みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

2歳児との戦い

2006-02-28 | kid
以前はちょっと怒鳴るだけでふえーんと泣いていたこうたろうも、
2歳を過ぎてからはどんどんツワモノになってきている。
私の怒り度がレベル1程度なら、「おかあさん、好き~。チュー」などと
顔を寄せてくる、というすごいワザに出る。そんなことされたら怒れませんがな。
こういうずるい男っているよなあ。
レベル2くらいだと、例えばこんな感じ。
「出かけるからジャンバー着ようね」「きなーい」「だって寒いよ」
「やーだ。きない、も~~ん」と何度が押し問答があったあと、私が「あっそ!」とプチギレ。
するとこうたろうはすかさず、両手を上にあげて振りながら「アッソ! アッソ!」と
踊り出すのだ。そのアホダンスに、もう怒る気力も奪われてしまう。
ほどほどのしぶとさとユーモアがあって大変よろしい、と内心喜ぶ気持ちもあるのだが、
危なかったり他人に迷惑だったり、それは絶対絶対ダメーっ!!というようなときには
本当に困る。
で、生み出したのが「お母さん怪獣」。
もはや、「こら!」とか「だめでしょう!」とかいう人間の言葉は使わない。

ウオオオオオォォ~~~!!!!
ぎゃおおお~~!


と、やるのである。もちろん、ここぞというときの最後の手段だけど。
コンセプトはナウシカに出てくる巨神兵。
腕を振り上げ、手はこうたろうにつかみかかんばかりに指を曲げ、
怪獣になりきる。(←もと演劇部。)
これはホントにビビってくれる。初めてこれを見た相方が、
私が育児ノイローゼかなにかでおかしくなってしまったと思い、
後ろから抱きしめて頭をなでてくれた、という逸話つき。
「もうしない~。ごめんなさいー」
とこうたろうが降参したら、怪獣のまま「ウオー」とか言いながらいったん退場。
そしていつものやさしいお母さんに戻って笑顔でこうたろうに駆け寄り、
「もうしちゃだめだよ。ちゃんとわかったね、いい子だね」と
ぎゅーっと抱きしめる。
するとこうたろうは、私の腕の中で「うん、もうしない」と
すなおに反省してあまえてくるのだ。
かなり効果があるし、私自身、怒りで殴りそうになるのを抑えるよりも
ずっとストレスがたまらない。
ただ、これは外でできないのが難。私の体調もよくないとうまくいかないし、
ちょっとでも私が笑ってしまおうものなら全部パーである。

それが、このたび、いい方法ができたのだ。
眼科の先生に言われたとおり、昨日使い捨てのコンタクトレンズに変えたのだが、
夜、それをはずしてティッシュに取った。
それを見ていたこうたろうが不思議そうな顔をしていたので、遊び心で
「ぺたっ、ぺたっ」とこうたろの手にくっつけたら
「こ、こわい~~~!!」
と泣き出したのである。ええ? これがこわいの?
「ごめんごめん、捨てちゃうね、ポイ!」とレンズをはずしてティッシュにくるんだが、
私はあえてゴミ箱には捨てなかった。

その後、「お風呂に入ろうね」と言ったら「やーだ、はいんなーい」のイヤイヤマン。
ふふふ、出番だ、出番。
「お風呂に入らないと、おめめ、来るよ」
例のティッシュをぱらっと広げてレンズを見せる。こうたろうは急いで服を脱ぎだした。

つ、つかえる……!ニヤリ。

風邪が治ったかと思ったら目の調子が悪くなって、まったく呪われてるのかと
思ったけど、こんないいことにつながったなんて、ケガの功名。
でもいつまで効力あるかなあ。

花粉疑惑

2006-02-25 | health
丹田を温めているおかげで、最近体調がいいわあ♪と思っていたら、
今度は目が絶不調……(-_-;
目というより、まぶたとか、涙腺の穴の付近が痛痒い。
ほっとけば治るかなと思って1週間放置していたけど、
なんだかいろんな症状が出てきて、
悪化してるのか回復しているのか、それさえもよくわからない。

認めたくないんだけど、
も、もしかして……もしかして……
ついに花粉症?
やだやだやだ~~~!!

