みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

リスタート

2007-03-22 | guitar

日曜日、友人クマちゃんファミリーのお宅へおじゃました。
およばれしたとき、私にはひとつだけひっかかるところがあったのだが、
久しぶりに会いたかったので、喜んで一家で出動。
私たちと同じ時期(去年の3月末)に新居にお引越しして、
初の訪問となりました。とってもすてきなおうちでした♪
こうたろうもお姉ちゃん&お兄ちゃんに遊んでもらってとても楽しそうだった。
クマちゃんも輝くようにお美しくなられていて、二児の母とはとても思えない……。
部屋中きちんと整理されていて、お料理もとっても上手で、
クマちゃんお手製の「ビニール袋(スーパーの)を入れるストッカー」とか、
「それとおそろいの食器布巾」とかがさりげなく使われており(マジですっごい素敵なの)、
見ているだけでくらくらした。すばらしい。
金のわらじを履いて探さなくては見つからない嫁とはこういう奥さんのことをいうんだなぁ。
同じ女なのか。体を作ってる組織は私と変わらないはずなのに、なぜこうも違うのだ!
我が身を振り返る一日でした。

で、美味しいランチをご馳走になり、お茶など飲みながらまったり歓談……していると、
ご主人のシンタロウ君が
「michikoさん、ギターのほうはどうですか?」

キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!

そう、そうなんです。
私の「ひとつだけひっかかるところ」はコレでした。
シンタロウ君といえば、私が突然ギターをやりたいと言い出したときに
どんなギターが良いのか懇切丁寧にアドバイスをくれ、
ヤフオクで目当ての商品をあざやかに競り落としてくれた恩人なのである。
なのに、なのに。
今や、すっかりギターはオブジェとなりつつ……。
このブログのプロフィール写真もギターだったりするのになー、おかしいなー。

シンタロウ君はやさしくギターを差し出してくれたのだが、
もう構え方すらぎこちない私。ひええ~どうしよ、これ!
相方が「ドレミファソラシドくらい弾けるでしょ」と助け船を出してくれたが
それもドツボ。弾けたときもありましたが、もう忘れてしまいました。

へらへら笑いながらお返ししたが、シンタロウ君はそのあとしばらくギターと戯れていた。
「線路は続くよどこまでも」のリクエストに応えてくれたり、
私がいつまでたってもたどりつけない「ロビンソン」を自己流でジャカジャカやったり、
おもむろに「ノルウェイの森」(ビートルズね)を弾き始めたりする。
うう、かっこええ……。

だめよ、だめ。こんなんじゃ。
そう思いたち、今日は久しぶりにギターの埃をはらった。
せめて一曲だけでもモノにしなければ!
よしっ、本気で始めるぞー。

ギター講習

2006-09-12 | guitar
日曜日、義姉K子の友人、ギタリストのDちゃんに講習に来てもらった。
もう弦が劣化していたので、いい機会だから張り替えを教わる。
私は自分の持っているギターしか知らないので、
これがギター的にどんな感じなのかをおうかがいした。
で、わかったのは、

・ネックが少し短めで太いこと
・小振りなので女性には向いているということ
・ピンホールが小さいこと
・1975年製にしては状態がいいこと
・ビンテージものだということ

なるほど~。ギターといってもそれぞれに個性があるので、
自分にぴったりのものを見つけるのは一発ではなかなか難しいんだなと実感。
このギターは、初回にしてはすごく相性が良かったと思う。
これも、選ぶ時に多大な協力をしてくれたシンタロウ君のおかげ。ありがとう!

