはわからないと言われたが、
診断としては「循環不順」。
一時的なものか、慢性的なものかも、今は断定できないという。
脳と内耳の血流を良くする薬と、神経に作用してバランスを整える
ビタミン剤を2週間飲んで、再診することになった。

日常生活で聞こえづらくて困るということは全然ないんだけどなあ。
去年会社の健康診断で聴覚検査したけど、そのときは異常なしだった。
あのときより聞こえなくなってるってことか。
というか、みんなはもっと広い範囲の音を聞き取ってるってことだよね。
どんなふうに聞こえてるんだろう。
バイクとか工事の音とか、私は今でもうるさく感じるのに、
みんなはもっとうるさいの? 

薬の他の注意事項としては、
うつむいた姿勢を長くとらないようにいうことなので、
しばらくはちょこちょこ上を向きながら家事・育児です。
そしてこうたろうといっしょに耳鼻科通い&せっせと薬の服用。
こうたろうはまだ医療費がタダなので、それに慣れてしまった今は
自分の診察料がバカ高く感じる。「そんなに払うの!?」なんて。
あー、病院も、診察料のポイントためて商品ゲット!とか
キャッシュバックシステムとかあれば楽しいのになー。


耳鼻科日誌3

2007-05-11 | kid
こうたろう、耳鼻科3回目。
今回は、夜勤シフトの相方もいっしょ。

前日の夜、「明日の朝、お耳のお医者さんに行こうね」と言ったら
「やだーーー、行かない! おうちでお耳のお水とるの!」と半べそ。
おうちじゃ取れないんだよ……お医者さんじゃないと。
保育園に行くふりをしてそのまま病院に行ってしまうことも考えたが、
それでは不信感が募るだけだ。今後もっとやっかいなことになる。
抱っこしてもうその話はやめ、朝を迎えてから今度は相方が説得。
あれこれ話していたが「やだ!」の一点張り。
「でもシールもらえるよ」
「シールだけもらうの〜」
「それはダメだと思うなあ」
というやりとりのあと、相方が
「まあ、行くだけ行ってみようか」
と言ったら、なぜかこうたろうが素直に「うん」。

??
「行くだけ行ってみよう」って言葉でなんであんなにあっさり納得したのか?
まあいいや、と思いつつ、耳鼻科へ。

待ち時間の1時間ちょっと、相方がいるとうんと短く感じた。
誰かといっしょだとこんなに違うのか。ラクだった〜。
こうたろうもお父さんと絵本を見たりして楽しそうだった。

そして名前が呼ばれ、こうたろうは潔く歩いていく。
あんなにイヤがっていたのに、何がきっかけでふっきれたのかなあ?と
不思議に思いつつも、こうたろうの後ろをついていった。
しかしこうたろう、診察室に入口で仁王立ちになり、
先生に向かって元気よくこう叫んだのだ。

「シールだけもらいます!」

爆笑〜!
敬語なのがまた笑える。先生も吹き出していた。
「行くだけ行ってみる」って、「シールだけもらえるかどうか、
言うだけ言ってみる」という意味合いにとったのか。
「シールください」と懇願するんじゃなくて、
「シールだけもらいます!」って断言するとは勇ましい。
待ってる間、そう言おうって決めてたんだなあと思うと、
おかしいのと共に、成長したなーと感動さえしてしまった。

もちろんシールだけもらえるはずもなく、
(っていうか、1時間も待ってシール1枚でいいのかよ!)
お決まりのコースで受診。相当暴れていたがなんとか終了。
1度目、2度目に比べて泣きは少なかった。

そしてうれしかったのが、先生から
「お水の量が少し減ってますね」と言われたこと。
よかったー! 前回は「悪化はしてないけど変わらず」と言われたのだ。
思わず出た私の笑みに、先生は「あ、でも、まだまだあるんだけど」と
すぐに付け加えていたけど、少しでも改善に向かってるのは安心した。

帰り道で相方に「今日はありがとう。これでもう、ひとりでも
病院連れて行ってもらえるよね!」と
明るく言ってみたが、相方からは「う、うーーーーん」という返事しか
返ってこないのだった。
ううむ、こっちも時間をかけて改善していかないとかな。


言語獲得中

2007-05-08 | kid
こうたろうが憎まれ口をたたくお年頃。
叱られると、「バカ!」とか「お母さんなんか知らない!」とか。
まあ、何を叫んだところでしょせん3歳児。かわいいもんである。
でも、このあいだ、泣きながら「バカー!」と言ったあとに

「ぶたにく!」

ときたのにはびっくりした。
「ブタ」じゃなくて「豚肉」ですからね。真顔で。
なんという攻撃力。おもしろいなあ。
怒っていたのに笑ってしまったではないか。

こうたろうは、バカとか言うわりには、
「バカって言ったら自分がバカなんだよね!」と
なんだか良い子ちゃんのように得意げに言うこともある。
たぶん、先生が教えたんだと思う。でもこうたろうは、
これが発展して「ダメって言ったら自分がダメなんだよね!」とか
だんだんズレてきて、しまいには、
「ともえ先生って言ったら自分がともえ先生なんだよね!」などと
意味不明な状態に。
そんなー、じゃあ松嶋菜々子って言ったら自分が松嶋菜々子?
いくらでも言うぞ、菜々子、菜々子!

っていうか、それを言うならこうたろうはすでに「ぶたにく」だ。
誰に教わったんだろう? 
こんなこと、親の私は教えてやれない。考えつきもしない。
集団生活ってすごいなあ。



万有引力

2007-05-04 | monologue
どうして人は、
嬉しいことがあると、
上を向いたり、ジャンプしたりして、
引力に逆らおうとするのかなあ。

で、悲しいことがあると、
うつむいたり、寝込んだりして、
引力に抵抗しないんだよな。

引力に逆らった始まりって、二足歩行したときなのかな。
おかげで人は両手を使えるようになって、頭もよくなって。
今では、ぴっと背筋を伸ばして地面から90度になるのが、
人として「正しい姿勢」になってる。

「希望を持って強く生きること」と、
引力に逆らうことって、イコールなのかな。

なんてことを考えている、ゴールデンウィークの後盤。

さっき、こうたろうとふたりで近所を散策してたら、
野生のタケノコを見つけました。

にょっきり、引力に逆らってました。

考えたら、植物なんてほとんどそうだ。
恐れ入りました。