で、今日やっと眼科へ。
診察の結果、花粉症ではなくて、コンタクトレンズが汚れていたせいで
ばい菌が入って炎症を起こしているらしい。

私は両目とも視力が0.4くらい。日常生活は裸眼でも特に支障ない。
独身のころは毎日レンズを入れていたけど、今はイベントがあるときだけつけている。
イベントなんて月に一回あるかどうかなので、コンタクトレンズも
1ヶ月(へたすれば2ヶ月平気で)保存ケースに入れっぱなしだったのだ。
先生に言わせると、これは決してあってはならない恐ろしいことらしい。
「保存ケースで菌がいっぱい繁殖するんだよ! ひどくなると、こうなるよ!」
などと、こわい症例写真を見せられ、
「あなたの話聞いてると、もう使い捨てレンズしか選択はないと思う」
とあきれられてしまった。
でも、今年も花粉症セーフだったみたい、よかったよかった。


話は変わるけど、今日は相方の誕生日。
やっと31歳だって。
結婚したとき、私は30歳で、相方は25歳だった。若いよ!
今思うと、なんて勇気のある人なんだろう……。
えらいなあ。ありがとう、相方。
当時は「すごい年下のだんなさん」みたいなことを言われたけど、
35歳(あと半年くらいで36だけど)と31歳の夫婦って、
そんなに年の差を感じなくありません? 
あ、でもこれは数字のマジックで、私が40歳で相方が35歳だったら
また「だんなさん若いねー!」とか言われるのか。
その次は50歳と45歳。そのまた次は60歳と55歳。
100歳と95歳なんて、すっごい差がありそうに感じるなあ。
110歳と105歳。あ、ここまでくるとあんまり変わらない気が……
って、そこまで生きないと終わらないのかー。


エプロンおじいさん

2006-02-23 | kid
私は今、横浜市の都筑区に住んでいる。
住人の平均年齢36歳、小さな子供のいるファミリーが多く、
広い駅まわりを歩くとそこはベビーカー&犬天国。
お店も街のつくりも、我々ヤングママ(許して)にはすごく住みやすいエリア。

私はここの区役所が好きだ。
区役所が好き、なんて今まで発想にもなかったのだが、
きれいだし、吹き抜けの建物も開放的で気持ちいいので、
駅に行く途中でわざわざ通り抜けたりする。
一階にはいつも、区民が描いた絵や写真が展示されていて、
「いいところに住んでるなあ、私」なんて、思う。

都筑区役所には、なんと託児コーナーがある。
区役所で用事がすむまで、スタッフが子供を見ていてくれるのだ。
もちろん無料。予約もいらない。
私も、こうたろうが保育園に入るまではたまに利用していた。

今日、用事があって区役所に行った。
久しぶりに託児コーナーの前を通ってびっくり。
前はここに若いお姉さんスタッフがいたのだが、今日は
黄色いエプロンをしたおじいさんがふたり、座って話していたのだ。

あー、なんか、いいなあ。

託児というと、女の人に見てもらうイメージが強い。
でもおじいさんに子供を見てもらえるのって、すごくうれしいなと思った。
子供を持ってみて初めてわかったけど、身内にしろ他人にしろ、
おじいさんの子供を見る目というのは本当にやさしくて、
とてもいい距離でかわいがってくれる。
そして、子供は意外と(というのも失礼か)おじいさんが好きだ。
子育てのノウハウとかを超越した、特有のあったかオーラがあるんだと思う。