なんとか弦の張り替えをすませ、チューニング方法も教えてもらう。
テキストに書いてあってもイマイチ意味がわからなかったことが、
口で説明してもらったらすんなり理解できた。
Dちゃんは、私が持っていた童謡の楽譜を見ながら、何曲か弾き語りしてくれた。
いや~、いいね、いいね。ライブだよ。
童謡なのにお歌のお兄さんチックにならず、
アコースティックバージョンですっごくしぶい。
泉谷しげるみたいですてきだった。(←超ほめてる)
中でも「線路は続くよ」なんか、元気のいい歌なのに、Dちゃんの手にかかると
しみじみと奥深いバラードになるのだった。
  線路は続くよ どこまでも……
うんうん、人生の線路はどこまでも続くんだよね。野を越え山越え、谷を越えて。
音楽っていいね、ぐすん。

きらきらぼし

2006-08-16 | guitar
気まぐれに初めてテンプレートを変えてみました。
夏らしいのにしようとあれこれやってみたんだけど、
結局大好きなオレンジからどうしても離れられず。
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最近、ギターに興味を持ち始めたこうたろう。
テレビでギターを弾きながら歌っている人を見ると、
「あれ、おかあさんのといっしょだねえ~」と言うではないか。
で、ためしに、私もこうたろうの前でギターをかまえてみたら、
「さいた(チューリップ)!」「ちょうちょ!」などと、リクエストしてくるではないか。
で、「いいよー」と安請け合いをして、ボロボロ弾きくだしながら(コードは超てきとう)
格好だけで「ちょう~ちょ~♪」とかやってみせたら、
いっしょになって首をふったり体をゆすったりしてリズムをとるではないか!

お、おおお~!!
か、かわいいっ。 こうたろう、マジかわいいい~~!!!

もしかしていけちゃう? こうたろうといっしょに、歌えちゃう?
何曲かやったあと、「じゃあ、最後はこうたろうもいっしょに歌おう!」と
誘ったら、「うん、きらきらぼし!」との選曲。

やりましたよ、きらきらぼし。
こうたろうは両手できらきらのお星様を表しながら、
私はまったく合ってないコードを押さえながら。
ギターとともに親子でハモった、初めての瞬間。

しあわせ……

こうたろうも大きくなったなあ。
私が去年ギターを買ったばかりのころは、私が弾こうとすると
どれだけダメって言ってもさわりに来てしまって、ぜんぜん進まなかったのだ。
だから、こうたろうの前ではギターは弾けないと思い込んでしまっていた。
でも、これならもう大丈夫そう。

こうなるとモチベーションが一気にアップ。
コードがついてる童謡のTAB譜をさっそく購入した。
こうたろうがよく歌っている「かたつむり」なんて、CとGだけで弾けちゃうのだ!
これなら半日練習すればイケそうじゃん!

記念すべき「きらきらぼし」はどうだろうと思って見たら、
「きらきら ひかる~」の「ひ」で、さっそくFコードが……
童謡も甘くないのねえ。

でも、これでやっと私のギターも実用的(?)になってきそうな予感。
ありがとう、こうたろう!
こうたろうが「かあちゃん、そこコード違ってるよ」とか言うようになる前に
がんばってマスターしていっぱいデュエットしなくっちゃ~~。
ホントに今のうちだ、今のうち。

その夜、おふろで「こうくんもギターやるの~、ちいさいギター持つの~」なんて
またカワユイことを言っていた。
「そうか、そうか、よしよし。買ってやる買ってやる」と、
孫を見るじいさんのような気分になっている私なのでした。
トイザらスにあるかな~~。

ギタースタンド

2006-06-03 | guitar
昨日、会社帰りに楽器屋の店頭で組み立て式のギタースタンドをみつけた。
なんと360円。
相場は知りませんが、安い。

やっとやっと引越しのダンボールを全部開き終わり、
ギターもケースから出したところ。
これはグッドタイミング♪ 即買いました。

で、家で組み立ててみたものの……。

倒れる。


あれー? 組み立て方まちがえたかな?と思い、確認したが
やっぱりあっている。
これはギターを置かないとだめなのか、と、ギターを置いてみる。が、

倒れる。

スタンドっていうのはギターを立てるためにあるのに
アンタが倒れてちゃしょうがないだろう!!