保育園にもおじいさん保育士さんとかいたらいいのに。
中田市長に提案してみようかなあ。

読書記録2006-5

2006-02-22 | book
14「ありがとう、赤ちゃん―60歳初出産の物語―」影山百合子 充実度★★★★☆
2001年、タイトルのとおり、60歳で初出産をした女性の手記。
そういえばそんなニュースを聞いた気もする。
あのときマスコミは、「すっごいおばあさんが初出産した」みたいなニュアンスで報道していたのだが、
本を読めば、彼女自身はまったくおばあさんではなく、
ともすれば30代よりもずっと若々しい精神年齢と肉体を持っていることがよくわかる。
著者の影山さんは、25歳のときに結婚。心の通わない夫婦生活を続けたあと、
52歳で24歳年下の男性と恋に堕ち、離婚、そして再婚。
そして努力に努力を重ね、60歳で初出産に挑むわけである。

そもそも、今の60歳って、そんなにお年寄りだろうか?
手近なところで、私の母は今年60歳。孫がいるから「ばーば」と
呼ばれたりすることもあるけど、全然ばーさんではない。
もしも母が、24歳年下の男性と恋に堕ちたら?
(父はどうするとか、そういうことはこの場合おいといて、あくまでも女性として
想像できるかどうかっていう話。これまで母にうわついた出来事は一切ない)
母の24歳年下といえば、これも、手近なところで私。
私の同級生と母が恋に堕ちる。アリだ。まったくアリだと思う。

影山さんは、本の中で「神」とか「愛」という言葉を多用しており、
ことに彼のことに関しては、お互いをすべて理解しあっている存在として
どこまでも熱烈モードを保っている。
この妊娠は、卵子提供による体外受精。
もちろん、ご主人の理解と協力が必須となる行為である。
私はここまではあまり抵抗なく読んでいたのだが、ひとつだけわからないことがあった。
経済的にも体力的にも、そして精神的にも度重なるハードルを越え、
やっと妊娠したというのに、彼女は妊娠5ヶ月まで彼にそのことを告げなかったのだ。
しかも、職場の人たちには知らせていたのに。
そして妊娠を知った彼は、「60歳で出産なんて無理だ、病院へ行こう」などと
言い出すのである。つまり堕胎しろっていうことだ。
なんでー?? 全然理解しあってないじゃん!
彼が影山さんの体を心配しての言葉だったとして、そのあたりは
軽く流されてしまっていたが、少し疑問が残った。
妊娠を5ヶ月まで言えなかったほうにも、おろせと言ったほうにも。

この手記には、付録的に卵子提供・代理母出産情報センターの方のコメントが
載っているのだが、個人的にはこちらのほうが面白かった。

2001年の7月生まれってことは、今4歳かあ……。
その後の育児も知りたい気がする。

羨望の娘

2006-02-19 | kid
保育園友達、Hちゃんのお宅に遊びに行ってきた。
Hちゃんは、圧倒的に男の子率の高いこうたろうの保育園で数少ない女の子。
しかもこうたろうと同級生で、ヤツはがんばってアプローチして
仲良くしてもらっているようだ。

でも、びっくりした。
Hちゃんが、

引き出しという引き出しをあけて中のものを全部ポイポイと放り投げたり、
高いところを見ればすかさず登ってジャンプしたり、
ごはんの途中でうろうろと歩き回って親の食事をじゃましたり、

しないなんて!!

私の周りの友達や親戚の子供というとなぜか男の子が多く、
「うちはすごい」「いや、うちもすごい」と
いかに派手なことをやってくれるかという話で盛り上がる(?)ので、
2歳なんてみんなこんなもんだと思っていた。

いろんな男の子もいろんな女の子もいるだろうから
「男の子は大変で女の子はラク」ってことではないんだと思うけど、
Hちゃんママの「2歳になって手がかからなくなったよ~」という言葉は
ショーゲキと言ってもよかった。

たしかに、こうたろうと2人で遊んでいるのを見ていてもHちゃんはオトナだ。
こうたろうより5ヶ月も下なのに、格段に精神年齢が高い。
歌い方や踊り方も愛らしいし、私の膝でおとなしくDVDを見ている姿など
なんだかゆったりと時間が過ぎていく感じ。か、かわいいぞー!