くそー、御茶ノ水から一時間半かけて持って帰ってきたのに。
途中、スーパーで買い物して、こうたろうを迎えに行って、
ずっしり重い思いして歩いてきたのに。

まあ、安物買いには注意っていうところです。


めぐりあい

2006-05-16 | guitar
浮気をしそうになりました。
通勤帰りの明大通りで、一目惚れして。
あまりにも私好みの甘いフェイスがどうしても忘れられず、
今度会ったらアタックしようかどうしようか思い悩み、
次の出勤日までどきどきして過ごしておりました。
その相手は……

ウクレレ。

だってすっごいすっごいかわいいんだもん!
店頭に吊る下がってるのを見たとたん、きゅーんとなっちゃったんだもん!
しかも、弦は4本。ギターより2本も少ない。
調べてみたら、基本のCコードも1本押さえればいいだけなのだ。(ギターは3本)
弦は丈夫だし、ネックが小さいから指も届きやすいし、軽いし、
トートバッグに入っちゃうくらい小さいし……。
値段を見たら、3980円。しかもソフトケースつき!
ぎゃ~~、これで立ち止まるなっていうほうが無理!
あんまりいいたとえじゃないけど、遊郭をふらふらしてたら
タイプの女郎さんに手招きされてしまったような気分。

しかし、このあたりは私もオトナになっている。
楽器は「安い」というのがいいこととは限らないのだ。
即買いはとどまり、ネットでいろいろと調べる。
ウクレレをやってる人たちって、ホントに楽しそう。
コードなんかてきとうでいいもんね、チューニングが合ってなくてもいいもんね、
楽しけりゃいいんだよ、ポロポロ~♪って感じなのだ。
「世界で一番簡単な弦楽器」とも言われているとか。
「ギターに挫折したお父さんに最適!」というような言葉も……。
私はお父さんではないが、かなりこれに近い。

で、意を決して、次の出勤日の昼休みに楽器屋へ行ってみた。
私が呼び込まれてしまったウクレレをちょっと弾いてみる。
ぽろろん、という軽やかな音は出ない。
近くにあった16800円のものを試す。
さっきよりはマシな感じだが、あまり楽しい音ではない。

あれ……やっぱり、ちょっと違ったかな……。

で、何軒かめぐる。
これまで行っていなかった店ものぞき、
6980円の「初心者におすすめ!」という札がついているものをじっと見ていたら、
若い店員Aが近寄ってきてあーだこーだと勧めてくる。
が、私が「ちょっと弾いてみてください」とお願いしたら、
「えっ、ぼ、僕、弾けないんです」と言って、中堅どころの店員Bを呼んできた。

店員Bは見るからにミュージシャン風。親指の爪だけ伸ばしている。
私の質問にもてきぱきと答えてくれたので、正直に
「アコギに行き詰まっているので、ウクレレならどうかと……」と話してみた。
すると、
「いや、同じっすよ。
ウクレレがうまく弾ける人っていうのは、イコール、ギターもちゃんと弾けます」
という返事。
いろいろ話しているうち、2人の間で(?)「アコギをがんばってマスターすべき」という結論に。
しかも、その初心者におすすめな6980円の品をちょっと弾いて、
「まあ、7000円の音ですね。ちょっと遊びたいとか、アコギに疲れちゃったから
ウクレレでホネ休めしてまたギターに戻るっていうのならいいと思うけど」とな。
彼は決して、売る気のないダメ店員ではない。
こういう店員こそがプロなんだろうし、本気で音楽や楽器を愛してるんだと思う。

もちろん、彼の言うことが絶対100パーセント正しいというわけではない。
ウクレレのほうが断然簡単で楽しいという意見もたくさんあるし、
7000円クラスのウクレレならまあまあという見方もある。
でも、私の場合、店員Bと話したことで、ウクレレへの熱が冷めた。
そういう「めぐりあわせ」だったのだ。

ということで、浮気は未遂に終わりました。
今そばにある本命ギターとの愛を育んでいくことにします。

ギターケース購入♪

2006-03-01 | guitar
今月末に市内に引越しをすることになりました。

育児家事仕事に加え、荷造りやらゴミ処理やら手続きやら感傷やら計画やら、
もろもろ忙しい日々なのでありますが、気がかりだったのがギターの運搬。

これまでむき出しのまま、埃よけに大きめのバンダナをかけていた。
教室に習いに行くつもりも今のところはないし、路上ライブの予定もないので
今まで保留にしていたけど、いい機会だからケースを買うことに。

私は基本的に在宅仕事だが、週に2回ほど、神保町にある会社に通勤している。
神保町といえば本屋と楽器屋(あとスポーツ用品店)の密集した地帯。
昨日、ふと「今日買って帰ろうかな」と思いたった。
普段なら、会社帰りに保育園とスーパーに寄って子供と食材と仕事バッグを持って
帰宅するだけでもひいひい言ってるところだけど、今日は相方がお休み。
こうたろうのお迎えを頼んであるので、私の手があく。
雨もなんとか降らないですみそうだし、今日がチャンス!

社内にはモリタニ氏というベーシストの青年がいて、楽器のことを聞くのに
とっても心強い味方。(このブログのこと教えてないのに勝手に本名でごめんね)
ソフトケースで十分ということなので、お昼休み、会社から御茶ノ水駅に向かって、
点在する楽器屋にひとつひとつ入る。だいたい安くても5000円前後。
で、駅近くまで登っていって、たどりついたのが下倉楽器。
ココはモリタニ氏のおススメショップで、品数も多くて入りやすい。
店頭で980円のを見つけたのだが、さすがにぺらぺらでしょぼい。
その隣の2980円のを見せてもらったら、なんだかすっと手になじむ感じだったので
迷わずそちらを購入。しかし、折りたたむこともできず、紙袋にも入らないので、
会社までしょって帰ることに。
しかも中身入ってないのに。あやしい。あやしすぎる私。

モリタニ氏に見てもらったら「クッションがしっかりしてるし、肩掛けが両方ついているし、
これで3000円切ったならすごくいい買い物!」とお墨付き。
やった~~
楽譜入れるポケットがついてるのと、2箇所ある取っ手の位置もいい感じ。
リュックみたいに両肩で背負えるようにもなっているので、
万が一、こうたろうとギターを両方一人で運ばなくてはならないという最悪の事態に
なってもなんとかなりそうだ。
しかし、こういうアイテムをそろえると、がぜんやる気が出るものですね。
自分はつくづく、形から入るタイプだなあと思う。
これで持ち運びOK!となったら、いろいろな思惑が浮かんでは消える。
ああ、楽しみ。早いところ引越しをやっつけて練習するぞー!

ギター少年、山岸竜之介君がシブい!

2006-01-23 | guitar
「さんまのからくりテレビ」に出ている浪速のギター少年、
山岸竜之介君をご存知でしょうか。

5歳にして、ものすごいギターテク。
どうやったらあんなふうにカッコよく弾けるんだろう。
っていうか、お父さんとお母さんはどんなふうに育てたんだろうか。

幼い関西弁も、彼が発するとまたしびれるんだわ、これが。
負けずぎらいで、友情には厚い。
一緒にバンドを組んでるこまっしゃくれた瑠璃ちゃんという女の子にはからきし弱く、
「ちょっとそんなオンナやめときなさいよ!」なんて私なんかは思ってしまうのだが、
でもまあ、男の子ってああいう生意気な女の子に魅かれる時期があるんだよね。


あのトシで、ジミヘンだのクランプトンだののよさがわかるっていうのが
まずもって才能だ。
お父さんの影響を色濃く受けているらしいけど、でもやっぱりあのスゴ腕、
ギターに対する愛情は竜之介君本人が持って生まれた天性のものであり、
「根から好き」の「根」の部分を備えているんだろう。

よく、「親の影響」という言葉を聞くけれど、本人にその素質がないかぎり
どう教育しても伸びないと思う。
簡単に言うと、好きになるか嫌いになるか(興味がもてないか)は
周囲の影響というよりも宇宙の意志というか、本人にも動かせないものだ。

これからの竜之介君の動向が気になる。
あと、ホントはギターがやりたかったのに、瑠璃ちゃんのワガママで
ベースに転向してしまった祐門君の今後も。
(皮肉にも、意外とこういう展開で成功してしまうパターンってあるんだよな~)