Hちゃんは「パパとママ、どっちが好き?」と聞かれると、教えたわけでもないのに
「パパ、ママ、だいすきー」などと答えるそうだ。いい子だねえ。
というか、いい家族なんだねえ。
そういえば、うちはまだその質問はしていなかったな。
さっそく家に帰ってからこうたろうに
「お父さんとお母さん、どっちが好き?(どきどき)」
と聞いてみたら、即答で「Hちゃん」だってさ。
まあいいけど。

新兵器

2006-02-17 | health
お風呂で湯船につかったとき、自分の足を見て
「な、なんじゃこりゃああああ!」と叫んでしまった。(心で。)

なんというか、ずどんとしているのだ。
太っているのではなくて、膨らんでいる。
靴下のゴムあともくっきり刻印。
ひええ、なんでこんなにむくんでるんだ??

これはおそらく、連日座りっぱなしの仕事で、さらにお茶ばかり飲んでいたせいであろう。
ずいぶん前にしまいこんだ「むくみ取りソックス」があったのを思い出す。
妊娠後期は誰でも足がむくみやすく、私もちょっとそんな感じだったので買ったのだ。
しかしこのソックス、足をぎゅうっと締め付けるようになっているので
履くのにけっこう手やおなかに力がいる。
妊婦はただでさえ腹が出ていてふつうの靴下でも履くのが大変なのに、
こんなにおなかに力を入れたら赤ちゃんが出て来ちゃうよ~! とこわくなり、
そのままお蔵入りだったのだ。
(余談だが、私は妊娠中、足はそんなにでもなくて、指が曲がらないくらい手がむくんだ。)

「立ち仕事で足がむくんでいる方に!」という文句が書いてあったと思うが、
座業の我々もかなり足にくる。打ち合わせだ、取材だとばたばたしている時は
そんなこともないんだけど、このところは、じーーっくり座ってひたすらパソコン、
という日々が続いていたのだ。

で、むくみ取りソックス。
これはすごい。
ぼよぼよだった足がすっきりシェイプアップされているのを実感。
なんといっても、歩くときにスッスッと足が出る。
今までの私は、なんてたっぷりの水分を蓄えていたのだろうか。知らなかった。

今まで「体が重い」と思っていたけど、これは足が重かったのではないか。
発見だ。これからは、腹にホッカイロ、足にむくみ取りソックス。
ちゃくちゃくとおばはん街道まっしぐらな気がするが、健康には変えられない。
さあ、次はなんでしょうか?←やけくそ。

読書記録2006-4

2006-02-15 | book
12「対岸の彼女」角田光代 充実度★★★★☆
タイプの違う女同士の友情がテーマかと思いきや、もっとディープな内容だった。過去と現在が交互に描かれているのだが、その手法がちょっと変わっていておもしろい。高校時代に流れていた曲がばっちり私世代で、「3歳の子供を保育園に預けて働く」というシチュエーションにも共感しまくり。私にとってはいきなりハートを鷲摑みな設定だったが、男の人にはぴんとこない世界かも。
3分の2まで読み進んだあたりまでは、「おおっ、これは五ツ星か!」と思っていたのだが、終盤でパワーダウンした気がした。うまくまとめたという見方もあるけど、最後でどうなるのか楽しみだったのに、案外あっさり終わった感が。もっとやってくれちゃってもよかったのになあ。結局ナナコってどうなったんだっけ?

13「マダムだもの」小林聡美 充実度★★★☆☆
女優、小林聡美さんのエッセイ。夫である三谷幸喜氏とのやりとりがなんともかわいらしい。三谷さんって、こんな人なんだ……なんて、小林さんじゃなくて三谷さんの人間像ばかりが見えた。夫婦っていいな、なんて思いました。

雲隠れ

2006-02-14 | monologue
先週から靴下がかたっぽ、どうしても出てこない。

寝る直前まで靴下を履いていた。
で、布団に入ってから、もごもごと脱いだ。
そこまでは確かなのだが、朝になったら片方だけ消えていた。
どこをどう探しても見つからない。
おかしいなぁ……

私の気が付かないうちに、こうたろうがモノをどこかへやってしまうことはよくある。
でも、そのときは、ヤツは私より先に寝て後に起きているのだ。
猫も犬もねずみもいないし、相方に聞いても知らないと言う。

こういう、部屋でのなくしものって、すごく不思議な気持ちになる。
モノの意志でどこかにいっちゃってるんじゃないかと思う。
「どこか」っていうのは、異次元のどこか。
今まで私がなくしたものたちが集まって、なんだか楽しくやってるんじゃないだろうか。

で、忘れたころに
「え!? な、なんでこんなところにあんの??」
ってところから出てきて、「うひひ」なんて笑ってるような感じがする。

まあそんなことは夢想で、片付けるのがヘタなだけなんだけどね。

ぬくまり中

2006-02-13 | health
月初めにおなかの調子を悪くしたのをきっかけに、
下腹部にホッカイロをあてている。
最初はおなかの具合がよくなるまでと思っていたのだが、
これが思いがけずいい感じなので、胃腸が回復してしっかりごはんを
食べられるようになった今も毎日続けてしまっている。
我ながらババくさいけど……

どういうふうに「いい感じ」なのかというとですね、
なんというか、気持ちが安定するのだ。
意味なく落ち込まない感じ、というのかなあ。
体調が悪いとすぐに後ろ向きになってしまう私にとって、
コレは大きな「治療法」と言っていい。

スピリチュアルな本とか、気孔やヨガの本を見るとたいてい載っているけど、
へその下あたり(丹田というらしい)は人間にとって重要なエリアで、
そこへむかって精神を集中させたり手を当てたりするとパワーが出るそうなのだ。
その精神集中の方法はいろいろあって(どう息を吐けとか、宇宙を感じろとか)
正直、「ふーん、そんなものか」くらいにしか思っていなかった。
でも私のように、そういうスゴイことをイメージしなくても、
単におなかがくだってるからという理由でホッカイロをあてているだけで
じゅうぶん効果が出たのでおどろき。
ただの自己暗示じゃなくて、ホントに医学的根拠があるんだなあと実感する。
本気で取り組んでいない(?)ので、「パワーが出る」ところまでは
いかないけど、なんとなくでも落ち着いて物事を考えられるというのはすばらしい。

というわけで、私のおなかにはホッカイロがいます。
もうやみつきだ。手放せない。
夏になったらどうしようかなぁ……。

女子高生に想う

2006-02-10 | people
どうして最近の女子高校生は、制服のスカートの下に
ズボンを履いているのだろうか?

かつて女子高校生だったはずの私も、だんだん彼女たちが遠い存在になっている。
ルーズソックスとか、ラルフローレンのベストとか、バーバリーのマフラーとか、
あのあたりまではまったく問題なく理解できた。かわいいもん。
でも、ズボンはわからない。いや、ズボン自体は別にいい。
ズボンを履くなら、スカート履かなくてもいいんじゃないの?ってこと。

あのズボン、私は最初、男の子の制服を借りているんだと思っていた。
彼氏のズボン履いちゃってるのかあ! すごい!
と、ホントに思っていた。
もしくは、スカートもズボンもアリの学校で、両方持っているとか。
でもどうやら違うらしい。ジャージなんだってさ。
最近のジャージは、シンプルな濃紺やグレーで、縦ラインとか入ってないのね。

昨日電車で、この「ミニスカ・ズボン」の女子高校生が2人、座席で話し込んでいた。
女子高校生Aが女子高校生Bの悩み相談にのっている、という具合。
突然、女子高校生Aが声のトーンを上げてこう言った。
「努力すれば可能性が広がるかもしれないじゃん!」

努力すれば可能性が広がるかもしれない女子高校生Bは、
女子高校生Aの熱っぽい口調に説き伏せられ、
「そうだね……そうだよね」
と納得していた。

いいねーぇ。
ちょっとうれしくなってそちらを見ると、女子高生Aの座り方がすごい。
両足がぽーんと前に放り投げられ、股ががばっと開いている。
やっぱり、ズボンを履いてると気がゆるんでしまうのだろう。
広がるのは股じゃなくて可能性だけでいいのになぁ……。